◆千代保稲荷神社(岐阜県)

2006/1/4

地元では「おちょぼさん」と呼ばれている、いわゆる「お稲荷さん」に行ってきました。正月早々。(^_^;)
ともかく、めちゃめちゃ混雑していました。



名前のとおり「稲荷神社」です。「伏見稲荷」を総本山とする「稲荷信仰」の末社です。この神社は八幡太郎義家の六男義隆が分家するとき、祖先の霊璽、宝剣、義家の画像の三点を「千代、千代に保っていけ」と賜ったのが始まりで、「千代に保て」の由来からきている、とのことです(思いっきり受け売りです(^_^;))。

この門の左側にお供え用の油揚げとろうそくを売っているところがあります。この混雑では買うのも大変でした。

これがお供え用の油揚げ(藁が通してある)とロウソクです。1セットで30円。



ロウソクはこのように、境内にある場所に灯します。
今日は刺す場所が見つかりません。(^_^;)

普通はお賽銭が入っていますよね。
ここには大量のアゲが。

一杯になったらどーするのかな?(^_^;)

お稲荷さんてのは、元々、仏教が日本に輸入される前からの、言わばネイティブな信仰のようです。狐は神様の使者(白狐)ということで、その生態(田植えの時期にコキツネが現れ、稲刈りのころに成長した彼らが活発になる)からも昔の人は何かを感じていたのでしょう。今では「商売繁盛」のシンボルとなっていますが。この「おちょぼさん」の社殿の柱にもたくさんの名刺が貼り付けてあります。

参道にはいろんなお店がありますが、何と言ってもこの「ドテ(煮)」が目を引きます。モツをそのお店独自の味噌仕立ての鍋に入れて売っています。
モツだけはなくて、エビとかカツとかも串揚げになっています。

いつもはお気に入りのお店でゆっくり食べるのですが、この日は鍋の側にも近付けないほどの人でした。あんまり混雑していると食べた気がしませんね。(^_^;)

手前のソースには一回しか浸けてはいけません。ソースの向こうにあるのはキャベツ。脂っこい串揚げにはぴったり。もちろん、サービス。
食べ終わったら、串は捨ててはいけません。(^_^;)

1本80円のお店と100円のお店があります。味的には好みがあるでしょうか。微妙ですが。