最後のレストラン
	タイトル	最後のレストラン　１巻
	著者	藤栄道彦（とうえい　みちひこ）
	出版社	新潮社
	ISBNコード	978-4-10-771641-5
	値段	５５２円＋税
	発行日	２０１１年１２月９日
メモ
月刊コミック＠バンチに連載の、『最後のレストラン』第一話のお客様が御屋形様だったので、本誌を買って、自分で糸で綴じて保管していたのですが、単行本になったので買ってみました。本能寺の変、寺の奥の廊下を抜けるとそこは・・・・さびれた現代のレストランでした！店を継いだばかりの園場青年に、誰も食べたことがない、空前絶後の料理を出せ。と、信長からの無茶ぶりオーダーが・・・！とってもチャーミングな上様で、終始にやにやしながら読ませて頂きました。他のゲスト様は、マリー・アントワネット、カエサル、龍馬さん、ジャンヌ・ダルクの皆さんです。上様は別としても、普通に漫画として面白かったので、良かったらぜひ。
◆入手方法
（2016年3月時点）出版社在庫あり。本屋さんで買ってあげて下さい。

雑賀六字の城　信長を撃った男（全３巻）
	題名	雑賀六字の城　信長を撃った男
	著者	画：おおのじゅんじ　原作：津本陽
	出版社	リイド社
	ISBNコード	（１巻）978-4-8458-4390-9
		（２巻）978-4-8458-4391-6
		（３巻）978-4-8458-4392-3
	値段	６００円+税　１巻のみ６５７円+税
	発行日	２０１３年１月９日／２月１３日／５月１０日
メモ
歴史街道増刊『コミック大河』（2010年3月号～）にて連載。コミック大河休刊の後、リイド社『コミック乱』に移動して、2011年10月号～2013年9月号に連載。なので、一度、PHP研究所から１巻だけ発売されて、その後、リイド社から１～３巻まで発売になりました。が、３巻は途中の第２１話までしか収録されておりませんで、その後の１０話分が単行本化されていません。何故だ！（涙電子書籍版をだしたんだから、４巻で最終話まで入れて一緒に出せばよいではないですか。と、思うのは管理人だけでしょうか。とは言ったものの、織田ファンとしては、上様はただの仇役で冷酷な魔王なだけですので、別に購入はお勧め致しません。出番も少ないし、ただ、遠くから狙われてるか、子女の首切ってるかのどっちかですので（笑原作は、津本さんの『雑賀六字の城』主人公は雑賀衆の年寄衆の末弟、小谷七郎丸。天王寺砦で上様が被弾しますが、その狙撃手が七郎丸、という設定のようです。基本的には主人公と仲間たちの青春物語。あと、織田方についた、根来の髑髏と呼ばれるスナイパーとの一騎打ちです。戦国版スターリングラード（映画）かなぁ、と思いながら読みました。
◆入手方法
（２０１８年４月現在）　リイド社版は出版社在庫あり。近所の本屋さんで注文してあげて下さい。

覚（さとり）の駒　５巻
	タイトル	覚の駒　５巻
	著者	内富拓地（うちとみ　たくじ）
	出版社	小学館
	ISBNコード	978-4-09-125880-9
	値段	４２９円＋税
	発行日	２０１５年６月２３日
メモ
週刊少年サンデー増刊の「サンデーS（スーパー）」に連載していた作品です。人の心に興味をもち、将棋を指すことで心の奥底を見るという、物の怪、覚（さとり）。が主人公で、色んな時代の歴史上の人物、または名もなき人の岐路に現われては将棋を指して、結局その人間たちが活路を見出す、または迷いをふっ切る、みたいなオムニバスっぽいお話で、歴史上の人物が出てたので、１巻から目つけてたのですが、４巻でとうとう松永が出たので、これは来るぞ、と思っていたら、最終巻で上様登場。でも、メインは光秀だったので、上様は少しだけでした。天下取りなど、あやかしの力を使えばたやすいではないか、と、誘惑にきた果心居士を、首つっこむんじゃねぇ、と追い返し（笑ゆるぎなく覇王の道を進む上様、流石でした。
◆入手方法
（2018年5月時点）出版社在庫あり。本屋さんで買ってあげて下さい。

ＳＡＫＯＮ＝戦国風雲録＝
	題名	ＳＡＫＯＮ＝戦国風雲録＝
	著者	原　哲夫 (はら　てつお）
	出版社	集英社　徳間書店
	ISBNコード（愛蔵版）	（１）4-19-780418-0
		（２）4-19-780420-2
		（３）4-19-780422-9
		（４）4-19-780423-7
	値段	1000円+税
	発行日	2007年11月
メモ
島左近が主人公。影武者徳川家康の外伝らしいです。はじめにジャンプコミックで全６巻で発刊。その後、廉価版で新潮から７巻くらいで出て、徳間書店から全４巻で愛蔵版が出ています。信長公は、８話と９話『影武者の過去（前編）（後編）』にご登場です。単行本でいうと、２巻の最後と３巻のはじめ。愛蔵版だと・・・・２巻に両方収まってるかな？・・・（汗家康の影武者、世良田二郎三郎が影武者になる前、長島一向一揆のお話です。左近が主人公なので、信長公はよいしょ役（何ソレ）なのですが、読みは外れるし、一向一揆には負けるし、逃げるところを狙撃されちゃったりしますが、かっこいいです！１ページ丸まる使った信長公の顔アップがとっても素敵です。厳ついけど！！
入手方法
（２００９年１月現在）愛蔵版は出版社在庫あり。単行本（ジャンプコミック）は品切れ。

