SOPHY&NICOLE 日記
 
(2002.11.17〜2003.7.8)編
SOPHY&NICOLE 日記 (2003.7.8) <犬と歌>

もう1頭オールドが増えれば、「お留守番でもソフィーが淋しくなく、一緒に遊べて楽しい暮らし」という夢から、ニコルが誕生した訳ですが、当初の周りの人々の予測どおり・・・たいへんです!ニコルはアクティブ、ワイルド、ワカランチンでブロークンハウス状態です。とりあえず、訓練時はオリコウサンですが。

という訳で、どうにか、ニコルを鎮めるため、最近は歌を使うことにしました。ソフィーの時も、あんまり可愛くて、何でも試したくて、絵本の「子犬のくんくん」(ブルーナ作)を読んであげましたら、嫌がりまして、結局、歌にたどり着いたという経験をしました。ニコちゃん歌には、いろいろなパターンがありますのでご紹介いたします。

<散歩中に他の人や自転車に向かっていかないようにする歌>
「とっとことことこニコルちゃん、とことことっとこニコルちゃん」というフレーズをお経のように何度も繰り返していると以外にまっすぐ歩いてくれることを発見。

<陽気に歩かせる時の歌>
「ニコニコにこちゃん、いつも元気。お返事はい!元気ではい!ニィコォちゃんではい!」をかつての幼児番組、ロンパールームのメロディーにのせて歌う。足どりが軽やかになります。
「にっこルンルン、にこルンルン」のフレーズを続けて歌うのも、ここのところ活躍している励ましの歌です。

<眠りにつかせるときの歌(気絶させたい時にも)>
「ニコちゃんは、かわいくておりこうさん、おりこうさん」を謎のフレーズにのせて、頭をなぜながら歌う。これは、ソフィーのときも使い歴史がある歌。彼女たちは「おりこう」ということばを本当に好きですね。

で、結局何をやっているのかを一言で説明すれば「私はモスラのザ・ピーナッツ」なのです。種族は違っていても音楽は万物共通。言葉以上の威力を発揮するのです。散歩ですれ違う人々は変だと思うでしょうね!

SOPHY&NICOLE 日記 (2003.7.8) <非売品のオールドグッズをゲット>

家の近くに「爆発市場」というリサイクルショップができたということを聞きました。テレビや雑誌で紹介されていて有名だそうです。行ってみると、お店は大きな倉庫のようで、いろいろ並んでいますが余剰品ばかりで期待はずれかもなどど思いながら歩いていました。そして、ふと、食器のコーナーに目を留めると、そこにオリバーファンクラブのピンクの取って付きプラスチックカップが。非売品、未使用で20円。キァっと手に取り、周りを見るとクリーム色も発見。何でこんなところにと思いながら、おもちゃコーナーを見てみると、JKCマークの箱に入ったオールドの陶器のカップをまた、また、発見。非売品、未使用で50円。その日、私は94円で非常な満足感を得ました。疑問なのは、これらの品々をトイズクラブやJKCが、いつ何のために配ったのかということです。

 <犬に関する本> (2003.6.26) 

昨年、「ソフィーの世界」に「生きるんだ!名犬パール」についての文章を載せました。すると、先日、それを見た作者の赤木由子さんのご親戚の方からメールがあり、パールや二代目パールのことなどを知らせていただきました。残念ながら作者の赤木さんは既にお亡くなりになっていますが、多くの児童文学作品を残されていて、それらは図書館などで読むことが出来ます。私も地元の図書館で借りて読み、また、周りの人にも読んでいただいています。というのは、「名犬パール」は既に絶版で手に入れることが出来ないのです。

その本には、戦後の混乱期に偶然オールド(パール)を飼い始め、さまざまな出来事がありながらも、最後までパールを大切にした家族の歴史が書かれています。そこでは日本に入って来たばかりのオールドの様子も知ることができます。涙なくしては読めませんが、オールドを飼っている方には絶対に読んで欲しい貴重な作品です。「よく生きる」ということを考えさせられ、また、人生を振り返えさせられます。

手元のOESクラブ展の資料によると、日本にオールドが入ってきたのは、1950年前後だそうです。アメリカのアンダーソン氏が、ロッキーとアニーの二頭を自分の飼い犬として日本に上陸させ、そして、生まれたのが、「ピーター山本」という雄の子犬と「メリーたいへいらく」と「ウービーラリーラウンド」という二頭の雌の子犬だそうです。その子犬が増え、1961年のドッグショーに初めて、オールドがデビューしました。

名犬パールは昭和24年(1949)頃に東京立川の基地周辺で生まれているので、もしかしたら、アンダーソン氏関係の子犬かもしれません。非常に珍しく、当時は日本に八頭しかいないオールドの1頭だったようです。パールは話に聞く「古き良きオールド」でした。気性も落ち着き、子供の面倒も見られ、どこでもノーリードで歩き回れるという憧れのオールド。

