ドライブ旅行の記録D
<注!>今回の内容は長いです!!
写真は、まだ加工できていないので、もうしばらくお待ちくださいね!
<二条城>10:00スタート
二条城は、「鶯張り」が有名とのことで、そのことだけを楽しみに入場。
さすがGW!
学生さんらしき集団・おじさんおばさん集団・外国人ツアーなど、大勢の人たちがまわっていました。
見事な襖絵や欄間の透かし彫りなど、その見事さは目を見張るものがありました。
将軍が諸大名と謁見した広間なんかを見て、あまりの広さ・装飾の見事さに、ただただ・・・・・。
(お食事♪)
二条城から今度は鹿苑寺・金閣を目指して移動開始。
鹿苑寺・金閣の参道についた頃にはお腹も空き、近くで食べるところはないかと探すと、”おおむらハウス”(オムレツ専門店)を発見!
熊吾郎は”シーフードオムレツ・Aセット”、輝は”豆腐オムレツ・Aセット”を注文。
まぁまぁのお味で、欲求を満たす!
<鹿苑寺・金閣>
鹿苑寺参道を歩き、いざ入場。
一体どんなものやら!?と想像(一応写真などでは見たことはある)を膨らませ、金閣とご対面!
正直に言うと、”成金趣味”・・・・。
確かに、まわりの池や緑との調和はあったように思うが、じゃからと言って、なんで金箔装飾なの?
そばに寄ると、土台がコンクリート製・・・。
そばにいたおっちゃんも、「何や、コンクリートで固めとるんか!?味気ないのぉ!」とぶつくさ言っていた。
実はこのころから熊吾郎の体調が悪化し、鼻はずるずる、くしゃみは連発!
「もしかして、花粉症!?」
と疑いたくなるほどの急変ぶり・・・。
旅行の時は、輝がいつも常備薬を持っているので、鼻の炎症を抑える薬を飲み、様子をみながら動くことに・・・。
(結局は、昨晩の寝相が悪く、冷えたらしい)
鹿苑寺・金閣を出て、バスで「銀閣寺」を目指す。
バスの中で、調子の悪さにぐったりの熊吾郎。
何とか「銀閣寺」までたどり着く。
<銀閣寺>
にぎわう参道をあがっていくと門があり、鹿苑寺とは違った趣の庭園に入る。
「どこにあるのかな?」とまわりを見回すと、背後にあった。
たしか、金閣に対抗して銀箔(?)にしようとしたらしいが、予算の関係で断念した”銀閣寺”。
でも、熊吾郎としては”銀閣寺”やその”庭園”の方が好きである。
(内心、”銀閣寺”に軍配を揚げる)
このころから、時間を気にし始める。
この後、”知恩院”・”平安神宮”・”八坂神社”・”清水寺”は最低限まわりたいと考えていたので、時間が少しずつ押していることに気が付いた。
でも、お輝さまはけっこうのんびペース・・・。
それもそのはず、お輝さまは、コース設定・時間配分を完全に熊吾郎に任せて安心しきっている。
体調も思わしくなく、さらに疲れる熊吾郎・・・。(輝には申し訳ないが、途中ダウンの覚悟をしておくことに・・・。)
それでも、そんな熊吾郎を気遣ってか、甘い物でも食べて休憩しよう!と茶屋に誘ってくれた。(単に自分が食べたかった!?)
参道脇の茶屋に入り、熊吾郎は”冷たいお汁粉”、輝は”銀沙(白玉に黒糖+黄粉)とグリーンティー”を注文。
疲れていたので、甘い物がうれしかった。
平安神宮目指してバスに乗る。
バスを一台乗り過ごしてしまい、1本遅らせるが、そのバスの方が先に着いてしまった。
でも、京都市内のバスについて思ったこと。
バスの行き先表示に「?」が多い。
訳の分からない行き先表示ばかりで、ガイドマップやルート地図ばかり見て、バスの時刻表などに表示されている地名を探すことに手間取った。(修行が足りないだけ・・・ですね!?)
<平安神宮>
実家の近所の神社なんてかすむくらいの大きさ!
鳥居の大きさにまずビックリ!
門をくぐり中に入ってさらにその大きさにビックリ!