真田太平記
	題名	真田太平記　２巻
	著者	画：細川忠孝（ほそかわ　ただたか）原作：池波正太郎
	出版社	朝日新聞出版
	ISBNコード	978-4-02-275522-3
	値段	６００円＋税
	発行日	２０１６年３月３０日
メモ
池波正太郎『真田太平記』のコミカライズ。週刊朝日の増刊号扱いで、歴史漫画雑誌『真田太平記』として２０１５年の年末に１号が発売されて、４号まで毎月末発売。５号から季刊誌になって、今も続いています。が、上様のご登場は２巻だけです。原作小説も、出ていらっしゃるのは確認しているのですが、まだはじめからちゃんと読んでいないので、どのくらい出てて、どんな扱いか分かりませんが、漫画版は、武田攻めの件で、評定と言うか領土の配分会議にお出になってらっしゃるだけでした。目尻は切れてるけど、かなりどんぐり眼な上様です。結構かわいい（笑
◆入手方法
（２０１８年４月時点）出版社在庫あり。本屋さんで買ってあげて下さい。

サバンナゲーム（全８巻）
	題名	サバンナゲーム
	著者	（１～３）画：春乃えり（はるの　えり）・（４～８）塩塚誠（しおづか　まこと）　作：黒井嵐輔（くろい　らんすけ）
	出版社	小学館
	ISBNコード	（１）978-4-7780-3753-6
		（２）978-4-7780-3758-1
		（３）978-4-7780-3753-6
		（４）978-4-7780-3763-5
		（５）978-4-7780-3778-9
		（６）978-4-7780-3783-3
		（７）978-4-7780-3786-4
		（８）978-4-7780-3788-8
	値段	（１－７）６００円+税（８）８００円+税
	発行日	2012年12月～2016年9月
メモ
モバゲー、エブリスタに掲載の携帯小説「サバンナゲーム－始動－」「サバンナゲーム－激動－」のコミカライズ。小説としては、始動・激動・動乱・驚天動地篇、別視点からの The Dead Future篇が書籍化されているようです。原作はまだ読んでいません。すみません。日本政府公認の殺人ゲームに参加することになった主人公が、親友たちと協力しながら生き残りを掛けてひたすら戦ってました。参加者が８００万人くらいいて、その中でチームを組んで戦っているのですが、その中の有力なチームが「新撰組」というチームで、そこに所属して三番隊隊長をしているのが上様。というポジションでした。土方さん沖田君をサポートするくらいの出番で、大してというかあまりご活躍ではございませんでした（笑）５巻が一番の見せ場だったかなぁ。その後は、敵方に殺された秀吉の仇をとる！とる！と事あるごとに主張する上様が可愛いかったです。ストーリー展開のメインは新撰組の面々で、聖徳太子やら卑弥呼やら一休さんやら次々と出てくる歴史上の人物のひとり、な上様でした。
◆入手方法
（２０１８年４月現在）出版社在庫あり。本屋さんで買ってあげて下さい。

ジパングに恋をした
	題名	ジパングに恋をした
	著者	長浜幸子（ながはま　さちこ）
	出版社	集英社（ＹＯＵコミックス）
	ISBNコード	4-08-862311-8
	値段	５０９円
	発行日	１９９５年３月日
メモ
やってしまった････これまた、どこかのサイトに載っていたのを見て、ずっと探していたのですが、こんなどーしよーもない話とは思わなかった･････。どーしょーもないって云うと、語弊がありますね、個人的には最高にウケました。無茶苦茶すぎて面白かったです。作者の方は、一体何がしたかったんだろうな････と、思わずにはいられない展開でした。まず、主人公は、本能寺の変の４００年後に転生してきた信長公（女）ちなみに、大財閥の令嬢。ただ、やはり前世が災いしてか、破天荒な性格。でも美人。そのお見合い相手として登場するのが、明智光秀（男）どこぞの大銀行の御曹司。前世はどうだか知りませんが、平々凡々な好青年です。この２人、前世の記憶は全くありません。ただ、本能寺の変の夢を断片的に見るだけです。明智青年の頑張りのお陰で、だんだんいい雰囲気になっていきます。そこへ現れたのが、森蘭丸（男）謎の男。大手宝石商の若社長。こっちは確信犯。前世の記憶ありまくり。というより、むしろお蘭そのもの。明智青年から御屋形様を守るべく、生まれ変わってきたのです。が、このお蘭、現代の法律という尺度で測ると、完全に犯罪者です。明智青年は信長公を害するつもりは欠片もないのに、明智青年宅に火をつけて殺そうとするわ、明智青年を誘拐して抹殺しようとするわ、さらに、明智青年を助けようとする信長公を手篭めにするわ、薬を使って眠らせるわの違法行為オンパレード。しかし、明智青年を仕留めかけた直前、信長公にナイフで刺されて、あえない最期を遂げてしまいます。が、直後、上記の手篭めにされた時の、お蘭の子供が信長公のお腹に宿っている事が判明。信長公を愛している明智青年は、海外で３人でやり直そう。と、告白。２人はお蘭の遺体を隠し、海外逃亡を図ります。空港で落ち合う約束をした２人。しかし、明智青年は警察に捕まりそうになり、逃げ出したところ、車にはねられ死亡。ひとり空港に取り残された信長公。この後一体どうなるのでしょうか？と云う所で終わりました。････凄くないですか？凄すぎてこんなに行数使っちゃいました（笑）買うと後悔します。多分。世の中には、すごい漫画があるもんだと思いました。
入手方法
品切れ重版未定。その前に、買わないほうがいいと思います。勇気のある方は、ネットで。古本屋にもたまにあります。

