今月の特集題 2007年度 教会総会
書記 豊川 昭夫 |
2007年度の教会総会は、4月22日主礼拝後に行われた。出席者は男性16名、女性36名、合計52名。現住陪餐会員200名の5分の1(40名)以上の出席により総会は成立。尚、委任状は48通。 始めに石橋牧師より、教務教勢・行事・役員会報告がなされた。昨年度は、信仰告白1名を含め増が3名に対して、逝去者・転出者合計5名で前年度に比較して2名の減であった。礼拝出席者は若干減っているため、今後の教勢の回復が課題となった。 ◇各部各委員会報告 伝道牧会委員会は、8月に群馬県片品村で教会全体修養会、2月に「信仰の先輩に聞く&石橋牧師と語る会」を開催した。また、青年会との交流のため、初めての試みとして卓球大会を開催した(11月)。 壮年会、婦人会、ダビデ会(青年会)とも毎月第二週の例会を中心に例年通りの活動を実施。婦人会は新年度新しい執行部となり、前会長の川田姉は埼玉地区の婦人部委員長に就任した。 教会学校は、一昨年に引き続いて8月に韓国の啓明星教会の生徒23名を迎え入れて合同キャンプを実施した。 礼拝音楽奉仕の会は、恒例となっている讃美夕礼拝とキャロリングを行った。新年度は声楽指導者を招きたいとの報告。 ターミナルケア勉強会は、今年も病床訪問・心も体も信仰もゆったりの会・平成園ボランティアの実践三部門を実施。ゆったりの会は二月にかんぽの宿寄居に宿泊した。 みつばさ編集印刷委員会は、新しいスタッフも加わった。2月で、実に270号を発行した。 キャンドルサーヴィス実行委員会は、BSCカルテットに変わって(メンバーの病気のため)JBSカルテットが演奏した。一部二部合計で540名の参加があった。 インターネット委員会は、聖書カレンダーの充実、また駐車場の地図や広域地図もアップして、新来者に対して配慮をした。 バザー委員会は、「子ども達にとって楽しいバザー」のテーマを掲げて実施し、41万円強の収益があった。 聖書で英語を読む会は、年間延べ98名が参加した。 附属幼稚園は新しくバスを一台購入した。3月に51名が卒園し、2007年度全園児は142名。 ◇会計・献金報告 教会一般会計は、残念ながら約30万円の赤字決算となり、今後皆様の強いご協力を願うこととなった。 第二礼拝堂建築献金は、後もう少しで銀行借入金を返済出来る。今後は教会債の返済をしてゆく。 ナルドの壷献金、隠退教師を支える百円献金、東京神学大学後援会献金はそれぞれ年額約35万、18万、14万円と多く献金が捧げられた。 1.2007年度伝道計画案に関する件 年間主題 『永遠の憩いの場としての教会』 主題聖句 「ここは永遠にわたしの憩い地」(詩編132編14節) 主題、聖句とも前年度を踏襲。「伝道する教会」「伝道する信徒」を目指し、信徒が声をかけやすい伝道プログラムを立て、積極的に証しし伝道する信徒の群れになってゆきたいという願いを持ち、伝道計画案が立てられた。賛成多数で承認。 2.2007年度予算案の件 一般会計は、前年度に比べ50万円減の1450万円の予算が上程され、賛成多数で承認。 3.責任役員に関する件 例年通り、役員会に一任。 4.副牧師招聘委員会設置に関する件 将来の越谷教会及び石橋牧師の後任までも視野に入れながら副牧師を招聘するための委員会を設置する。賛成多数で承認。 役員会選挙については役員会で一年間協議を行った。今年は役員会で推薦候補を上げず、総会席上で予備選挙を実施し12名の役員候補を選出した。その後本選挙で上位6名の一柳民恵、薩摩雅宏、川田光江、奥田尚子、菊地孝枝、岡田浩幸の諸兄姉が選ばれた。尚、任期を満了した貴田陽一兄、森谷愛兄が休職となった。ご苦労様でした。一年間ゆっくり休んで下さい。 教会の中には、様々な意見があり、考え方がある。当然その結果として、時にぶつかることや意見の不一致ということもある。教会総会が人間だけの集まりであったらどんな結果になるのだろうか。しかし教会には、神様が臨んでくださり、神様が私達を導いてくださるという信仰の故に互いの違いを越えて共に歩む道が開けると思う。 2007年度も、主が共にいることの幸いと勇気を持ち、神様から与えられているそれぞれ違った賜物を生かしながら、越谷の地において主イエス・キリストの福音を力強く宣べ伝える教会となれますことを切に祈ります。 |
(とよかわ あきお) |
越谷教会月報みつばさ2007年5月号特集「2007年度 教会総会」より |