気が付いてみればお参りもせず、そのまま庭園の方へ入場。
町のど真ん中にこんな趣の庭園があること自体信じられない気がする。
そのまま輝とてくてくと歩いていくと、池があり、その岸辺に変なものを発見!
どう見てもネズミか何かの罠!
そばの売店のおばちゃんに聞くと、逆に「よく気が付いたね!」とちょっと変な顔をされた・・・。
”きれいな庭園をみなさいよ!”と言わんばかり・・・。
確かに!
時間に追われて早々に退散。
平安神宮から知恩院までは歩くことに。
途中、人力車のお兄ちゃんに声をかけられるが、自分の体重をひけるのか申し訳なくなり、断る!
「どこに知恩院があるのかな!?」と探していると、大きな松の木の枝振りの陰に隠れ大きな楼が見えました。
発見!
あまりの楼の見事さにしばし呆然。
<知恩院>
見事な楼をくぐり、石段をあがると知恩院の大方丈が目の前に。
それより先に、期間限定公開の小方丈見学へ。(撮影禁止のため写真なし)
大方丈へ入ると、漂う香のにおいと聞こえるお経。
厳粛な雰囲気で、気も引き締まる思い・・・。
そろそろ歩き疲れて、足が痛く、はやく清水へ行き、ホテルに帰りたかった・・・。
まだまだ、奥の院など見所はあったようだが、先を急いで清水へ。
<清水寺>
清水寺は高校の修学旅行でまわったはずだが、ほとん記憶なし。
何となく、遠景を覚えている。
舞台から下を見ると確かに飛び降りるのはやばそう・・・。
加えて高所恐怖症のため、足がすくむ・・・・。
輝は平気で下をのぞいている。
そのすがたを見る方が怖い。
それにしても、釘を使わず、これだけのものが出来るということにただただ感嘆。
奥の院側から眺めてみても、昔の建築技術のすごさを感じる。
というより、これだけ立派な木材が豊富に手に入った自然に驚く。
もし、今地震などでこの建築物が倒壊しても再建することは不可能だろうなぁ。
清水寺の舞台下にある湧水でお参りをして、ホテルへの帰路へ。
帰りのバスは、どれに乗って良いのかわかりにくく、何とかバスに乗り、疲れのせいで不覚にも居眠り。
危うく乗り過ごしそうになったけど、京都御所のそばで降り、歩いてホテルへ。
夕食は、繁華街に行こうと考えていたけど、睡眠不足と疲れで結局ホテルの喫茶店で軽食で済ませ、部屋へあがる。
シャワーを浴びて、ビールでお疲れさま乾杯して、就寝!
ZZZZZZ。
2日目スタート〜♪
2日目は朝遅く起き、ホテルを出たのが10時くらい。
地図を見ながらけっこう当てずっぽで太秦へGO!
<太秦東宝映画村>
輝のリクエストにより、映画村へ。
駐車場に惑い、行ったり来たりしながらやっとこさParking!
とことこ歩いて入場。
入っていきなり、昭和中期(!?)の頃の町並みが再現されており、懐かしい物がいっぱい。
赤色の円筒形のポストや赤電話などをしばし眺める。
さらに奥に進むと近代的なデザインからいきなり、時代劇のオープンセットに!
北町奉行所や新撰組屯所などまわり、屋内セットで「千年の恋の物語」のセットや「暴れん坊将軍」のセットを見学。
(正直言うと、けっこうちゃちいのね・・・・。)
輝がとうとうあるものに気がついてしまい、嫌々連れていかれる。
そこは・・・、”最恐お化け屋敷”
熊吾郎は恐がりなのでお化け屋敷は苦手。
いやいや引きづられ、並ぶことに・・・。
東映の若手役者さんがお化け役で、入り口には”傘や木刀など武器になる物は置いて入場ください”の看板が。
怖がったお客さんが、傘などでお化けを殴ることがあるらしい・・・。
うしろに並んでいた親子3人連れのお父さんが、見るからに”木刀”を持っていて、そのまま入場しようとするので係員に止められていた。
そのときのお父さんの一言、
「出たら一発喰らわしてやろうと思ったのに!」
それがいけんというに!
