自己防衛のために

  特効薬がある訳ではなく、セールストークの内容を何らかの証拠の形で残しておく事につきます。しかしここで注意することは、契約前はお客様は神様ですが、ひとたび契約してしまえば、奴隷以下です。
  お客様のうちにいろいろ必要な措置を取っておくことです。

  嘘をつかれても、知識がないと嘘だと見破れません。
  私の場合もそうでした。1万3千円になるのは日本経済が崩壊する時と言われ信じてしまったので、嘘だとは思いませんでした。
  しかし、もし私が契約後1週間くらい経った時に、これは嘘だなあと気づいたとしても、既に遅かったのです。契約の約款には契約の解除はできない、と明記してあるのです。この点は自己責任の範囲でしょうね。でも嘘によりだましたのは、自己責任の範囲を超えていると考えます。

対応策1
  契約前のセールストークをテープレコーダ等で記録しておく。この時点で真実であろうと、嘘であろうと記録しておけば、後で嘘を言われたと気づいた時証拠にできます。

対応策2

  契約前のセールストークの要点を全てメモにしておき、そのメモの一部にセールスマンの署名をして貰っておく。


対応策3

  
誰か信用のおける第3者にセールストークの時などに立ち会ってもらう。

対応策4
  直接付き合うセールスマンが信用できないと感じたら、他の人に替えてもらう。

  どれもあたりまえの事ですが、実際に実行しようとするとかなり面倒です。特にセールスマンは、早くしないと他のお客に売切れてしまう、とか言って急かせるので、対応策2などは取りがたいです。でも対策をしておくと、後でトラブルが発生した時有利に事が運べます。何もないと泣き寝入りに追い込まれます。私と日興證券の場合がそうでした。

長文を読んでいただきまして、本当にありがとうございました。
何らかのお役に立つことを願っています。

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