週刊ダイヤ主水
	題名	週刊ダイヤ主水
	著者	あくつめい太（あくつめいた）
	出版社	二見書房　シャレードコミックス
	ISBNコード	978-4-576-08189-2
	値段	９２０円
	発行日	２００８年１１月２１日
メモ
しゅうかんだいやもんど、と読みます。２００１年から２００７年に『シャレード』というボーイズラブ系の月刊誌に連載されていたギャグ漫画だそうです。シャレードに載ってたにもかかわらず、BL要素がまるっきり無い、この漫画！！それはそれで凄い！そして、表紙の真ん中のくせに、異様に地味な信長公がまた凄い！主人公のはずなのですが、まわりのキャラが濃すぎて負けてます。変態利家に、世の中に擦れた家康、信玄ラブな謙信公、それに振り回される天然信玄公、いなかっぺ独眼竜に、ぺこちゃん松永弾正、商売上手布教下手なザビエル。（フロイスじゃないところがまたウケる（笑中でも特に、利家は変態さ加減が尋常じゃありません。ファンは決して読んではいけないと思う（要覚悟それにしても、BL雑誌でこれが連載されていたとは、奇跡ですな。桶狭間並みの（違
入手方法
（２００９年１月現在）出版社在庫あり。本屋さんで注文してあげて下さい。

しろまん（全２巻）
	題名	しろまん
	著者	松志ぐら（まつ　しぐら））
	出版社	マッグガーデン
	ISBNコード	（１）978-4-86127-938-6
		（２）978-4-8000-0007-1
	値段	各５７１円+税
	発行日	2012年1月29日／2012年5月30日
メモ
月刊コミックアヴァルス２０１１年７月号～２０１２年５月号連載人気歴史ゲーム「戦国王子」が大好きな大学１年生の倉田陸は、ゲームの監修をしている、鴻池教授のゼミに入ゼミ希望中！ある日、陸が書いた課題の“安土城レポート”を見た鴻池ゼミの主・蓮井は、そのあまりに不出来なレポートをボロクソに貶し、陸の入ゼミを拒否！！そのまま陸をお城へ連行し―！？《１巻裏表紙より》という設定で、安土城、臼杵城、姫路城、岡城、彦根城、小谷城を、正統派歴史オタクと、ミーハー歴史好きの大学生が巡る（登る）お話です。上様は1ミリも出ていらっしゃいませんが、ものすごく精密に描かれた安土山（not安土城）に感動しました。いや、あの森とか石垣とか階段とか、これって城漫画だっけ？と、描きながら自問したに違いないと思うのですよ。城ったって、山と溝と土塁だもの。という、現実に打ちのめされながら、ミーハー君が歴史の面白さにだんだん目覚めていくのが良かったです。「歴史はロマンじゃねぇ　科学だ」（ｂｙ蓮井先輩）は、至言だと思いました。反省します（滝汗
◆入手方法
（２０１８年４月現在）出版社在庫未確認。そろそろ危なそうです。電子書籍版あり。

新・信長公記～ノブナガくんと私～（１巻～以下続刊）
	題名	新・信長公記～ノブナガくんと私～
	著者	甲斐谷忍（かいたに　しのぶ）
	出版社	講談社
	ISBNコード	(1)978-4-06-516358-0
		(2)978-4-06-517232-2
		(3)978-4-06
		(4)978-4-06
		(5)978-4-06
		(6)978-4-06
	値段	(1)630円+税
	発行日	2019年7月5日～
メモ
週刊ヤングマガジン２０１９年月１７号～連載時は２１２０年。戦国オタクの天才科学者が「名だたる武将達が　もし一斉に　この世に生まれたら　本当に強いのは　誰なのか・・・・」という思いを実現させてしまった為に生み出された、数々の戦国武将のクローンたちが成長し、集められたのが、銀杏高校１年Ａ組特別進学クラス。に、間違って入学してしまった一般人、日下部みやびちゃんが主人公です。クローンの皆さんは誰にそそのかされた訳でもなく、必然的？に不良の道を進み、各地で不良として名を轟かせ、不良の中の不良を目指して、不良の聖地「銀杏高校」に集まりました。理事長が意図的に集めたのですが、今のところ裏にまだ黒幕がいそうな気配。さて、この世界では、歴史教育が縮小され、江戸以前の日本史が学校で教えられていない、という設定なので、クローンの皆さんはまんま戦国武将の名前なのに、それに気づかず、学校でボスの座に就くことを目的として喧嘩三昧の学校生活を送っています。上様もその生徒の一人なのですが、“学ランに半ズボン”というファッション？の為にバカ扱いされ、眼中にも入れられていないご様子。それをいいことに、ひたすらに惰眠をむさぼっておられます。起きてるな、と思ったら、ポケットに手つっこんで、いつもファミチキ（(c)ファミリーマート）食べてます。しかし、実は上様、第六天魔王とまで呼ばれた伝説の不良で、喧嘩も滅茶苦茶強いのです。ただ、自分には何も目標がないから、純粋にてっぺんを獲ろうとしているクラスメイトの邪魔をする奴等が気に入らないんだ。と、横槍を入れようとしてくる、校内外の不良たちを、影で返り討ちにしているのを、みやびちゃんだけが知っているのです。と言う訳で、クローン３４人に今立ち読・・げふんごほん掲載されている分に家康公、イレギュラーで木曽義仲ご登場。クラスメイトの半分くらいはまだ名前が紹介されていませんので、推し武将がおられる方はお楽しみに。ヤンキー漫画なのかな？と思って読みはじめましたが、さすが「LIAR GAME」の作者さんだけあって、１巻の途中くらいから頭脳心理戦の様相を呈して参りました。秀吉は活躍できそうですが、馬鹿扱いでやる気のない上様に見せ場はくるのでしょうか？ああ、半ズボンで理事長にすらクローンなのを疑われている上様ですが、安心して下さい。学ランの袖はついてますよ（笑
入手方法
（２０１９年１２月現在）出版社在庫あり。本屋さんで注文してあげて下さい。

