リリーのピアノ日記♪2002年1月

2月の日記へ♪


1月 1日 火曜日

あけましておめでとうございます♪
新しい年になりました。。。
今年も又、沢山のピアノ曲との出会いがあるんだと思うと
わくわく・・・してきます。

大好きなピアノを通して、新しい出会いもきっと、またある。
楽しみです(^^♪

なにはともあれ、今年も楽しくピアノを弾いていきたいな。。。

--------------------------------------------------------------------------------
1月 2日 水曜日

『ピアノを弾くということ 』

私にとってのピアノ。。。
ないと困るもの、必需品、心の栄養・・・。

すぐに、忘れちゃうしテクニックもそんなにあるわけでもない。
でも。。。ピアノの前にいる私は、とっても幸せ。

イメージの世界。
心地よい世界。
素敵な曲との出会い。
喜び。

ピアノが弾けなくたって生きていけるけど、
ピアノを弾くことを禁じられたら、私の人生はとてもむなしいだろうと思う。

楽譜屋さんが大好きです。。。
こんなに、沢山の曲があるのに、私が弾ける曲は限られているし、
素敵な曲とめぐり合った幸せを、大切にしたいなあ♪と思う。


--------------------------------------------------------------------------------

1月 3日 木曜日

『お弾きぞめ 』

小さい頃、新しい年が来ると、
『お弾きぞめをしなさい』と母によく、言われたものだ。

新しい気持で、背筋をしゃんっ!とのばして、
間違えなく、最後まできちんと弾かなくてはならない。
何となく、こんな年頭の行事みたいなものが好きになれなかった。
弟や、いとこたちが、お年玉を手にわいわいと騒いでいる中、
私だけ、大人の前でピアノ演奏を披露しなくちゃならない!
そんなの、不公平だわ。。。
大嫌い、ピアノなんて。。。といつも思っていたから、
『お弾きぞめ』なんて言葉も、大嫌いだった。

それが、どういう理由だろう・・・?
今は、愛しいピアノに向かう喜びをかみしめている、年の初め。

やっぱり、背筋をしゃんとのばして・・・ね。

娘に向かって、
『お弾きぞめをしなさあ〜〜い』と叫ぶ私。
娘は、背筋がゾッとしているんだろうか・・・?ヽ(^o^)丿

--------------------------------------------------------------------------------



1月 4日 金曜日

『現実感が。。。 』

ピアノを弾いている時に、
ほんの、一瞬だけれど現実感をなくす時がある。

たとえば、知らない土地を訪れた時に味わう気分。
雪の中に、一人ポツンとたたずんだ時の気分。
真夏の星空の下で、ビールを飲み干したときの気分。

あまりに、幸せで全てがどうでもいいや。。。と感じる瞬間。

ピアノを弾いている時にも、そんな一瞬がある・・・。
現実感をなくす一瞬。

そんなことに、しあわせを感じる。

--------------------------------------------------------------------------------

1月 8日 火曜日

『うるさい左手 』

ピアノのレッスンで、先生に注意される事の一つに、
左手がうるさいっていうのがあります。
自分で思っている以上に、人には耳に付くらしい。

フオルテという文字を見ると、ついつい右手も左手もパワフルになってしまう私です。

左がうるさいからって、右手をもっと大きくすればいいって事ではありませんね。
力を制御して、弱い音を作り出すのがニガテです。

まろやかな優しい音をイメージして、
まず、『うるさい』という事に自分が気付くという、
指だけではない、耳のトレーニングも必要だと思う。
でしゃばる左手の音に注意する耳が、欲しいですね。。。!

ゆっくりと、弱く弾く伴奏形の練習をしていきます。
何事も、練習の積み重ね。

--------------------------------------------------------------------------------

1月 10日 木曜日

『指使いの大切さ 』

ピアノの練習で私が、気をつけていること。
いろいろありますが・・・。
大切だと思う、『指使い』。


5つの指をうまく使って、
楽に、上手に弾ける為の道しるべ。。。

人によって手の形、指の形、長さはまちまちだから、
自分なりの、その時一番弾きやすい指使いを研究してみるのもいいかも。。。
特に私の場合、バッハを弾く時、とても指使いの大切さを感じます。ほとんどの音に、指番号を記してしまう位。
ひとつでも、指が迷子になってしまうと、確実に後がくずれて行きますから。
それから、いくら自分流に指使いを変えたとしても、
日によって、それを変えない事。これは、重要ですね!
今まで、間違えないで弾けていた所が、ある日突然弾けないってことがあります。
その、原因はテンポが速くなっているか、指使いがいつもと違って弾いているということが、多いです。

そんなわけで。。。
私は、指使いにはとても注意を払って練習しています。

--------------------------------------------------------------------------------

1月 12日 土曜日

『一日にして。。。ならず 』



私とピアノ。。。

私は一日にしてならず。

また。。。

昨日より今日、そして明日へと。。。

積み上げて行こうと。。。




--------------------------------------------------------------------------------

1月 24日 木曜日

『あと2ヶ月。。。 』

今日は、バイオリンがお休みなので久しぶりに
娘のピアノレッスンを観に行く。
H先生とのレッスンもあと、2ヶ月を切ってしまった。
本当に、6年間なんてあっと言う間。
1年生の初めてのレッスンで、自己紹介をしあった後、
しっかりやって下さいよ!6年なんか、すぐですからね。
と、言った先生の厳しいお言葉どうり。。。早かった。

あの頃、6年生の弾くソナタ・・・。
うちの娘もこんな曲を弾くようになるんだろうか?と
感動と驚きの思いで聞いていたのが、つい昨日のよう。。。
先生の熱心なご指導のおかげで、娘もソナタを弾くようになっている。。。
まだ、紅葉みたいなちっちゃな手で、バイエルを、バスティンを、弾いていた頃を振り返り、ふと寂しくなったり・・・。
成長が嬉しかったり・・・。

娘のレッスンでは毎回ドキドキ・・・イライラものだったけれど
私自身が勉強させていただいた事が、沢山。
こっそり、メモしたノートには先生の素敵な言葉が、
たっぷり綴られています。
ここでのレッスンのおかげもあって、私も再びピアノを弾く楽しさを思い出したのだし。。。
趣味のおけいこでは知り得なかった厳しい事も沢山教えていただいた。

ここでのレッスンは、ただ『弾く』だけではないので、幅広く勉強して行かないとダメ。
ちなみに、本日のレッスンの一部をレポートしますと。。。

★ハノン・・・NO1〜No9.止まらずにPで、レガートに弾く。
       NO3〜NO5.スタッカートで弾く。
       アルペジオ(a-moll)
★調について
       メリーさんの羊を全調で弾く
今の娘の段階で、調の勉強はとても、大事。
今、弾いている曲の調、同主調、平行調をしっかり把握している事。
また、その調のスケール&カデンツが間違えなく弾ける事。
今日は、新たな質問が〜〜(-_-;)
ハ長調を、ハ短調にするには、何を何にすればいいですか?
えっ。。。?
10秒の沈黙が10分にも感じられます。
3番目の音と・・・・えーと、何番目?6番目だった?
半音下げるんだよね。。。♪
こういう事は、私のレッスンではあまり教えていただけないんで、とっても勉強になります。
ソナタなどでは、主題、展開部、再現部をしっかり把握して、
何調に転調したかなども、しっかり分かって弾いていなければならないんですよね。
ピアノの勉強って、ただ、弾くというだけではないんだなと、改めて感じさせてくれる、
いつもながら、内容の濃いレッスンです。


もどる♪