リリーのピアノ日記♪2002年・3月 |
3月 2日 土曜日 『最後の学内演奏会で。』 本日は娘の学校の、学内発表会。 学内レッスン生のピアノ・バイオリンの発表会です。 娘が1年生の時から、毎年かかさず聞いてきましたが・・・(娘も3年、5年で参加) 今回が、最後となりました。 **** 練習を積み重ねて、リハーサルも何度も行い、皆完璧に近い演奏です。 お行儀のいいキチンとした演奏・・・。 趣味で習う子供たちの発表会とはやっぱり、一味違う。 今までの私なら、うっとりとその天才音楽家の卵たち?の演奏を単純に感心して聴いていたのだけれど・・・ 今日は、ふと感じてしまった。 この子たちは、本当に音楽がすきなんだろうか・・・? **** 熱心なのは後ろで必死に見守っている、 お父さん、お母さんの方なのではないかな。たぶん。 我が子の演奏が無事終わり、涙をぬぐうお母さんの姿は、珍しくありません。 指を一緒に動かしているお父さん・・・。 音大の附属という、ある意味で特殊な学校で学ぶ子供たち・・・。 さすがに、演奏は素晴らしい。 ミスもないし、テンポもいい。CDをきいているかのような演奏。 5年生で、立派にリストを弾きこなす子もいます。 でも・・・。 なんだか、心がない・・・。 機械のような演奏には暖かみがない・・・。 この子たちの中になくてはならない、 音楽を楽しむ心・・・が探せなかったのがとても残念に思う。 **** この子たちは、学校では厳しいレッスンの先生、 家ではお父さん、お母さんに叱られないように・・・?嫌々弾いている? たぶん、大半の子が『やらされている』という思いで練習しているのではないだろうか。 確かに、専門的に何かをやろうとするならば、 大変な、努力が必要だしどの道も甘くはない・・・。 何かを捨てなけなければならないかもしれないし・・・。 でも、ここにいる子たちには、まだ早い。 目的を持って進めるように、 上手くなるということは、『好き』でいること。 厳しい音楽の世界を教えていただくよりも、 今は『好きだ』、という気持を失わないように・・・指導してくださる先生が、 少なくなったような気がするのは、私だけでしょうか。 何となく、残念な思いです。 こんな風に思うお母さんって、 甘いのかなあ・・・。 気が向かない時にピアノ弾いたって、仕方ないもんナー。 少しくらい間違えたって、かまわない。。。 機械じゃああるまいし・・・って、フジコさんだって言ってるじゃない? やっぱり、 音楽が好き。。。楽しみたい。。。っていう心があれば 人生、一段と楽しい・・んじゃないかな?って私は思うんだけど。 -------------------------------------------------------------------------------- 3月 7日 木曜日 『レッスン 』 久々の、M先生ピアノ・レッスン♪ M先生は、ピティナに所属されている先生です。 つい最近まで、O支部の支部長さんを務めておられました。 今年のステップ、コンペについて・・・。しばしお話。 大人のコンペ部門について、この所、ピアノの仲間の間でも話題になっています、 今年になっておかしく変更された、参加資格についての考えを話す。 (この件は、その後本部にも通じて解決しました) **** 私は、M先生の励ましがあって、 去年、ピティナの大人の部・コンクールに初挑戦しました。 予期せぬ予選通過で、本人も先生もビックリのまま、 全国大会で弾く機会を与えられました。 努力の積み重ねはきっと、花が咲くって事・・・ 身を持って、体験した思い出の夏になりました。 2001年の夏・・・。私はきっと一生忘れないでしょう。 これも、M先生のお陰です。 **** M先生の前では、 いつも思うように指が回らない・・・。 (う〜〜ん。家ではもっと・・・) こうなるのは、まだまだ練習が足りないのだけれど、 先生は、そうはおっしゃらない。 ミスタッチのことより、 もっと大事なこと・・・。 音楽的に弾くこと・・・。なんかを いろいろ教えてくださいます。 力の抜き方・・・ 指のタッチ。 そこから、私らしい演奏技術なんかを引き出してくれます・・・。 そんな、レッスンが大好きです。 先生のおっしゃる一言、一言を忘れないように頭のメモ帖に綴ります・・・。 |