信長戦記（全６巻）
	題名	信長戦記
	著者	かわの　いちろう
	出版社	リイド社
	ISBNコード	(1)978-4-8458-3912-4
		(2)978-4-8458-3913-1
		(3)978-4-8458-3914-8
		(4)978-4-8458-3915-5
		(5)978-4-8458-4120-2
		(6)978-4-8458-4121-9
	値段	(1)～(4)524円+税　(5)(6)552円+税
	発行日	2010年1月11日～2012年12月13日
メモ
コミック乱２００９年４月号～２０１２年１０月号連載桶狭間～姉川まで。最新研究を踏まえて、ファンタジー要素なく真面目に信長公記を漫画化した感じです。ちょっとむっちりした上様が、色白もち肌っぽくてつつきたくなる・・・（笑一応、６巻で第一部終了、と雑誌に書いてあったはずなのですが、第二部はいつですか？
入手方法
（２０１８年４月現在）出版社在庫あり。本屋さんで注文してあげて下さい。

神話になった午後（『天使かもしれない』に収録）
	題名	天使かもしれない
	著者	田村由美（たむら　ゆみ）
	出版社	小学館
	ISBNコード	4-09-191137-4
	値段	７１０円
	発行日	１９９８年６月日
メモ
ジャイアンツをこよなく愛する、天然女子高生、濃子が主人公。のーこちゃんが数々の事件に巻き込まれるのですが（というよりむしろ、引き起こしているような気もするけど･･）何話かある、のーこちゃんシリーズのひとつ、『神話になった午後』に信長公ご登場。約１００ページ。バック･トゥ･ザ･フューチャーよろしく、戦国時代にタイムスリップしてしまった濃子ちゃん。敵方にさらわれた濃姫様の身代わりに、（そっくりなものだから）信長公の下へ御輿入れすることに････。ま、結局偽者なのはばれてしまったけれど、（本物の）濃姫救出大作戦の幕がきって落とされるのでした。久しぶりに、胸キュンなお話でしたｖｖ信長公かっこよかったです。大胆不敵、電光石火、頭が切れて、かつ優しい。バサラな格好もお似合いで、文句なしです！
入手方法
（２００７年９月現在）出版社在庫あり。古本屋では１００～４００円くらいで買えると思います。

せんがく（全５巻）
	題名	せんがく
	著者	画:木乃（きの）ひのき　原作:日日日（あきら）
	出版社	マッグガーデン
	ISBNコード	（１）978-4-86127-703-0
		（２）978-4-86127-774-0
		（３）978-4-86127-841-9
		（４）978-4-86127-883-9
		（５）978-4-86127-954-6
	値段	各５７１円+税
	発行日	２０１０年２月～２０１２年３月
メモ
月刊コミックブレイドアヴァルス２００９年９月号～２０１１年１２月号まで連載時は現代。なんか巨大権力を持っていそうな、戦国学校に編入してきた、豊臣秀吉（女子が、情報を駆使して、成りあがろうとするお話です。その学園の問題児、織田信長（男子その幼馴染、ふわふわ腹黒な徳川家康（男子柴田（教師）の指示で、彼らを見守る前田利家（男子その他教師陣に、今川義元、浅井、朝倉、そして、美人巨乳教師、明智光秀。という、豪華出演陣でお送りしています。ぱられるって、どこまで買うか悩む所なのですが、これは、結構設定が凝ってて面白かったです。で、結局、生徒を支配する家紋システムなるものが存在して、それを稼働させている黒幕の「京」を動かしているのが「淀殿」で、豊臣の天下が続く歴史を作る為に、現代に戦国時代を再現させていたのだけれど、その中で史実通りに動かされていたはずの三英傑が反乱を起こして、システムを強制リセットさせて、みんなごく普通の学生に戻りました。という、TV版エヴァの最終回みたいなオチでした。（大変に語弊がある
◆入手方法
（２０１０年３月現在）出版社在庫あり。本屋さんで注文してあげて下さい。

SENGOKU
	題名	SENGOKU　上下
	著者	山科けいすけ（やましな　けいすけ）
	出版社	新潮社
	ISBNコード	（上）978-4-10-130392-5
		（下）978-4-10-130393-2
	値段	４７６円+税
	発行日	2011年10月1日
メモ
確か、９１年くらいに竹書房から単行本が３巻出て、そのあと、もっかい竹書房から上下巻（愛蔵版サイズだったかなぁで出て、ずっと品切れ重版未定のままだったのですが、なぜか新潮社で文庫化！！４コマ漫画なのに、コミック文庫でなくて、普通の新潮社文庫扱いです。さて、好きな戦国武将がカッコ良く描かれてなくちゃ嫌だ。と云う方は、決して買ってはいけません。信長ファン的には、信長が、鉄砲フェチの自儘な変態サディストで、基本カッコ悪く、濃姫様にはボコられ、やたらと全裸で踊り、常に鼻ほじってる暴君、でも大丈夫。って方のみお読みください。愛を試すには格好の本だと思う（笑信玄公はおネエ言葉だし、謙信公は戦バカの幼稚園児だし、なんかもう、ね、色々凄い漫画なので、とりあえず立ち読みしてみると良いかもしれません。一応メインは信長公だと思います。冒頭は公のネタだったし、本能寺で終わってるし。・・・・うん、たぶん。
◆入手方法
（２０１６年３月現在）出版社在庫あり。本屋さんで買ってあげて下さい。

