先生との出逢い・・・
S先生とM先生・・・

私には2人のピアノの先生がいます。
初めは、娘の先生だったS先生・・・・私とはもう、5年のお付き合いになります。
年齢も同じくらいなので、なんかお友達感覚のお付き合いで、いつもピアノ以外の話も大いに盛り上がってしまいます。
おいしいお店のことやら、お酒のお話なんかで・・・!
ピアノに関しては、私に、自由に曲を選ばせてくれて、何でも、沢山弾かせてくれるので、毎回、毎回とても楽しいレッスンが進みます。
ピアノ、始めてホントによかった〜って感じさせてくれる、そんなひとときを与えてくれたS先生です。

ソナチネアルバムをしっかり、復習し直したいんです!って言ったかと思えば・・・
いきなり、リスト弾いていいですか?と言い出す私に、先生の方がいつも振り回されている感じですね!!
ごめんなさ〜い・・・(*^_^*)
この5年間で、本当に沢山の曲を弾かせて貰いました。





M先生との出逢いは、とても偶然!
たまたま立ち寄った楽器屋さんの2階で催されていた、ピティナ・ステップ。
これって何の会かしら?と思って声をかけさせて頂いたのが、M先生との初めての出逢いでした。
M先生はピティナO支部の、支部長さんでしたが、なんと!私のバイオリンの先生のお母様だったのです!
そして、何とM先生のお宅は、我が家と歩いて5分の距離にある、ご近所サンでもあったので、ますます、ビックリ!です。

何度か、お茶に呼んでいただき、ピアノのお話で盛り上がっていた時に、
「ねえ〜、人前でピアノを弾いてみない?」すごく、楽しいし、とても勉強になるから・・・とお話して下さいました。
ステップ、検定、コンペ、大人が楽しんで参加している催しが、沢山ある事を、この時初めて知った私でした。
人の前でピアノを弾くなんて事は、20年も遠ざかっていましたから、最初は、とんでもない!!という思いしかありませんでした。


***

まあ、だまされたと思って1度やってみるか!!と挑戦したのがピティナC級の検定です。
課題曲があり、モーツァルトのソナタと、ギロックのワルツ・エチュードという曲を弾きました。



しかし・・・!
知らなかったんです。夏に行われる検定は、子供達のコンペの中で行われるもの!!だったって事!
C級のコンペでの、年齢制限は小学校6年生です。
検定には年齢制限ありませんが、大人は私しかいませんでしたから、
可愛らしい子供達に混じって、おばさん!1人!!!の挑戦です。
なんたって、コンペに出る位ですから、皆、素晴らしい腕前!!
しかも、娘の同級生が数人いるではないですか!
一緒について来た娘は、クラスの子に会えてニコニコしていますが・・・なんとも、バツがわるいような・・・
だって、弾くのは娘ではなくママの方ですから・・・。

ハラハラ、ドキドキの夏の一日がなんとか終わり、
無事・・・C級の合格証を手に帰途につきましたが、もう、クタクタでした。

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それからというもの、私は度々M先生の会に出席させていただきました。
クリスマス会では、娘との連弾、(バイオリンでも、ちゃっかり参加!)
翌年の春には、初めてステップに。今年の夏は、S先生、M先生両方の発表会。
そして、ピティナの大人のコンクール初挑戦!!と、どんどん人前で弾く事が楽しくなっている私がいるではないですか・・・!

M先生のおかげです。人の前で演奏するということは、新しい事を沢山発見する事ができます。
ステージに立つという事は、とても緊張するけれど、ワクワクします。
普段、絶対間違えないところミスしたり、思いがけない事が起きて怖いけれど、
・・・なんか止められない!魅力があるんですネ。
M先生のレッスンは、大人だからと言って甘くないところが、気に入ってます。
ピティナ関係の催しに出る時だけ、レッスンをお願いしていますが、
鍵盤の押さえ方、力の抜き方、呼吸法など、今まで知らなかった事を沢山、教えていただきました。
突然、これ、何調?ここはどう弾くと思う?なんて聞かれてドキッ!とすることも多いのですが、
・・・とても勉強になります。(*^_^*)

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ピアノ・・・あと10年早く始めていたら、もっと覚えも速かっただろうか・・・?
と残念に思う事もありますが・・・《これからの私の人生の中で、今日の私が一番若い!!》
・・・という言葉が好きです。
しばらく、ピアノ熱冷めそうもありません。
先生方・・・どうかこんな私をこれからも、よろしくお願いします。