今月の特集題 教会全体修養会

 

                      心も体も2キロ増    豊川昭夫

 

8月2、3日にかけ郡馬県片品村にあるシャレーみのりを会場として教会全体修養会が開催されました。会場のオーナーは沼田教会員であり、今回も大変暖かく迎えて下さいました。

参加は大人16人、中学生1人、小学生1人の合計18人でした。

 

先発・中継ぎ・抑えの全力投球

開会礼拝は石橋牧師が「神に私の救いはある」という主題のもとにナント1時間半、一気に話され聞く私達をただただ圧倒させる勢いでありました。「賛美に始まり、賛美に終わる人生の恵み」を語り、「神にのみ私の救いと希望があり、その告白を許されている人生の恵み」を示されました。先に行われたキリスト教保育連盟の講演会での、サナダムシ(きよみちゃん)をご自分の体に飼っている藤田紘一郎先生の話や作家井上ひさし氏のヒロシマについての話などを織り込ませながら、1時間半聞く私達を、全く飽きさせないものでした。それが証拠に中学一年と小学五年の私の子どもも真剣に聞き入っていたのです!こんなことは曾てありませんでした。石橋先生曰く「子どもに向かって子どもにわかるように話したのですよ」と(痛く納得)。

考えてみれば、石橋先生は毎回開会礼拝から閉会礼拝まで務めていましたが、今回は二日目の早天礼拝は都築神学生、閉会礼拝は鎌田先生が務めることになっていましたので、後は信頼すべく二人の先生に任せ開会礼拝に全力を注いだのではないでしょうか。まさに現代版野球に例えるなら「先発・中継ぎ・抑え全力投球」の開会礼拝・早天礼拝・閉会礼拝でした。

 

鎌田康子クイズの答えは?

開会礼拝後は、近くの温泉に行きゆっくり露天風呂につかり、その後美味しい食事を戴きました(麦ジュースも美味しかった!)。夜は恒例のビンゴゲームとクイズ大会です。ビンゴゲームの景品の中に、一等二億円の宝くじを入れました。但し、当たったら一割の二千万円を教会に寄付する条件でした。

次々と他の景品が選ばれる中、結局宝くじを取ったのは求道中のM姉で、彼女曰く「絶対当てて、二千万円寄付します!」と(力強いおことぱ)。

クイズは3グループに分け、鎌田先生に関するクイズを出して競いました。例えば「鎌田先生は石橋先生の若い頃の写真を見てどう思ったか。(一、どうも思わなかった。二、素敵だと思った。三、こんな人とは絶対結婚したくないと思った)等など(答えは皆さんの予想通りですよ)。

二日間、神の家族としての豊かな交わりの中、素晴らしいみことばと、美味しい食事そして神様の恵みをいっぱい頂きました。心も体も皆さん一回り大きくなったようです。

この修養会のために多くの方のお祈りを頂きましたことを深く感謝致します。

 (とよかわ あきお)

 

     自然の中で礼拝と交わりの時    岡田浩幸

 

「私にだまされたと思って、是非参加して下さい!」と言う豊川長老の力強い呼び掛けに誘われ、初めて教会全体修養会に参加しました。

シャレーみのりに到着すると早々に開会礼拝が行われ、石橋先生の一時間以上にも及ぷお話を飼いました。教会の伝道主題、年間聖句である詩編六二編について等、ポリュームのあるお話に圧倒されました。

開会礼拝後、近くの温泉ヘ。サウナ、露天風呂等いろいろなお風呂を満喫しました。

温泉では、石橋先生から直接お話を頂く機会がありました。個人的な相談をしたわけですが、表情もおだやかに快く応じて下さいました。思えば石橋先生とゆっくりお話をさせて頂いたのは越谷教会に転入して初めての事で感激しました。

温泉からシャレーみのりに戻り、夕食を待つ間、部屋では空き時間を惜しむかのように豊川将君が勉強をスタート。その姿に驚き、感動しつつ、窓辺で、降りだした雨を見ながら部屋に入る爽やかな風にあたりつつぼんやり。ああ、心地良く自然に浸れる幸せ。

夕食後、ビンゴ、鎌田康子クイズで盛り上がり、二次会へ。二次会の話題は、いつしか「伝道」ヘと変わり、ギデオン協会の活動や伝道委員会の活動について、信仰の先輩方の熱い思いを伺う事ができました。

二日目。早朝礼拝では、都築神学生を通して列王記上の御言葉が与えられました。その後、自然と触れ合い、心ゆったりと自然を満喫し、閉会礼拝ヘ。

閉会礼拝では、鎌田先生より「祈り」についてお話を頂きました。

一泊二日の教会全体修養会。その中心は礼拝でした。神様を礼拝し、牧師先生方を始め、参加者の方々と深い交わりの時を与えられた事は本当にありがたく、ただただ感謝です。

(おかだ ひろゆき)

 

  

越谷教会月報みつばさ2002年9月号「教会全体修養会」より

 

 

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