拉致被害者の一時帰国
24年ぶり家族と再会
歴史的な一日でした。

今日は、1日中TVの前に釘付けになっていました。
北朝鮮による日本人拉致事件被害者のうち5人が、
今日午後2時30分。
日本政府のチャーター機で平壌から東京・羽田空港に到着しましたね。

24年ぶりの一時帰国。
いったい、どんな思いでしょう。
空港には、家族ら約40人・「救う会」のメンバーなどが出迎え、
涙と笑顔で再会を喜び合っていた映像が目に焼きついています。

24年間という歳月はあまりにも長く、むごく、
それだけに、家族との再会シーンは実に感動的でした。
本当によかったですね・・・。
小泉総理が、北朝鮮に乗り込んだ成果があらわれたものなのでしょうね。

しかし、これからどうなっていくのでしょう。
一時帰国は当然ですし
歓迎すべきことだと思いますが。
しかし・・・永住帰国はどうでしょう?

永住帰国。。。
当然のことのように報道されていますが、北朝鮮に置いて来た家族のこと。
北朝鮮で生まれ、大学生にもなる歳まで育った人を、
故郷から隔離して、日本に来させることが良いことかどうかは少し疑問にも思います。

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この『日本人拉致事件』は、
娘の中でも、大きなショックがあったらしい。
横田めぐみさん。
失跡当時13歳・・・と言えば、今の娘と同じ年。
そして、めぐみさんの娘と言われているキム・ヘギョンさんは15歳。
彼女が、めぐみさん(母親との)思い出について、
「わたしは一人っ子だったし、母はわたしを愛してくれた。
買ってほしいものは何でも買ってくれた」
・・・などと涙を流したと・・・

そんなコメントを耳にすると、
『かわいそう・・・』 ・・・そして、
『めぐみさんは、拉致された時、どんな気持ちだったのか』 って思うと・・・。
娘なりに、胸を痛めている様子。
24年前に新潟市で行方不明となり、北朝鮮に拉致されためぐみさんは、
生きていれば、自分の母親に近い年齢であるのに、
娘の中では、同年齢の女の子としてうつっているんだろう・・・。

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安否が確認されていない人も含む被害者全員の救出まで、
運動は終わらない・・・。と言っていますね。
5人の方々の今までのご苦労が日本滞在期間で、
・・・少しでも癒されることを、ただ願うのみです。