『宮谷理香ピアノ・リサイタル』
宮谷 理香 プロフィール


1971年 7月 30日、金沢市生まれ
1976年 5才よりピアノを始める
1982年 桐朋学園大学附属「子供のための音楽教室」入室
瀬尾真理子氏、江戸京子氏に師事
1987年 東京大学教育学部附属中学校卒業
桐朋女子高等学校入学時より松岡貞子氏に師事
1990年 桐朋女子高等学校音楽科卒業
1994年 桐朋学園大学音楽学部演奏学科ピアノ専攻卒業

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1995年
 6月  飯塚新人音楽コンクール 第1位
10月  第13回ショパン国際ピアノコンクール 第5位入賞
11月  カジミェシ・コルド氏指揮 ワルシャワ国立フィルハーモニー管弦楽団と「ショパン国際ピアノコンクール・ガラコンサート」日本/台湾ツアーを行う

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2002年2月22日の日記より。。。




私とは、10歳も歳が離れているけれど、
素敵なお友達。。。Tさん。
Tさんは、私が学生時代にアルバイトしていた病院で、とても可愛がってくれた上司です。
もう、20年近いお付き合い。
Tさんはとても若くして、お母さんになった方なので、
もう、お孫さんが2人も!!!います。
18歳になる素敵な息子さんも、いらっしいますが。。。

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今日は、そんなTさんから久しぶりに電話がかかってきました。
ここのところ、お互いに引越しをしたり、
私の方は、子育てに忙しかったこともあって、
しばらく、年賀状だけのお付き合いが続いていました。
本当に懐かしい声です。。。
Tさんと話をしているうちに、
時が戻って、学生時代の私が受話器を握っているような気分・・・。

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そんなTさんと、来週会えることに!!!
最近ピアノにはまっていると言う私を思い出して、
リサイタルに誘って下さいました。
とても、
とても、
楽しみ。。。

ここんとこ、PTAの仕事やらでストレスも溜まり放題だったけれど、
すっかり、発散できそうです。

うわ。。。。
何、着て行こうかな?
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・・・そんな理由で、とても楽しみにしていました。
会場の浜離宮ホール。
初めてです。
そして、初めて『大江戸線』たるものに乗る。
『築地市場駅』を降りると、さすが!お魚の匂い〜〜立ち込めています。
夜のこの街はひっそりと静まりかえっているけれど、(眠りについてます、すでに)
早朝のこの街は、さぞかし活気あるんでしょうねえ・・・なんて思いながら目の前のホールへ。

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浜離宮ホール。
落ち着いた、素敵なホールです。
Tさんとの再会も嬉しく、会話も弾みます!・・・が昔話はリサイタル終了後にとっておいて・・・。
さて、開演。

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今夜のプログラム
見出し3のエリアです!!
ショパンの旅という題にある通り、ショパン中心のプログラムです。
よく、耳にする馴染みのある曲が多くて一緒に行った娘も楽しんでいた様子です。

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華やかなワルツOP34−1で幕を開けました。
続いて、OP34−2・OP34−3
いずれの曲も輝きと、暖かみのある音で生命力にあふれた演奏でした。
マズルカ4曲。
人間的な暖かい息吹が感じられる演奏。
音色の美しさを心に刻み付けて帰りたいです・・・。

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スクリャービンの曲は、
私自身は弾いた事がありませんが、
ロシア音楽の繊細な叙情を重視した演奏、という感じで聴いていました。
澄んだ響きで表情に大きな魅力が感じられました。

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宮谷さんの演奏は、
全体の安定を失わない、明るく、活発で、
チャーミングな表情があちらこちらに散りばめられたもので・・・。
それが、すがすがしい魅力として聴いている者を魅了していく感じでした。

とても、楽しめた一夜でした・・・。

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リサイタル終了後は、
月島へ出て、本場の『もんじゃ』に舌づつみ・・・。
ふう〜〜。最高の夜。
T子さんには、リサイタルのチケットからおみやげのいもようかん(娘のお気に入り)
月島のもんじゃまで、すっかりお世話になっちゃいました!!!
なんて〜幸せなわ・た・し!

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T子さあ〜〜ん、
最高の夜をありがとうございました。。。

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