戦国ARMORS（せんごくアーマーズ）（全２巻）
	題名	戦国ARMORS
	著者	榊ショウタ（さかき　しょうた）
	出版社	集英社
	ISBNコード	（１）978-4-08-870278-0
		（２）978-4-08-870299-5
	値段	各４００円+税
	発行日	2011年8月9日／2011年9月7日
メモ
週刊少年ジャンプ２０１１年１４号～３１号連載週刊少年ジャンプで連載されていた、奇跡の、明智光秀主人公漫画の単行本化です。時代設定は、本能寺の変の１０年後。秀吉の暴政に万民が苦しむ暗黒時代。信長の娘、お長が秀吉の妾に差し出されようという道中、お長をさらわんと一行を襲う一人の僧が現れて・・・。ソドム、という特殊な武器を使って、悪の総大将秀吉に、なぜか生きてる光秀が戦いを挑む。というアクション漫画なのですが、上様はお出になりません！（きっぱりだって、亡くなっておいでですもの。ただ、何だか良い感じに素敵な上様の回想シーンが２項あった（２巻に収録）ので、そのためだけに買いました。と云う訳で、え、光秀ってこの時もう６５歳くらいだよね・・・と思いながら、何故かエロ親父設定の見た目２０代光秀を堪能したい光秀スキーさんは、是非手に取ってあげて下さい。石川五右衛門も、ちんちくりんな梵天さん＆片倉さんもいます。２巻には信玄公やお市様もご登場。ですが、やはり少年誌ならではの打ち切りの為か、物足りなさの残る終わり方で、ちょっと残念でした。この秀吉の悪役っぷりはなかなか良かった。気持ち悪いくらいの、上様の善人っぷりは尚良かった（笑
◆入手方法
（２０１８年４月現在）出版社在庫なし。電子書籍版あり。

戦国アンジェリーク（全３巻）
	題名	戦国アンジェリーク
	著者	画：羽鳥（はどり）まりえ　作：藤咲（ふじさき）あゆな
	出版社	エンターブレイン
	ISBNコード	（１巻）978-4-04-727056-5
		（２巻）978-4-04-727590-4
		（３巻）978-4-04-728053-3
	値段	６２０円+税　3巻のみ８８０円+税
	発行日	２０１１年３月１１日／１１月１１日／１２年５月１１日
メモ
B's-LOG（2010年7月）増刊コミックビーズログキュン！Vol.5～Vol.16（2012年3月）連載。『アンジェリーク』は、コーエーから何シリーズも出ている、女性向け恋愛シミュレーションゲームです。主人公アンジェリークが、とある星の女王となるべく頑張るのですが、それを助ける守護聖（男子）というのがいて、彼らに教わりながら、その星を育てていく訳です。で、最終的に、そのまま女王になったり、守護聖とくっついて幸せに暮らしたり、というエンディングになるゲームなんですが、なぜかその守護聖さま達が戦国武将になった漫画が出ました。ヒロイン（プレイヤー）は普通に女の子で、守護聖様が上様とか秀吉とかになるのかと思ったら、まさかの、ヒロイン＝織田・アンジェリーク・信長。でした。なぜ誰も止めなかった・・・・（笑ちなみに、配役はジュリアス信玄公　クラヴィス謙信公　ランディ幸村マルセル家康公　ゼフェル秀吉　オリヴィエ慶次　ルヴァ様　宗易様などなどです。ロザリアの光秀がしっくりきすぎてウケた（笑本編もなんだか色々すごいです。ジュリアス様（信玄公）と、クラヴィス様（謙信公）が民を幸せに出来るのは、私の方だ！！と云って、川中島で何度も戦っているのを、止めに、アンジェリーク（信長公）が割って入る。という、凄い展開になってた。川中島のハイライト、信玄公と謙信公の一騎打ちに、うちの御屋形様割り込みましたよ・・・（空気読め（笑ほいでもって、二人を仲直りさせて、皆で信濃を復興させましょう！みたいな展開になってた（第一巻）・・・・・力技もここまで来ると凄い。というか、見た目がみんな守護聖さまたちそのまま。性格もそのまま。なので、それっぽい配役にはしてあるものの、完全に、主人公の御屋形様が性格に違和感ありまくりです。天然にド真っ直ぐすぎて気持ち悪い（ある意味あっているのか？（笑で、結局、アンジェリーク御屋形様が、日本を平和にしたいの！みんな分かってくれるはずよ！！とか激甘なこと云って突っ走ったら本当に戦が無くなった。っていう漫画でした。ここまで甘っちょろいことを、御屋形様が臆面もなく云ってくれる斬新さに脱帽です（笑島津にはめられて、本能寺を襲った形になっちゃったロザリア光秀が可愛かったｖｖやけにクールなイケメン乱ちゃんにもウケました。いやー、すごい漫画だった。リアルにゲームになればいいのに。そうしたら私、全力でアンジェリーク御屋形様で、ジュリアス信玄公を落とすわ（笑
◆入手方法
（２０１８年４月現在）　出版社在庫あり。近所の本屋さんで注文してあげて下さい。

戦国自衛隊（全４巻）
	題名	戦国自衛隊
	著者	画:森秀樹（もり　ひでき）原作:半村良（はんむら　りょう）
	出版社	リイド社
	ISBNコード	（１）978-4-8458-4668-9
		（２）978-4-8458-4669-6
		（３）978-4-8458-4670-2
		（４）978-4-8458-4671-9
	値段	各602円+税
	発行日	2014年11月10日～2017年4月
メモ
コミック乱ツインズ戦国武将列伝２０１４年２月号～２０１６年８月号（休刊）に連載。休刊後、コミック乱増刊の鬼平犯科帳総集編に移動し、同誌４号まで連載。５０年くらい前に書かれた、半村良氏の『戦国自衛隊』という小説が原作です。何度か映画にもなっているし、コミカライズもされているはずですが、こちらの漫画は原作とは違うオリジナルストーリーです。陸上自衛隊のとある一部隊が、戦国時代にタイムスリップしてしまう。というのは共通の設定です。今作は、タイムスリップした先が、天正１０年の５月。歴史に大きく干渉すれば、その反動で未来に帰れるかもしれない。という部下の助言に、隊長の伊庭義明三等陸尉は本能寺の変に介入することを決めます。と言う訳で、本能寺にヘリコプターで乗りつけて、上様を助けたものの、未来には帰れず、追って来た光秀を上様が自衛隊の銃で返り討ちにしてしまっても未来には帰れず、配下になれ、と、上様から誘われますが、内政干渉はしない、外国へ侵攻もしない、と、お断りしたら、自衛隊がタイムスリップで現れた地点に残っていた装備を奪われてしまい、それを利用されないように破壊工作に奔走する羽目になる。というお話でした（ざっくり）。戦うことにはなってしまったけれど、お互いの信念を貫き通す潔さに共鳴するところがあった伊庭と上様が、友情を感じてしまうのが良かったです。でも、互いの道は相容れないのですよ・・（涙大型装備をほとんど破壊した伊庭たちは、海自の補給艦に乗って日本を脱出し、二度と戻ることはありませんでした。歴史の改変が起こってしまった４００年後の日本には、自衛隊という組織はなく、でも安土城は残っていて、アフリカには、奴隷解放のために戦った、緑の悪魔と呼ばれる男達がいた、という伝承が残っているそうです。という素敵な終り方でした。ありがとうございます。ただし、絵が劇画ですので苦手な方は御覚悟ください。
◆入手方法
（２０１８年５月現在）版元在庫あり。近所の本屋さんで注文してあげて下さい。

