2004/9/11-9/12 台風一過 大型の台風18号が日本列島を縦断した週の週末、様子見をかねて広島へ。 牧場の様子はどうかと、夕方から出かける。 道すがら、道路わきの景色のあちこちに台風の影響が見て取れる。 道路沿いの太田川は、かなり上の方まで草が倒れているし、川の中にときどき、大きな丸太が半分皮がなくなった状態で横たわっていて、かなりの水量だったことがうかがえる。 稲刈りを待つばかりの田んぼの稲は、一面倒れていたり波打っていたりしているし、畑のサトイモの葉は元の形がわからないほどびりびりで、破れ傘のようだ。 虫木の峠のトンネルの手前の山の斜面が崩れて、道路が工事中になっている。当日はおそらく通行止めになっていたことだろう。 小板に到着。まずは台風の様子から、話がはずむ。 で、小板の台風の被害は、どうだったかというと、 河川工事をして以来、家の前に水がでることはなかったのだが、川の水が家からの排水口より上まで増水してしまったため、橋を渡ってきた水が行き場を失い、一時は20cmほどにもなったとか。 また、台風の日が牛の出荷で、風が弱まるのを待つために出荷の時間を遅らせてもらい、高速道路も国道191号の虫木も通行止めだったので、芸北を回って一般道経由で牛を出荷する羽目になったそうだ。 ちょっとみない間に、あきやは一段とたくましくなっている。 本棚から降ろしてもらったとおもったら、今度はネコにちょっかいを出す。 一夜明けて次の日。秋晴れ。 表にでると、掃除の終わった産室に、一時退避していた親子が移動中。 玄関にいくと、あきやは自分で長靴を足の先に引っ掛けて、外に出る気満々である。(でも、まだ自分じゃはけない) 靴を履くと、好奇心に誘われて勝手にどんどん移動していく。 まずは作業場の前にあるスクラップの車のタイヤを回して遊ぶ。 次は作業場の中。レバーがたくさんついている機械を見つけ、上げたり降ろしたりまわしたりして大喜びだ。 おもちゃなんかなくても、ここには遊び道具がてんこ盛りである。 ちょうどショベルを動かしにいくおじいちゃんと合流。 おじいちゃんに運転席にのせてもらって、真剣な表情でハンドルを握る。 こんなにちっちゃいころから、本物ばっかりに囲まれて育ったら、さぞかしたくましい子供になるに違いない。 さて、あきやがいっちゃったので、恒例の撮影タイム。 まずは、大好きな秋の花、アケボノソウを見に行く。 鳥の声に誘われながらオミナエシを見に行く。 深入山には、ススキがよく似合う。 そろそろ戻ろうかと思っていたら、こっちに放牧されてきた牛がいっせいにやってきた。 戻るには牛の中を横切っていかないといけない。なるべく驚かさないようにとゆっくり進んでいると途中までこっちをジーッとみていたが、突然全員で走ってにげていく。その機敏さといったら、まるで野生動物のようだ。 牧柵に絡みついたカラスウリが見事な実をつけている。 去年の秋、ピンボケ写真になってしまった花を探しにいく。1シーズン撮り逃したら、1年待たないといけない。気の長いはなし。 道路わきの大栗の木が見事に実っている。たくさん実が落ちているのに、だれも拾わないのかな? 白いブーケのようなシラネセンキュウ 去年シラヒゲソウを見つけたところにいってみると、ラッキー。2つだけ咲いている。 カチイチゴも色づいておいしそう。 大規模林道脇の土手は、ハギは終わってしまっている。残念、見逃したか。 散歩からかえると、あきやは昼ね中。正直、寝てくれるとほっとするね。 最近、4WDのインプレッサに買い換えた。いままでと違うハンドリングだからと親父の勧めでドライブにいく。 大規模林道の途中で、飛び立つトビの撮影に成功(したとはいえないなぁ)。 夜、BSアンテナを買いに行こうということになり、7:00ごろから2台の車に分譲して可部へ。 食事が終わって解散。インプレッサは小板へ、われわれは広島へ。 |