-------------------------------------------------------------------------------- 3月 14日 木曜日 『娘の学校レッスン♪』 6年間・・・ホントにホントに最後のレッスンが今日、終わった。 お礼の言葉を言いながらも、思い出される6年間の緊張感。 3階、9号室のレッスン室にも、もう来ることもない・・・。 休暇ごとに提出した、録音テープ。 たどたどしくも、無心に弾く娘のバイエル・・・♪ 曲名を読み上げる幼く、愛らしい、低学年時代の娘の声・・・。 最後のテストでやっといただけた、モーツアルトのソナタ。 指が回らずに、苦労して練習した思い出。 頭の芯まで響く、メトロノームの音・・・。 もう、このレッスン室に入ることもないんだな。。。 あちこちから聞こえてくる、ピアノや、バイオリンの音が好きだった・・・。 娘と共に、成長して来た。 この6年間・・・。 この学校に娘が通ったからこそ、私もピアノを再開したんだし・・・。 あっと言う間だったけれど、 ホントに素晴らしい6年間だったと思う。 まだまだ、反省だらけだけれど、 これからも、 娘と一緒に私も、音楽の道を歩いて行きたい・・・。 本当にありがとうございました・・・。 H先生。 最後にとても、素敵なお言葉をありがとうございます。 -------------------------------------------------------------------------------- 3月 21日 木曜日 『春の強風。。。』 ぽかぽかと気持ちのいい春の日です・・・のはずでした!!! が、 午後から、もの凄い風!が吹き荒れています。 まさに、春の嵐・・・。 これで、一気に桜が散ってしまいそう・・・。 **** 午前中は、楽しみにしていたピアノの会。 久しぶりに、楽しくピアノ♪のはずが・・・。 ここんとこ、役員の仕事やらで、 真面目にピアノに向かえなかった私・・・ですから。 せっかく、いい線までいってた曲????? 見事!崩壊。。。 ガ〜〜〜ン! こういう時、自分の才能のなさ?を再確認してしまう・・・(-_-;) ピアノに向かうのが、何かイヤになってしまった。 ちょっと、お疲れモード。 頑張ろうって気になれない・・・。 心の中にも・・・ 春の嵐・・・。 吹き荒れてます。 ふ〜〜〜っ。 Hちゃんったら、 そんなに、練習してないよーと言いつついつも、いつも安定した演奏♪ うらやましいなあ〜。 今日も、素敵なベートーベンでしたよ♪ わたしゃ、才能ないなあ〜。 元気もなくなってきた、リリーさん・・・。 う・う・う・。(-_-;) |
-------------------------------------------------------------------------------- 3月 30日 土曜日 『ピアノの日。』 久しぶりのピアノレッスン♪ 風邪で寝込んだり、卒対で忙しかったりで、 なかなか集中して、ピアノと向かい合えないでいました。(悲) #### なんとなあ〜く、弾いているって感じだと駄目になってしまう私・・・。 ひとつひとつの音とじっくり、付き合わないとピアノと仲良くなれない私です・・・。 ・ ・ ・ 病み上がりのせいにして・・・? なんだか、自己流になっちゃってる感じ。 ここんとこ、ピアノに関しては落ち込み気味・・・。(-_-;) ピアノを続けていく事・・・ 時にとても大変に思う。 毎日練習しなければ、すぐに弾けなくなるし。 こなしていきたい課題は多い・・・。 趣味なんだから・・・ これから音大に行くわけでもなし・・・ もっと気楽に、楽しんで弾けばいいのに・・・ 何でそんなに、必死になってしまうの? ・ ・ ・ ピアノで悩んでも・・・ やっぱり、救ってくれるのはピアノです。 私はピアノに何を求めているんだろう? どんな場所に行きたいんだろう? ・ ・ ・ でも・・・ 悩みつつも、また、 ピアノを弾く 好き。 楽しい。 なくてはならないもの。 ・ ・ ・ その思いが一番大きな力。 一番大切な気持。 -------------------------------------------------------------------------------- |
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