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「そんなんじゃないわ。あの人はそんなもの必要としていないもの。ひとりで生きていけるの。
完結した世界の中で生きているから、ひとりでも寂しくないのよ。一度訊いたことがあるわ。寂しくないのって。
あの人はぽかんとしていた。きっと、私のいっていることが理解できなかったんだわ。(略)」
(略)
「劉健一のようになりたかったんだな?」
(p408 l4,l13)
おれにはなにもかもがどうでもよかった。
(p448 l2)
最近の馳星周の作品は、今の世の中をあらわしているような気がする。
実際にオレ自身が、何に対してもまずいなぁ、やばい、と思っても別にどうでもいいや、と考えるようになってきている。
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