「萩・津和野旅行」
(H12.5.6〜7)
私が顧問をしている卓球部は,GWに”近府県大会”なる協会主催の大会があるため,まともに大きく遠出ができません。
その年も,4・5日と試合で,引率に行き,輝はお家にほっときっぱなし。
さすがに輝が”きれた”!
1日目(5月6日)
6日の早朝,荷物を積んでAWで出発!
早島インターから山陽道に乗り,一路山口を目指す。
途中宮島SAなどで休憩をとり,美祢ICまで走行!
美祢から一般道に乗り,最初に目指したのが秋芳洞。
秋芳洞はゼミ旅行などで訪れたことがあり,輝のガイドに徹する!
輝も友達との旅行で来たことがあるらしく,いつもの「うわー!」とまではいかなかった。
でも,その大きさには毎度毎度驚かされる。
中は涼しく,季節も5月なので,少し肌寒さを感じ,風邪をひきやしないかと心配したが,無事観光終了!
秋芳洞を出て,車で今度はカルスト台地を走る。
”羊の群”なんて一体誰がつけたのだろう!?
しばらく走っていると,確かにそんな風に見えてくる!
車を止めて,小高い丘の上まで歩いていき,360°のパノラマを。
またまた車ではしり,カルスト台地を抜けて,サファリランドへ。
車でに乗ったままで入場できるので,入り口でガイドラジオをレンタルし,窓をしっかり閉めて入場。
最初の草食動物の辺りは,ぜんぜん平気。
のんびりした動物たちの雰囲気にこちらものんびりとしてしまう。
今度は肉食動物エリア。
百獣の王ライオンやトラ,ヒョウなどを順にみて,こわごわ!
(タイミングが良ければ,餌付けのときの姿が見られたのだが,残念ながらタイミングは合わなかった。)
車でのエリアを抜け,小動物とのふれあいコーナーなどで一休み。
一休みといっても,さすがにまわりは動物だらけ,とても深呼吸は出来ない状態で,早めにでたいなぁ!とぶつくさ・・・。
先も長いので,輝を説得して萩を目指す。
萩は,中学校の時の修学旅行で来たことがあるが,ほとんど観光の記憶はなし。
萩城址に足を向け,しばし散策。
毛利氏の資料館などを見て回り,遅めの昼食をとる。
(記憶では,ソバだったと思う。)
これまた,先を急いで,今度は日本海沿いの断層を見に行く。
この辺りは,昔から海底火山の活動が活発だったらしく,至る所に死火山が点在。
「ホルンフェルス大断層」を眺めに行き,途中で,理科の実験に用いる”マツの花”を採取!
(このときの写真をいつかは教材として使いたい。)
そこからは,一路津和野を目指し,Go!
実は,宿など全く手配しておらず,最悪車中泊を覚悟!
さすがにGW!
空いているわけもなく,もう一度日本海側に抜け,益田市で宿を確保。
翌日朝から津和野観光を計画。
夕食を済ませ,就寝!
2日目(5月7日)
朝早く(!?)8時には益田から津和野に返り,車を駐車場に入れ,観光開始!
古い町並みや水路,資料館などをまわり,けっこうくたくた!
鯉に餌をあげたり,鯉のぬいぐるみを買ったり,鯉ばっかり!?
朝から雲行きが怪しく,駐車場の管理人のおじさんに,
「雷雨が来そうだね!」
と言ったら,
「大丈夫!降らないよ!地の者を信用しなさい!」
みたいなことを言っていたが,しっかり降ったやないか!!
帰りにちょいと嫌みを言ったが,事も無げに澄まし顔!
昼食は,沿道の小さな店で食べ,そろそろ帰路へつくことを考える。
とそこへあるモノが登場!
何とSLが走ってきた!
GW期間中だけだったのかもしれないが,知る人ぞ知るSLが終点津和野に入ってきた!
途端に,疲れも何のその。駅の入場券を買い,写真を撮りまくる!
SLの走り去る姿まで写真に収めたかったが,さすがに時間を考える。
帰りは,津和野から六日市を目指し,中国道からジャンクション経由で山陽道に入るコースに設定。
でも,途中の山間部でしこたま雷雨(しまいには雹が降り始め,疲れによる睡魔も手伝って,路肩で仮眠)に会い,予定通り走れない。
やっとの思いで,中国道のICに到着。
雨の強さに,トイレ休憩もままならず,パチンコやさんのひさしのある駐車場でやっと車から降り,トイレへ!
トイレを済ませて車に戻ると,雨はやんでいた・・・・!?
中国道に乗り,ジャンクションまでは無事走行!
その後が,今回のドライブ最大のアクシデント!?が・・・!
何と,広島ジャンクション(中国道→山陽道)で,それこそバケツをひっくり返したようなたたきつける雷雨で,視界がほとんど0!
前を行く,観光バスのテールランプが一時見えないほど,ワイパー全開でも太刀打ちできないほど!
でも,数分でやみ,山陽道が見える頃には晴れ!
どうなってんの??
あとは,山陽道を走り,無事岡山帰着!
いやー,疲れた疲れた!
<おまけ話>
津和野で輝にせがまれて買った鯉のぬいぐるみは,この後大活躍!
ご存じの方もいらっしゃるとは思いますが,文化祭での熊の着ぐるみダンスで一躍人気になりました!
なぜか,鯉なのに”シャケ”と呼ばれていました!