ラクシー著
イタチョー監修
P7 02年7月作成
06年8月改定
07年1月改定
タイ料理のハーブと香辛料 (1)

 
タイ料理には多くの生ハーブが使われています。  ここで紹介するハーブはタイ料理に欠かせないばかりでなく、薬草として食べる場合もあります。

 ※ 説明文にある、「バイ」と言う言葉はタイ語で葉っぱの意味です。

 
マナーウ
 ライムです。 タイ料理のベース味のひとつと言えるでしょう。 爽やかな酸味があります。 
バイ・メンラック
 英名:ヘアリ・バジル。  カノム・チンと一緒に食べたり、ゲーン・パーに入れます。
   
カー
 日本名:タイ生姜。 トムヤムに入れます。  写真はハッパですが、使うのは根っこです。 
パイ・カパウ
 片仮名ではバイ・クラパウと書く人もいるかもしれません。 英名:ホーリー・バジル。 代表料理はバイカパウ・クン、ゲーンパー。 薬草としては、風邪を引いたとき食べます。
 
フォラパー
 英名:スイート・バジル。 葉の部分をバイ・フォラパーと呼び、ゲーン・ペッ(ト)、ゲーン・キョウワーン(赤/青カレー)に使います。 シソの仲間です。
マックルー(ト) 日本名:コブみかん
 通常、生の葉っぱを使います。 葉っぱはバイ・マックルー(ト)と呼ばれ、生臭さを取る効果があります。 果実の皮の部分も同様に使われます。 果汁はマナーウ(当頁前述)と同様に、調味料として使われます。 マナーウと比べると種が多く果汁が少ないので、商用としては向きません。

 料理とは関係ありませんが、古来タイでは洗髪に使われてきました。 汚れを落とし、漆黒のツヤのある髪の毛になるといわれています。 体に良い(抗癌だったか)とも言われています。


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