ラクシー著
イタチョー監修
P5 02年4月作成
03年12月加筆
06年2月加筆
麺 (2)


 センヤイ /センレック (太麺 / 細麺)
 正式には、クエッティヤオ・セン・ヤイ、 クエッティヤオ・セン・レックと言いますが、大抵の人はセンレック、センヤイと呼びます。 クエッティヤオ(クエッティヤウと記述する人もいる)は米から作られた麺の種類を指します。 センレックは日本のラーメンと同じ程の太さで、やや平たい感じです。  センヤイ(左写真)はきしめんを2倍に広げたような断面を持つ幅広の短い米麺です。
 どちらもナームサイ、トムヤム、イェンタフォなどのスープで食べます。 タイでスープ麺を注文すると、ニンニクが皮つきで出てきます。 香りと薬膳効果のためです。  乾燥したもので売られていますのでお湯で戻します。

 タイ語でセンは線状のものを意味し、ヤイは大きい、太いの意味。 レックは小さい、細いを意味します。


 センミー 糸状麺
 非常に細い、糸のような麺です。 乾燥状態で売られています。 特筆すべきはその食感でしょう。 糸状の麺の食感がこれまでにない体験です。 この写真はセンミー・イェンタフォです。


 パッタイ (タイ焼きそば)
 乾燥した米の麺を水で戻して炒めます。 焼きうどんに近いでしょう。  タイでは薄味です。 自分で味付けするからです。 (味のたんけんトップページご覧ください)  唐辛子がご所望の方はたんまりどうぞ。 マナーウ(ライム)を振り掛けます。 タイでは外国人、特に欧米人に好まれるようです。


 バーミー・クロップ
 固焼きそばです。 これも通常のバーミーと同じく、1玉とか2玉(この場合玉という表現が適当かどうか)とか量を指定します。 2玉ぐらいが丁度良いでしょう。 写真は1玉なので汁が多めになっています。 クロップはパリパリ、カリカリという意味です。
 バーミー・キョウ
 緑色の麺です。 あまり見かけませんが、タイスキMKに行くと見ます。 キョウとは緑という意味です。 同じ緑の麺でモロヘイヤ入りとうのもあります。


   即席めん
 タイでは即席麺は大衆食堂や屋台では立派に(?)出されます。 通常の生麺と同じ様に注文されお湯で戻されて出されます。 こういった即席麺はセンレック、センヤイ、をはじめとして殆どの麺が即席麺として販売されています。 味ではトムヤム、イェンタフォに人気があります。 タイの即席麺は総じて日本の一袋よりもやや小ぶりです。 味付けは唐辛子を半分にすれば、日本人に合っていると思えます。

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