私はソフィーがきた1996年からオールドについていろいろと調べ始めました。その頃はちょうど雑誌などにオールドが、特集された時期に何年か遅れていたようで、うわさに聞いていたオールドの記事は雑誌社からも手に入れることができませんでした。しかし、国会図書館で雑誌のバックナンバーを閲覧できることを知り、さっそく記事のカラーコピーをしてきました。最近はオールドについて取り上げられることは、ほとんどありませんが、1993年頃にはいくつか特集記事がありました。ようやく記事を読むことができて、出遅れた分を少し知ることができたような気がして、その時はとてもうれしく思いました。その後、もっと昔の「名犬パール」を読んだ時には、オールドを飼っていて本当に良かったと感じました。そして、インターネットのおかげか、作者の親戚の方からメールをいただくという予想もしなかった経験をすることもできました。


<ニコルのウンチ> (2003.6.23) 

最近、留守中にニコルが怪しい行動。1回目はテーブルの上にあった犬用クッキーおよそ400グラムを食べ、翌朝から丸1日、何度も大量のウンチ。多少ゆるくはなりましたが、水状ではなく本人は、いたって元気。次は、えさ袋を倒し、こぼれた分を食べ、またしても、ゆるウンチ。でも、元気。というわけで、留守中は何か食べ物はないかと探しているようです。今は手の届くところに食べ物を置かないようにいたしましたが、誰もいない時にこそこそ動き回っているニコルや、ニコルがいけないことをするとピーピーという鳴き方をして知らせるソフィーの様子を思い浮かべると、一度は現場を押さえてみたいものです。

また、先日は池袋西武ロフトのペットショップで「山頭火」の犬用ラーメンを購入しました。生めんに鳥のささみも付いて、美味しそうな香り。さあ、召し上がれと差し出すと、ソフィーは食べず、ニコルは喜んでガツガツ。結局、ソフィーの分も含めて二人分、ぺろり。そして、翌日、ニコルは、また、ゆるウンチ。しかし、1日で回復、。ソフィーは食事に執着がなく、下痢をほとんどしたことがありません。ところが、ニコルはいつも、「食べたくて」という状態で、ここのところは食べ過ぎで「ゆるウンチ」三日。

結局、こちらの管理不行き届きということで、ニコルにはかわいそうなことをしました。何度ものお尻洗いやシャンプーに逃げ回るニコル。一度のシャンプーにタオルケット2枚、バスタオル7枚位を使うので、梅雨の中、乾燥機は大活躍でした。大変だったのは、取り込んだタオルの山に濡れたニコルが飛び込んだ時。すぐにゴロゴロし始めたので、また、洗えばいいと諦めて、大量のタオルでタオルドライ。ふわふわにゴロゴロは、絶対に気持ち良かったと思います。

ウンチは健康のバロメーター。ニコルのウンチは行動のバロメーター。
「いいウンチ」が毎日続くように気をつけましょう!

<ここ1ヶ月の犬経費> (2003.6.23) 

   5月17日狂犬病予防注射 4200×2=8400
        手数料         550×2=1100
        フロントライン2本         3600
        ドルバロン皮膚薬        2500
  5月訓練代等                29500
  JKC会費                  12000
  5月26日フィラリア・ワクチン       19950
  6月12日フード、おやつ、シャンプー  20000

  五月は一番掛かる月ですね。

「夏前最後の大会」(2003.5.28)

5月25日にFCIインターナショナルトライアルにニコル出場。今回は、始めてポイントを期待しての参加でした。前半の服従は前日の不調にもかかわらず、どうにかクリアーいたしましたが、後半の「お手代えて」では何を勘違いしたのか、「バーン」(撃たれたふり)をしてしまい、お腹だしのポーズに審査員、苦笑!得点は、目標の95点には届かず、90点でした。競技中には叱られないということをわかってきているのかも。残念!

訓練を始めて、一年近く経ち、少しだれてきている様子もあり、これを乗り越えるのが一苦労になりそうです。(訓練士、江田さんの。)最近、訓練の見学をしていて、どのように教えこんでいくのかを知り、訓練士さんの根気に感心しています。ニコルが叱られていると、自分が叱られているようで、ワーンという気分もいたしますが。これからは、秋に向けて、早朝トレーニングに励みます。

「オールドの子犬ちゃんたち」(2003.5.17)・・・6/1改訂

一年間にオールドの子犬ちゃんたちが、何頭ぐらい産まれるか知っていますか。
JKCが毎年発行している、「STUD BOOK」によると2002年1月から12月までに犬籍登録されたオールドは252頭。その内、男の子は136頭、女の子は116頭です。近辺でよく、女の子がなかなか産まれないという話を聞きますので、男:女=2:1ぐらいかと思っていましたので、予想をしていたよりも多いのに驚きました。男の子が多いのは、もしや、環境ホルモンのせいかなどと疑っていましたので、まだ、影響を受けるほどではないのに安心しました。

スタッドブックには犬種別に、その1年間に生まれた子犬のデータが掲載されています。生年月日、繁殖者、子犬の両親、そのタイトル、色、子犬の兄弟とその名前。そこからは、いろいろなことが読み取れます。何県に何というブリーダーさんがいるのか。同じお父さんの子が多く生まれていること。同じ母親でシーズンごとに続けて出産させている場合。名前の付け方。狭い世界なのか、毎年、出産させている本職のブリーダーさんの名前は何となく覚えてしまいました。
もし、これからOESを飼うというなら、絶対にスタットブックは多くのことを教えてくれると思います。