戦国人生
	タイトル	戦国人生
	著者	画：佐藤周一郎（さとう　しゅういちろう）　作：佐十（さじゅう）
	出版社	近代映画社
	ISBNコード	978-4-7648-2380-8
	値段	６００円＋税
	発行日	２０１３年１０月５日
メモ
小説やコミックを投稿して読んでもらえる「E☆エブリスタ」というサイトに原作が投稿されているようです。 2018年5月現在で、下巻の途中を書いておられる模様。登録をしないと読めないようなので、面倒で確認していなくて申し訳ない。で、こちらはコミカライズ版です。ただ、全２９回で完結しているようなのですが、書籍化されたのはこの１冊だけで、本には第七話（１５８ページ）までが載っています。１回が１話に相当するのか分からないのですが、確かにこの本だけだとものすごく途中で終わっています。上様の尾張時代にタイムスリップした高校生が、上様に拾われて、人質の竹千代（家康公）が自分の弟にそっくりなものだから、織田家から離れがたく思っているうちに、なんだかんだで清洲攻めに参加させられ、手柄まで挙げちゃって、うっかり織田家の一員になっていました。主人公がヤンキーなので、とりあえず上様殴られてます（笑よく考えたら、本当なら清洲攻めで坂井大膳死んでないし、家康公もとっくに今川へ行っているはずだし、利家と同輩っぽく登場した勝三郎が後の柴田勝家、と書かれていたのも色々と解せませんが、（歴史改変フラグか？）個人的に管理人がヤンキーと呼ばれる部類の方々が好きではないので、どうでもいいというか・・・気が向いたらチェックします。
◆入手方法
（2018年5月時点）出版社在庫なし。エブリスタに登録すれば読めるはず。

戦国スクナ（全４巻）
	題名	戦国スクナ
	著者	ねこたま。
	出版社	スクウェア･エニックス
	ISBNコード	（１）978-4-7575-2725-6
		（２）978-4-7575-2845-1
		（３）978-4-7575-3123-9
		（４）978-4-7575-3445-2
	値段	各５６２円+税
	発行日	2009年11月21日～2011年12月22日
メモ
ガンガンオンライン　２００９年４月～２０１１年１０月号連載身長１５センチほどの、女性だけの種族、少名（すくな）神の眷族であり、座敷わらしの一種ともされるが、定かではない。そんな彼女たちは、日本のとあるところにある戦国町を統一せんと、戦いの日々を送っていた。という設定。主人公は戦国一丁目にある伊達さん宅に住んでいる、マサムネ。お付きの、コジューローも一緒です。同じく一丁目、毘沙門寺の上杉さん宅にケンシン、二丁目の武田さん宅にシンゲン、三丁目織田さん宅にノブナガ、徳川さん宅にイエヤス、豊臣さん宅にヒデヨシ、足利さん宅にヨシテル、等などが住んでおります。ただ、群雄割拠といいつつ、むやみやたらと戦いを挑んでいるのは、猪突猛進ドジっ子体質のマサムネと、隣町、三国市からの侵攻に備えるために、戦国町を統一しようとしているノブナガだけで、あとは、それぞれ平和に暮らしているように見えます。あ、イエヤスは裏で暗躍しようとしてた（笑ギャグ漫画なので、解説するのは野暮ですが、戦国最強を目指して、はりきって空回りして痛い目にあって、それでもくじけなくて、修行と称してコジューローに虐げられるマサムネを愛でる漫画です。織田さん宅の一人娘、高校生の帰蝶さんに頭が上がらないノブナガが可愛いです（笑３巻表紙がノブナガ。登場は２巻の最後にちらっと、から３、４巻です。
◆入手方法
（２０１８年４月現在）出版社在庫ありません。織田漫画かと問われると困りますが（汗

戦國ストレイズ
	題名	戦國ストレイズ
	著者	七海慎吾（ななみ　しんご）
	出版社	スクウェアエニックス
	ISBNコード	（１）978-4-7575-2271-8　2008.4.26
		（２）978-4-7575-2389-0　2008.9.27
		（３）978-4-7575-2480-4　2009.1.27
		（４）978-4-7575-2593-1　2009.6.22
		（５）978-4-7575-2726-3　2009.11.21
		（６）978-4-7575-2849-9　2010.4.
		（７）978-4-7575-2997-7　2010.10.
		（８）978-4-7575-3236-6　2011.5.
		（９）978-4-7575-3394-3　2011.10.
		（10）978-4-7575-3528-2　2012.4.
		（11）978-4-7575-3755-2　2012.10.
		（12）978-4-7575-3968-6　2013.5.
		（13）978-4-7575-4134-4　2013.11.
		（14）978-4-7575-4336-2　2014.6.
		（15）978-4-7575-4541-0　2015.1.
	値段	（１－６・１０・１１・１２・１４）５６２円+税（７－９・１３）５７１円+税　（１５）５９０円+税
	発行日	2008年4月～2015年1月
メモ
天文２１年の尾張にタイムスリップしてしまった女子高生のお話。奇跡の弘治年間漫画です。（桶狭間までやるので、永禄もかな）信長公のかっこよさもさることながら、三バカ（五郎左・利家・佐々）の可愛さたるや・・・・・（感涙スクエニの漫画ですので、見た目はみんなファンタジーなのですが、かなりマイナーな面子も出てくれますので、織田マニアにはたまりません。佐々三兄弟が出てくれた時の感動といったらありませんでした（笑少年漫画の主人公のような、純粋で熱く決してくじけないヒロインが、織田家の内紛に傷つき苦しむ仲間たちを励まして励まして励まします。一緒に泣いて笑って苦労を共にしてくれる、良い嫁がきたわー。みたいな親の気持ちになれます（笑生来の天邪鬼の管理人には、もう眩しすぎるくらいの、きらきらした春の木漏れ日のような大団円ですので、安心してお読みください。
◆入手方法
（２０１５年１月現在）出版社在庫あり。本屋さんで買ってあげて下さい。

