久高島について

久高島
沖縄本島南部、知念半島の東方約5.5kmの太平洋上に位置する。面積1.39平方km、周囲7.75km、最高標高17.1mの細長い平坦な島で、琉球石灰岩からなる。北部のカベール森はクバの自然林、東海岸はモンパノキなどの植物群落が続き、いずれも県指定天然記念物。琉球開闢神話で、アマミキヨの上陸地とされ、五穀発祥の地、神の島と呼ばれる。年間27回の祭祀行事があり、12年ごとの午年に行われるイザイホーは有名。

イザイホー
12年に一度、午年の旧暦11月15日から6日間、久高島で行われる。島の30歳から41歳の全女性が、ノロを頂点とする神女組織に加入する行事。1978年に行われた後、1990年は後継者の不足等の理由で行われず、今年(2002年)も実施が難しいとされている。

斎場御嶽(せーふぁうたき)
知念村久手堅にあり、2001年首里城などのグスクとともに世界遺産に登録される。御嶽とは「聖地」の総称で、斎場御嶽は沖縄最高位の御嶽とされ、琉球開闢神降臨の地といわれる。御嶽内には二つの巨岩からなる「三庫理」(さんぐーい)があり、その奥から東方海上に久高島を遥拝することができる。

三庫理 突き当たり左から久高が見える 久高遥拝



地割制
近世琉球にあった家族や年齢によって村内の耕地を配分する耕地割替え制度で,1903年まで行われたが、久高島では最近まで継続されていた。今でも久高島は独特の共同体的土地所有形態を維持しており、集落の土地は区の共有地として位置付けている。

地割制の名残の短冊形の畑


 

久高島についての書籍
 「神々の古層」 全12巻 ニライ社
 「日本人の魂の原郷・沖縄久高島」 集英社新書