LAB-008
Hiwatt Electric / Hiwatt Electric
シビレて快感! 放電するメカニカルエレキロック!
定価 2000yen

[SONG LIST]
open on my head
Time is right
Tiger woman (instrumental)
start from scratch
man of sound mind
Tiger man (instrumantal)
I am aiming for
world in you
<解説>
Hiwatt Electricは僕のジャンル分けではテクノ/ニューウェイブの範疇には入らない。曲調がオーソドックスなロックを基調にしているからである。バンドサウンドの中にシークエンスがのるというスタイルであることを考えればデジロックに近いと考えた方が妥当といえるのではないだろうか。
Hiwatt Electricの特徴はサーフ/エレキ的アプローチをしている点である。しかもその導入も決してオシャレな方法ではなく、徳武(G)が板橋の和菓子屋であるなどメンバーの東京下町気質が随所に現れ特有の「いなせ」な「節」として展開されている。歌詞に関しても英詩ではあるがストレートなメッセージ性を持っていることからも「イロモノロック」を求めていないことがわかる。
レコーディングはSKYFISHERと同じエンジニア菅井氏を立て、同じスタジオで録音を行った。メンバーはほとんど幼馴染みということもあってか団結力が強く、スクールバンド的な心地よさを感じた。アレンジにしても分かりやすい曲調であるが特に弦楽器のアレンジの練り方は時間をかけて成熟したものと思われ改めて驚かされた。また曲間をなるべく縮め、宅録によるインストを挟むことによりメリハリをつけることでライブ以上の疾走感のある仕上がりになった。
Hiwatt Electricは前身である「ハゲ&パスタ」「ギボジバン」からの付き合いであり、これらから「Hiwatt Electric」になることで過去のコミカルな要素を排除し(ライブパフォーマンスはまだその要素が強いが)脱皮に成功した点が良い。

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