センゴク男子花の乱（全５巻）
	題名	センゴク男子花の乱
	著者	すもももも
	出版社	秋田書店　プリンセスKC
	ISBNコード	(1)978-4-253-19184-5
		(2)978-4-253-19185-2
		(3)978-4-253-19186-9
		(4)978-4-253-19187-6
		(5)978-4-253-19188-3
	値段	420円
	発行日	2010年1月15日～2011年7月15日
メモ
主人公は現代の女の子（高校生くらいかな）花ちゃんです。発明家のおじいちゃんと二人家族で、叔母さんが経営する芸能事務所のお手伝いをしています。事務所の人気アイドルの繚とお付き合い中。が、突然、繚が何の相談もなく他の事務所へ移籍してしまい、連絡がとれないまま、おじいちゃんの実験に付き合わされて京都へ。実験中に火事がおこり、祖父を助けるべく炎の中へ飛び込んだ花は、怪我をした男と、それを助けようとする青年３人と遭遇。何とか皆、外へ逃れたのは良かったけれど、明らかに時代錯誤な格好をしたこの人たちは一体・・・・と云う訳で、信長公と森兄弟（乱・坊・力）、現代に連れてきちゃいました！と云う漫画です。ていうか、なにこのニヤニヤ漫画！！見慣れぬ現代の文物に、反応するみんながかわいい！！特に、坊と力！！信長公はさすがに大人なので（笑）はしゃぎ方は控えめですがずーっと、にやにやにやにやしながら読ませていただきました。（変態髪の毛おろして、着流しの公に、もっそいときめいたｖｖｖお話としては、芸能事務所同士の軋轢、に、繚くんと花ちゃんと乱の三角関係、そして、幼いころに負った花ちゃんのトラウマの原因が影を落とし始めて・・・という感じです。信長公一直線の、空気読まない俺様乱ちゃんが、花ちゃんに転ぶところが可愛くて可愛くて、それを見守っている、お父さん的上様に萌え萌えさせていただきました。良い漫画でした。少女マンガ大丈夫な方は是非。
◆入手方法
（２０１０年４月現在）出版社在庫あり。本屋さんで注文してあげて下さい。

戦国毒饅頭　ハンベエ（全２巻）
	題名	戦国毒饅頭　ハンベエ
	著者	江茂タツキ（えも　たつき））
	出版社	スクウェアエニックス
	ISBNコード	（１）978-4-7575-3067-6
		（２）978-4-7575-3420-9
	値段	４７６円+税/５６２円+税
	発行日	2011年1月22日／11月22日
メモ
ガンガンONLINE２０１０年３月～２０１１年８月掲載超絶毒々しい竹中半兵衛が主人公の４コマ漫画です。毒舌半兵衛と上様の無茶ぶりに振りまわされる木下家中・・・というか織田家中が可愛い。お顔がお面に隠されている御屋形様がこれまた可愛い。濃姫さまとらぶらぶなのが、更にGOOD。劇物なみの毒と、血（ケチャップ説も）吐く二頭身の半兵衛ちゃんを御覧になってみたい方は是非。２巻は主に小谷攻城戦で、ガングロギャルなお市の方にはびっくりしましたが、蘭丸がなぜか猫。という設定からの長政ちゃんの処遇の落とし所が良かった。不覚にも泣きそうになりました。作者殿ありがとう（感涙
◆入手方法
（２０１８年４月現在）出版社在庫なし。電子書籍もまだ出てないようなので、古本屋さんで買ってあげて下さい。

戦国武将アンソロジー　風雲恋舞
	題名	戦国武将アンソロジー　風雲恋舞（ふううんれんぶ）
	著者	神埼貴至　葛井美鳥　九州男児　日の出ハイム　わたなべあじあ　霜月カイリ　安曇もか
	出版社	双葉社
	ISBNコード	4-575-93948-X
	値段	９０５円+税
	発行日	2005年5月28日
	メモ
	妖しく薫る、戦う男たちのエロス。天下取りの世に乱れ咲く男のハードロマン！《裏表紙より》と言う訳で、お察し下さい。BL漫画アンソロジーです。このうち、神埼貴至『日光月下』、九州男児『本能寺の変・異説』に上様ご登場です。他には、義元公とか、信玄公とか、伊達＆真田とか、まさかの斎藤龍興×竹中半兵衛もありました。『日光月下』は、上様のことが大好きなんだけど、ちょっとどんくさいものだから、大きなお仕事も、伽も命じられなくて悩んでいるお小姓さんと、それに横恋慕する上様付きの忍び、のお話。表紙の二人です。妾のところに行く道中で、刺客に襲われて、脇腹をちょっとやられたんだけれど、羽織切られただけだし、どうせ脱ぐつもりだったし、夜明けまでに着替えを届ければいいよ。とか言っちゃう上様が素敵でした。妾のとこにも通うけど、蘭ちゃんにも手を出す上様。流石です（笑『本能寺の変・異説』は、『小姓のおしごと』シリーズの松山花子氏がもう一つの（昔の？）ペンネームで描いてらっしゃるお話です。ノリはそのまま、人の扱いがさらっと酷い乱ちゃんと、その掌の上でコロコロされる、威厳もカリスマもないスケベ上様と、乱ちゃんの夜伽スキル向上に色々つき合わされてボロボロになっていく光秀のギャグ漫画です。小栗栖の後、光秀の部屋が同人作家の作業場みたいになってたとか、可哀そう過ぎる（笑
◆入手方法
（２０１８年５月現在）版元在庫ありません。ネットにならまだありそうです。

