今月の特集題  2008年度 教会総会



教会総会報告
書記  豊川 昭夫




 2008年度の教会総会は、4月27日主礼拝後に行われた。出席者は男性16名、女性36名、合計52名。現住陪餐会員199名の5分の1(40名)以上の出席により総会は成立。委任状は44通。

2007年度諸報告
 始めに石橋牧師より、教務教勢・行事・役員会報告がなされた。2007年度は、受洗者1名・信仰告白者2名の増が3名に対して、逝去者1名・教師への異動1名の減が2名で合計1名の増加であった。礼拝出席者は朝礼拝の月平均が93名で、前年度より9名減っており、今後の教勢の回復が課題となった。なお、2007年度より「憩いの会」が発足され毎月第3金曜日に開かれ、平均8名の参加があった。

◇各委員会等報告
 
伝道牧会委員会は、6月に第1回他教会訪問ツアーを実施し野田教会を訪ねた。また同じく初めての企画としてピノキオの映画を見る会も6月に行った。11月に青年会との交流のため、第2回卓球大会を開催。2月には恒例となった「信仰の先輩に聞く&石橋牧師と語る会」を開催した。

 
壮年会、婦人会、ダビデ会(青年会)とも毎月第2週の例会を中心に例年通りの活動を実施。婦人会の例会は毎月20名近くの参加があるが、それに比べ壮年会の例会の出席者数が少ないため、ぜひ例会へ参加して下さるよう世話役より呼び掛けがあった。

 
教会学校は、幼稚科・小学科・中高科の月平均礼拝出席者は89名。附属幼稚園の日曜日自由礼拝の移行に伴い、幼稚科の減少傾向があったが2007年は前年度と同数であった。なお、夏のキャンプは初めて「奥多摩福音の家」に宿泊した。参加は63名。

 
みつばさ編集印刷委員会は、2007年度も教会の大切な文書伝道として8月を除き毎月発行された。次年度は教会の新しい伝道主題を、一年間の特集の主題とする。

 
キャンドルサーヴィス実行委員会は、キャンドルサーヴィスの二部制が定着し一部二部合計で540名の参加があった。諸貫姉が聖歌隊を指導され、聖歌隊賛美が良かったとの報告がなされた。

 
インターネット委員会は、特別集会のページを新規に設け、また掲示板も復活させた。次年度は新しい委員も増え更なるホームページの充実を目指している。

 
バザー委員会は、2007年度も「子どもたちにとって楽しいバザー」のテーマを掲げて実施し、41万円強の収益があった。

 
礼拝音楽奉仕の会は、恒例となった讃美夕礼拝を7月に、またキャロリングを12月に行った。讃美歌21を歌う会は、新しくアンケートを実施して今後の参考とした。

 
ターミナルケア勉強会は、2007年度も病床訪問・心も体も信仰もゆったりの会・平成園ボランティアの実践三部門を実施。ゆったの会は9月に群馬県「サンレイク草木」に宿泊し、富弘美術館などを見学した。

 
聖書で英語を読む会は、年間延べ112名が参加した。

 
附属幼稚園は4月に52名が入園し、2008年度全園児は135名。なお、幼稚園会計報告は、新役員会で会計監査役を選任して2007年度の会計監査を実施し、みつばさで報告がなされることが決定。

◇会計・献金報告
 教会一般会計は、30万円の赤字決算のスタートであったため、残念ながら約40万円の赤字決算となり、今後皆様の強いご協力を願うこととなった。
 第二礼拝堂建築献金は、銀行借入金の返済を終えることが出来た。2008年度は教会債を返済し、全ての借入金の返済が完了する。
 ナルドの壷献金、隠退教師を支える百円献金、東京神学大学後援会献金はそれぞれ年額約36万、19万、15万円と多くの献金が捧げられた。

議案
1.2008年度伝道計画案に関する件
年間主題 
『喜びを分かち合う教会』
主題聖句 
「わたしたちの心は燃えていたではないか」(ルカによる福音書24章32節)
 今年度は主題、聖句とも新しく掲げた。十字架の復活と主の御言葉が、一人一人の心に響き心が燃える。この喜びを分かち合う教会になっていきたいという願いを持って、伝道計画案が立てられた。賛成多数で承認。

2.2008年度予算案の件
 一般会計は、前年度予算に比べ約175万円減の1274万円の予算が上程され、賛成多数で承認。

3.責任役員に関する件
 例年通り、役員会に一任。

役員選挙
 総会席上で予備選挙を実施し12名の役員候補を選出した。その後本選挙で上位6名の榎本喜美夫、荻田久次郎、貴田陽一、清水宏幸、豊川昭夫、森谷愛の諸兄が選ばれた。尚、任期を満了した小幡正兄、田坂邦彦兄が休職となった。ご苦労様でした。一年間ゆっくり休んで下さい。

終りに
 昨年ピノキオの映画会を実施したが、越谷教会百年史を紐とくと1921年(大正10年)に、同じようにキリスト教映画会を開いた記事がある。また次の年には、長尾丁郎牧師のキリスト教講和と浪曲の麒麟児伊藤桃香師の浪曲を聞かせた記事もある。一方、賀川豊彦先生の大講演会を開催し一晩で400名を集めたことも記されている。いずれにしても先達者の福音を宣べ伝えたいという強い想いが伝わってくる。私達も同様に、主が共にいることの幸いと勇気を持ち、神様から与えられているそれぞれ違った賜物を生かしながら、2008年度も越谷の地において主イエス・キリストの福音を力強く宣べ伝える教会となれますことを切に祈ります。  
(とよかわ あきお)

越谷教会月報みつばさ2008年5月号特集「2008年度 教会総会」より


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