今月の特集題 聖霊の働きへのめざめ
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小幡 正 |
今の仕事はアルバイトで、生活は楽ではない。もっと条件のいい仕事をお与え下さい、正社員になれますように、もっといいアパートに引越せますように、自分のパソコンを買うことができますように、と願う自分がいるが、神様に祈る時、言葉が続かなくなったりすることがある。![]() この二人の自分(?!)の祈りがうまく調和できなくて、心の底の願いを神様に話せなくなったこともあった。しかし、願いごとを述べないでただ「解決の道を開いて下さい」「最善の道をお与え下さい」「みこころにかなった形で」などとだけ祈っても、それも正直でない気がして嫌だった。 聖霊の働きについて聖書にはたくさん書かれているが、その中で、変な言い方かもしれないが「いちばん好き」なのは、どう祈るべきかわからない時「言葉に表せないうめき」をもってとりなして下さる(ローマの信徒への手紙8章26節)聖霊の働きだ。 神様のご計画とは、人を細いレールの上を進ませて不自由にするようなものではないと思う。むしろ、人の心の底からの声にならない嘆きや叫びにも、神様は強い関心と深い愛をもって耳を傾けられ、そしてそれは、全く新しい神様のみわざが示されることにつながるのだ、と信じている。そこら辺が神学的にどう考えられているのかはわからないが、そうに違いないと信じている。 ![]() イエス様にこの地上でお目にかかれなくても、聖霊によって私達との間のパイプはしっかり確保されていると信じて祈り続けたい。 代々の聖徒らを強く生かしたる御霊を我にも与えたまえ(讃美歌270) アーメン |
(おばた ただし) |
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越谷教会月報みつばさ2006年6月号特集「聖霊の働きへのめざめ」より |
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