そうこうしていると、とうとう自分たちの番に。
おそるおそる入ると、けっこうしっかりした作り。
でも、なかなかお化けが出てこない。
やっと出てきた女性のお化け。
ビックリして次に行こうとしたとき、そのまま歩いてついてくるのには、さらにビックリ!(これが一番ビックリした)
奥へ奥へと行くと、お約束の仕掛けがあり、一通り驚く。
このころから輝はけっこうはまっていた。
熊吾郎のまわりできゃーきゃー言っている。
誘った本人がそこまで騒がれると、けっこうこっちは平気になってしまう。
予想以上に先ほどの家族3人連れが早くて、同じ部屋で追いついてしまい、出るタイミングを失ったお化けさんや、一瞬脅かすことを忘れていたお化けさんなど、けっこう冷静に判断してしまった。(まじめに仕事しろ!)
あとは、土産など見て回ったり、でそろそろ出ようかと考えていたら、またまた”お化け屋敷「リング」”を発見・・・。
もうやめてくれ!
予想通り、輝にせがまれ入場!
さすがに、「リング」という映画をみたことがあるので、設定が何となく分かり、臨場感ばっちり!
疲れもあり、多少の設定なら「うわ!」ぐらいで済むけど、あの”長い濡れた乱れ髪+白い服+キィ・・・キィ・・・という音”には、否が応でも怖い!
と思っていたら、案の定、輝が熊吾郎のまわりをきゃーきゃー叫びながらくるくる回るので、怖さ半減・・・。
しきりの陰からおどかそうと出てくる役者さんと見事に目が合ってしまい、出てくるタイミングを失って、躊躇する姿をみてさらに怖さ半減・・・。
それでも輝は恐がり、終いにゃ、熊吾郎をおいてダッシュ!
”逃がすか!!”と、しっかと捕まえ、一緒に出口へ!
(正直に思うと、一人ではよう入らんな・・・。)
あとは、おみやげ買って、映画村を後にする。
ふう!
<嵐山・天竜寺近辺>
太秦を後にし、しばらく西に向かって走る。
そろそろお腹も空いてきて、早く車を駐車場に入れてお昼が食べたい。
考えてみると、京都でまだ京都らしい物を食べていない・・・。(もう、京都旅行も終盤の終盤なのに・・・。)
嵐山のお土産物やさんに車を入れ、店内の食事処で、輝は湯葉重定食、熊吾郎はうな重定食を食べる。
このとき、すでに午後2時をまわっていた。
食事を済ませ、渡月橋を左に見ながら、川沿いの道から天竜寺へ。
日本史の教科書で見た”達磨絵”や庭園を見て、その裏手の竹林の小径へ。
天気が良ければもっと気持ちよかったかもしれないが、あいにくの曇り空。
そのまま嵐山公園に抜け、川沿いをくだり、渡月橋をもう一度眺めながら駐車場へ。
もう夕方間近というのにまだまだ嵐山を目指す車は後を絶たず、どんどん流れ込んで、反対車線は渋滞中。
その横をすり抜け、最後の目的地、化野念仏寺へ。
<化野念仏寺>
ちょっと離れた幹線道沿いのPに車を預け、歩いて念仏寺へ。
京都を西に一番はずれたところにあるこの場所は、夕方じゃなくても寂しげな処。
参道をあがり、入場。
一面の石仏群にびっくり。
撮影禁止なので、輝に撮らないように言おうとしたら、すでに撮影している・・・。
”禁止とかかれた場所は撮ってないよ!”
その言葉を信じよう。
一回りして、いよいよ京都と別れ、帰路へ。
と思っていたら、輝がお土産を買いたいと言い、そういえば自分たちのお土産を買っていなかったので、すぐしたの参道沿いの土産物屋さんに立ち寄る。
けっこう迷いに迷ったあげく、”繭玉の人形風鈴”を購入。
今年の夏はチリンチリンと涼しげに鳴り響いてくれることでしょう!?
もと来た道を引き返し、帰路に就く。
京都市内は碁盤目状なので、適当に帰れるだろうと考えていると、いかん!はまった!
ようやく1号線にもどり、京都南から高速へ。
大阪を抜け、中国道入った頃、疲れがピークに。
SAで仮眠(1時間30分も)をとり、気分リフレッシュして岡山へ。
山陽道を姫路西で降り、あとはひたすら2号線で。
9時30分くらいにたどり着き、バタンキュー。
以上、1泊2日の京都旅行でした!