今月の特集題 2009年度 教会総会
書記 豊川 昭夫 |
2009年度の教会総会は、4月26日主礼拝後に行われた。出席者は男性12名、女性31名、合計43名。現住陪餐会員201名の5分の1(41名)以上の出席により総会は成立。委任状は43通。 始めに石橋牧師より、教務教勢・行事・役員会報告がなされた。2008年度は、教勢が下降傾向の中、受洗者5名・信仰告白者2名と例年になく多くの受洗者と信仰告白者が与えられた。転入者は1名で8名の増。しかし、一方で逝去者2名と転出者4名で6名の減であったため前年度に比べ2名の会員増であった。12月の役員会で、教会及び幼稚園の堅固な組織作りを検討する機構検討委員会が新しく設置された。 ◇各委員会等報告 伝道牧会委員会は、8月に日光オリーブの里にて教会全体修養会を開催し27名もの多くの参加者があった。その他、6月に他教会訪問ツアー(春日部教会を訪問)、10月に卓球大会、2月に「信仰の先輩に聞く&石橋牧師と語る会」を開催した。 壮年会、婦人会とも毎月第二週の例会を中心に例年通りの活動を実施し、地区や教区の集会にも積極的に参加した。なお、2009年度関東教区婦人会連合の委員長に川田姉が就任した。青年会はバザー等の行事には参加しているが、残念ながら例会は休止状態にあり、今後の課題となっている。 教会学校は、幼稚科・小学科・中高科の月平均礼拝出席者は71名。幼稚科が前年度に比べ17名の減であったが、小学科・中高科は前年度とほぼ同数だった。 みつばさ編集印刷委員会は、2008年度も教会の大切な文書伝道として8月を除き毎月発行された。なお、印刷部数に限りがあるため、20部以上必要とされる場合は、発行前にご連絡下さいとのアナウンスがあった。 キャンドルサーヴィス実行委員会は、諸貫先生の突然のご病気によりソリストの変更があったが、皆様のご協力を頂き無事行う事が出来、今年も一部230名、二部160名もの多くの参加者があった。 インターネット委員会は、携帯電話で見られるページを作成した。次週礼拝予告・集会案内・地図等である。インターネットを通して新来者や受洗者が与えられた喜びの報告もあった。 バザー委員会は、2008年度のテーマ「フェスティバルのような楽しいバザー」を掲げて実施し、40万円強の収益があった。 礼拝音楽奉仕の会は、恒例となった讃美夕礼拝を7月に、またキャロリングを12月に行った。讃美歌21を歌う会は、2009年度も第五週がある月に、礼拝後行う。 ターミナルケア勉強会は、2008年度も病床訪問・心も体も信仰もゆったりの会・平成園ボランティアの実践三部門を実施。ゆったりの会は、実に第16回を数え、10月に栃木県鬼怒川温泉に行った。 副牧師招聘委員会は、状況を見ながら二、三年後に副牧師の招聘をしたいという報告がなされた。 機構検討委員会は、今年度より新しく設置され、附属幼稚園理事会設立についての提案が役員会へ提出された。 附属幼稚園は4月に55名が入園し、2009年度全園児は139名で前年度より4名増加したが、財政的にはまだ厳しい状況にあることが報告された。 ◇会計・献金報告 教会一般会計は、単年度収支では黒字であったが、前年度44万円の赤字決算のスタートであったため、今年も約29万円の赤字でスタートする。役員会の昼食も個人負担にするなど節約に心掛けたいとの報告。 第二礼拝堂建築献金は、12月に教会債を返済し、全ての借入金の返済が完了した。貴田長老の長きにわたる貴重なご奉仕に感謝したい。 ナルドの壷献金、隠退教師を支える百円献金、東京神学大学後援会献金はそれぞれ年額約33万、19万、25万円と多くの献金が捧げられた。 1.2009年度伝道計画案に関する件 年間主題 『喜びを分かち合う教会』 主題聖句 「わたしたちの心は燃えていたではないか」(ルカによる福音書24章32節) 主題、聖句は前年度を踏襲。主は生きておられ、福音は力として私達に与えられている。その福音に生かされる喜びを分かち合い、伝え合い、そして伝道する群れとなって行きたいという願いをもって伝道計画案が立てられた。賛成多数で可決。 2.2009年度予算案の件 一般会計は、前年度予算とほぼ同額の約1286万円の予算が上程され、賛成多数で可決。 3.越谷教会附属幼稚園理事会設立の件 牧師や園長が交代しても幼稚園を円滑に運営させる為、また財政面を含めて安定した幼稚園運営をする為に、役員会の下に越谷教会附属幼稚園理事会を設置する件が上程され、賛成多数で可決。 4.責任役員に関する件 例年通り、役員会に一任。 総会席上で予備選挙を実施し12名の役員候補を選出した。その後本選挙で上位6名の薩摩雅宏、岡田浩幸、小幡正、田坂邦彦、舟橋葉子、浅川信秀の諸兄姉が選ばれた。尚、任期を満了した一柳民恵、奥田尚子、川田光江、菊地孝枝の諸姉が休職となった。ご苦労様でした。一年間ゆっくり休んで下さい。 書記の仕事として毎年この教会総会報告を書いて思う事は、同じような報告をしているが、少しずつ教会が変わっていく過程が分かることです。少しだけなので「今年も去年と同じだ」と思う方もいるかもしれません。しかし、この少しずつの積み重ねが10年もすれば大きな変化になっていきます。それ故、神様としっかり繋がっている信仰と将来を見据えての明確なビジョンの大切を感じます。2009年度も越谷の地において主イエス・キリストの福音を力強く宣べ伝える教会となれますように切に祈ります。 |
(とよかわ あきお) |
越谷教会月報みつばさ2009年5月号特集「2009年度 教会総会」より |