戦国ブラッド～薔薇の契約～（全４巻）
	題名	戦国ブラッド
	著者	画：湖住（こすみ）ふじこ　作：広井王子（ひろい　おうじ）
	出版社	講談社
	ISBNコード	（１）978-4-06-380535-2
		（２）978-4-06-380563-5
		（３）978-4-06-380594-9
		（４）978-4-06-380618-2
	値段	５６２円+税　４巻のみ５８１円+税
	発行日	2011年9月7日～2013年3月7日
メモ
月刊ＡＲＩＡ　２０１１年５月号～２０１３年２月号連載御屋形様は双子で、双子の妹をそれはそれは可愛がっていらっしゃったのですが、今川の刺客に襲われ、敢え無く落命。で、そっくりな妹が御屋形様として頑張る。という話です。桶狭間で義元公を倒さずに味方にしちゃって、美濃攻めで勝ったけど、義龍と協力することになり、長政ちゃんと同盟・・・は、まぁ史実通りか。で、色々すっ飛ばしていきなり毛利攻めからの本能寺。で無理やり終わらせた感満載でしたが、それで良かったと思います。ヒロインが悪魔と契約をして、強大な力を手に入れた、という設定でしたが、本能寺のオチの光秀の自己満足（自分が悪魔と契約しなおして、自分ごと悪魔を封印（の天王山）の為に必要なのと、ヒロインが契約しているがために心身ともに苦しんでいることを主張する為なのは分かったけれど、力の部分がいまいち分かりづらくて（２巻以降）、契約したメリットってある？と、正直ヒロインにツッコミまくった（笑戦をしないで天下を統一するんだ。と綺麗事云って頑張ってるヒロインを健気に思った男性陣が応援して、それでも辛そうなヒロインを信長役から解放するために本能寺の変勃発。という、戦国アンジェリークと女信長を足して２で割って更に１００引いたような漫画でした。（いや、でも、ちゃんとヒロインは幸せになってくれて、そこは良かった。ていうか、妹が入れ替わっても分かんないって、御屋形様どんだけ可愛いんだ・・・。
◆入手方法
（２０１８年４月現在）出版社在庫なし。電子書籍版あり。

戦国八咫烏（全８巻）
	題名	戦国八咫烏
	著者	小林裕和（こばやし　ひろかず）
	出版社	小学館
	ISBNコード	（１）978-4-09-122654-9
		（２）978-4-09-122706-5
		（３）978-4-09-122816-1
		（４）978-4-09-123009-6
		（５）978-4-09-123226-7
		（６）978-4-09-123387-5
		（７）978-4-09-123548-0
		（８）978-4-09-123236-6
	値段	各４１９円+税
	発行日	2010年10月23日～2012年3月21日
メモ
週刊少年サンデー２０１０年２５号～２０１２年２号連載主人公は、雑賀孫一。南蛮に侵略される前に日本をまとめ上げ、対抗しうる国とする英傑を導くために諸国を巡る雑賀衆。という設定なので、第一話で上様と秀吉が登場し、ひと悶着あって、美濃経由で一乗谷へ。半兵衛ちゃんが出て、光秀とすれ違い、佐渡で謙信公と一緒に南蛮十字軍とかいう侵略軍と戦いますが、主人公達が窮地に陥ったところで、援軍として上様ご登場で、大変美味しい役どころです。ありがとうございます。で、南蛮の侵攻第一波を退けて、三々五々地元へ帰って行きまして、数年後。足利義輝暗殺さる。の報に諸国に激震が走ります。背後に松永とフロイスの影が見え隠れしています。どうやら第二波はイエズス会の模様。上洛の兵を挙げた上様の元に、主人公が味方として参陣します。やたらと酷薄キャラを推してくる長政ちゃんも加わりまして、六角を退け、入洛すると、あっさりと松永が降伏してきました。まあ史実通りなのですが、これは何か裏があるぞあるぞ、と、ハラハラしながらの越前侵攻→金ヶ崎の退き口→姉川開戦直前で、完、でした。えええええ！？そこで終わるの！？？とは思いましたが、雑賀衆とは後々本願寺攻めで敵対する訳ですから、孫一が上様の夢を支える設定のこの漫画では、ここが潮時であっているのかも。とも思いました。ですので、織田ファンの管理人としては、雑賀は敵、というイメージなので、孫一が上様の味方をするとかいうのがどうしてもしっくりこなくて、おまけに上様が為政者として出来た御方の設定だったので、いつ上様が心がわりして魔王化して、主人公達と敵対してしまうのかしら！？と、びくびくしていたのですが、一貫して味方でした。あまつさえ、孫一に、お前の信じる道を行けばいいよ、間違った時は俺が止めてやるから。とか言われて泣いちゃう上様は衝撃的でした。青年誌での魔王上様に慣れていたので、いっそ怖いくらいだった（笑そして、ちょっと甘いところのある上様が好きすぎて心配で、「心を捨て義弟である俺を討ち取った時、義兄上は王として完成するのだ！！」と、離反してしまう長政ちゃんのこじれっぷりが素晴らしかったです。
◆入手方法
（２０１８年４月現在）そろそろ版元在庫危ないかも知れません。電子書籍版あり。