SOPHY&NICOLE日記(2003.5.14)  ドッグ+人間用のおやつ作りに夢中!
< SCRUNPTIOUS
 SCOTTIESCONES>
蜂蜜とスキムミルク入りの
スコーンを植物オイルで
焼き上げました。
<かぼちゃの
 ミニパウンドケーキ>
少ししっとり
しすぎたようですが、
S&Nには好評です。
「大会でニコル三席に入賞」(2003.5.8)

 ニコル(1歳2ヶ月)が、5月5日に開かれた、第43回訓練王座賞決定競技会5科目で三席になりました。
デビュー戦は2月23日のブロック訓練競技会、次は4月26日の本部訓練競技会中等科(10科目)に出場し、1科目を落として残念な結果でしたので、喜んでいます。訓練をお願いしている訓練士の江田さんには本当に感謝!ここのところ、訓練日は毎回、参観するようになり、訓練士さんの苦労が見えるようになってきました。
 江田さんは、昨年12月のPD(ポリスドッグ)の大会で優勝、今年4月の本部訓練大会大学科でも優勝と、いい成績を残しています。出場犬がエアデール、ボーダー、オールドなので、主流のシェパードやラブ、ゴールデンの中では、とても目だちます。最近、教育ビデオの職業案内にも主演しているようで、これから、ますます活躍なさるでしょう。
 江田さんの特徴は、犬をかわいがって訓練するところです!
 次回は、5月25日のインターナショナルトライアル中等科出場です。どうか暑くないように。

 「ニコル、我慢の修行」 2003/2/8

 1月より訓練士の江田さんにお預け訓練となっているニコルと二十日ぶりで会いました。私たちのことを覚えているか少し心配でしたが喜んで擦り寄ってきました。脚の間を何度も潜ったりして、全身でうれしさを表す様子はオールドならではの仕草です。そして期待の訓練成果は、かなり落ち着いて我慢ができるようになったこと。跳びついたり、リードを引っ張ることをしないように自分で注意しています。「ふせ」でウズウズ、モジモジしながら我慢している様子には、あまりの可愛さに思わず抱きしめたくなりましたが人間も我慢!
かわいいカワイイを少し控えめにして、帰ってからも同じ様にできるよう人間も訓練です。 訓練の成果は2月23日の訓練大会初級編で発表ということになりそうですが、ノーリードの科目もあるので逃走しないことを祈るばかりです。大会が終ったらニコルは家に帰る予定です。

「ニコル、修行の旅に出る」 2003/1/26

 この1月でニコル(女の子)は生後十ヵ月になりました。母親と一緒のせいか、一般的なしつけに苦労することなくここまできました。体重は、あれよあれよという内に30キロを超え、元気いっぱいに育っています。
 で、何が困ったかと言いますと元気すぎること。帰ってくる家族に玄関で喜びの体当たり!そして、家族を護る防衛本能から敏感に外の様子に反応する。もっとユックリしていていいのに「やるぞ、やるぞ、やるぞ」という意識が満々として、少しもじっとしていません。
 散歩もそれはそれはたいへん。そこで、迷惑をこうむるのが、母犬ソフィー。母としてよくニコルの面倒を見ていますが、休んでいる時もニコルの遊ぼ遊ぼ攻撃が始まるのでストレスが溜まっています。ソフィーが子犬のときは、何事も初めてで、本を沢山参照し、アドバイスを受け、慎重に対処いたしました。
 しかし、ニコルの場合は、二頭の面倒で日々あけくれ、ゆっくりと「子犬を育てる」という姿勢を取ってきませんでした。深く反省です。体が大きくても、心は赤ちゃんということを、いつも気に留めながら育てなければいけなかったのです。
 とりあえず、ニコルが生まれた時からお世話になっている、訓練士の江田弥也子さんに1カ月間、お預けとなりました。私の方は、ここでじっくり腰をすえ、原点に返って、ニコルをキチンと迎えられるよう体勢を整えるつもりです。ソフィーはセイセイしている風ですが、家族はみんな、ニコルがいなくて淋しい!

2002年11月17日

山梨のクラブ展に行ってきました。ドッグショーより仮装大会に熱が入りました。二日間、
準備のため一時間睡眠でがんばりましたが、当日の仮装のレベルの高いこと!
参りました。惜しくも入賞は逃しましたが「全員アニー」で記念になりました。
優勝のハリーポッター 三位のクマプー家族カワイイ アフロで全員アニー サンタさんやスノーマン

「愛犬ジャーナル」4月号P144埼玉ブロック訓練競技会にニコルのデビュー戦掲載!
「ドッグスポーツをしよう!」ベースボールマガジン社 訓練士江田弥也子さん指導で発売!
「ドッグワールド」2002年12月号の表紙とグラビアにソフィーと子供たちが載りました!
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