今月の特集題  主にある交わりの喜び




200%満足の修養会
豊川 昭夫
 今年の教会全体修養会は、8月27日から28日にかけて軽井沢の南ヶ丘倶楽部を会場として行われた。参加者は、小中学生二名、大人十七名、合計十八名であった。

礼拝&礼拝&礼拝
 今回の修養会の中心となったのは、勿論礼拝であった。越谷教会の今年度の年間主題でもある「この岩の上に」を主題の基に開会礼拝と閉会礼拝を石橋先生が務められた。開会礼拝に於いて、実に石橋先生は一時間半に亘り一気に話された。私達がどのような時代を生きていても、「主は生きておられ、貴方こそ生ける神の子です。そして、私達の本当の救いは貴方にある」と信仰告白する、このことの大切さを聖書を通し、また石橋先生の鴻巣教会時代からの牧会を通して痛烈に示されました。
 二日目の早天礼拝は乙部兄が証しをされました。第二次大戦中、中国へ戦争に行かれた体験を通して「人と人とが争うことの愚かさと平和への願い」を切実に訴え、聞く一同に強く感動を与えました。乙部兄が戦争の話をされたのは、なんと60年目にして初めてということでした。
 「礼拝に始まり礼拝で終わる」。もうこれだけで120パーセント満足の修養会でした。

教会巡り&観光
 ご存知のように軽井沢は教会がいくつもあり、今回の修養会では四つの教会巡りをしました。初日、先ずは石の教会。地下一階は内村鑑三記念館になっています。お隣の軽井沢高原教会とどちらも結婚式に最適な教会とあって、ある姉妹は早速パンフレットを貰いに行きました。由美子先生からは、「豊川さん、もう一度結婚式を挙げれば」とのお言葉。それ程、素敵な教会でした。二日目は、軽井沢聖パウロカトリック教会と軽井沢で最初に建てられた日本聖公会軽井沢ショー記念礼拝堂。荻田姉が充分な下調べをしていたお蔭で軽井沢銀座の買い物と併せ充実した観光コースをすることが出来ました。

交わり&お楽しみ会
 初日の夜は、恒例のビンゴゲームやクイズ大会をしました。今回のクイズは「誰々さんだったら知っているであろう越谷教会常識クイズ」と「教会なぞなぞクイズ」。
 神様の家族としてに大いに学び・遊んだ二日間。200パーセント満足の修養会を過ごせましたことを感謝します。特に多くの方々に御加祷を頂きましたことを重ねて感謝します。

最後に一部クイズの内容を載せます。皆様も挑戦してみてください。
@ 「遠藤国昭さんだったら知っているであろう越谷教会常識クイズ」
    階段の踊り場の数と階段数は?
A 「森谷愛さんだったら知っているであろう越谷教会常識クイズ」
    聖餐台の高さは?
B 「礼拝中先生の顔を見ないで外ばかり見ている人だったら知っているであろう越谷教会常識クイズ」
    ズバリ、窓はいくつあるか?
(なぞなぞクイズ)
C この教会の集会はたぶん、長良川でしていたことから始まっただろうと思われるのは?
(答えはこのページの下に載ってます)
(とよかわ あきお)

この一冊の聖書が
乙部栄次郎
 今年の越谷教会全体修養会は軽井沢の南ヶ丘倶楽部に於いて一泊二日の日程で行われた。静かな環境と整った研修施設の中で、参加者十八名が聖書の学びと共に主に在って楽しい交わりの時を持つことができ感謝でした。
 当日は幼稚園父母の会を終えて駆けつけられた石橋先生の到着を待って行われた開会礼拝では、時間的に余裕のある一泊修養会ならではの寛いだ雰囲気の中で懇ろなメッセージを伺うことができ、続く自由討議の時間でも和やかに質疑応答が交わされた事も有意義でした。   
 ところで、標題を「この一冊の聖書が」としましたのは修養会の総合プランナーである豊川兄から翌朝の早天礼拝の奨励を私に、と指名がありこの大役に何を語るべきかを祈りのうちに示されたのが「この一冊の聖書が」だったのです。実はこの標題は、荻田兄姉と共に私も所属している日本国際ギデオン協会の会員が先年作詞作曲したゴスペルの曲名でもあるのですが、聖書によって多くの人がキリストの救いに与ったように、私もかつて敗戦の一兵卒として中国から帰還し虚無にすさんでいた心に再び生きる希望と勇気を与えてくれたのもこの一冊の聖書でした。
 現代の若者達にも、是非この一冊の聖書を読んで欲しいと訴え願う思いを曲に託したこのゴスペルを修養会で聞いてもらいたくて私は楽譜をコピーして持参したのですが、伴奏をお願いした鵜飼姉は初見にもかかわらず快く弾いてくださり早天礼拝で皆さんに賛美して頂くことが出来感謝でした。
私には心に残る修養会でした。
(お望みの方には楽譜をさしあげます)
(おとべ えいじろう)

越谷教会月報みつばさ2004年9月号特集「主にある交わりの喜び」より

クイズの答え @:2と16段  A:80cm  B:5つ  C:祈祷会(きっと、鵜飼い)


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