ラクシー著
イタチョー監修
P20 04年5月作成
07年5月追記
水菓子(カノムワーン)

これらの水菓子をタイ語で、カノム・ワーンといい、食後のデザートとして食べます。


  タイ料理のレストランはもちろん、露天や社員食堂でも水菓子が売られています。 これらは日本人にとって比較的なじみやすいものです。 

 たいていは左の写真のようにボールやアルミのなべに入れて売られています。 注文すると、オタマ一杯で幾らという具合に量り売りします。

 暑い国だから氷でひやしてあると思ってはいけません。 タイの水菓子は暖かいものが多いのです。

一番奥がココナッツ・ミルクに浸したカノム・コンケーンという澱粉質のものです。 
中左は果物のカット。 手前左も澱粉質のものですが、両方ともココナッツミルクの砂糖の中に浮かべます。
 奥右、中右はヤシ系の果肉の砂糖煮ように見えます。 ルーク・ターンとかルーク・ジットでしょうか。 殆ど見えませんが右の隅のがチャオ・クワェイだった気もします。 ここの店では湯のみ茶碗に入れて売っていました。


  ドリアンのココナッツ・ミルク煮
 おそらく大変なカロリーでしょう。  ラクシーの好物です。
         カノム・コンケーン
 ココナッツ・ミルクと黒砂糖かタマリンドの蜜でしょう。 残り少なくなってしまいました。

 薩摩芋のココナッツミルク浸け
ココナッツ・ミルクに砂糖を入れ、予め加熱して食べられる状態にした薩摩芋を浸します。 ココナッツ・ミルク浸けばかり登場しましたが、手軽で伝統的、一番多い水菓子がココナッツ・ミルク浸けのように思います。 甘味に飽きた日本人からすると、強い甘さです。

  タピオカ (サークー)
キャサバの芋から取れる澱粉を丸めて干したものが材料です。 お湯で戻し、ココナッツミルクに浸します。 以前は暖かいのが普通でしたが、最近は冷たくしているようです。
 左の写真のように、果物などやゼリーなどを入れることもあります。

当サイト参考写真には以下のものがあります。
食材 乾燥タピオカ = 味のたんけん > タイ料理の食材 > タピオカ
キャッサバ芋の木 = ラクシーワールド > タイの草木花 > キャッサバ


ファクトーン・サンカヤ
 種を刳り抜いたカボチャを器代わりに卵とココナッツミルクを入れて蒸す。 茶碗蒸しの類。
カウ・トム・マッ
 もち米とバナナをバナナの葉で包み、竹から作った紐で縛り、蒸す。




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