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安土往還記
著者 辻邦生(つじ くにお)
出版社 (文庫)新潮社
(単行本)筑摩書房
ISBNコード(文庫) 4-10-106801-1
値段 400円
発行日 昭和47年4月25日
メモ
初出は昭和43年。
宣教師が乗ってきた船の船員から見た、宣教師たちと尾張の大殿(シニョーレ)こと信長の姿が描かれています。
冒頭にフランスで発見された古写本を訳した。と書いてあるのがまるで本当のように、見事に計算しつくされた文体と構成です。
読み終わって暫らくは、その古写本が実在するんだと思ってましたから(笑)
宣教師ではなく、船員の目線で書かれているので、フロイスの『日本史』とはまた違う、
新しい世をまっすぐに追い求める信長の孤高な姿が鮮やかに描かれています。
是非、読んでください。
入手方法
文庫は在庫あります。単行本の方は未確認(たぶん無いと思われます)
古本屋ではあまりみかけません。結構安いので本屋さんで探して下さい。大きいところなら注文しなくてもあると思います。
あ、最近(2004)辻邦生全集が出ました。第一巻目が『安土往還記』です。ただし、高いです。かなり(汗)












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AZUCHI―剣の左京―
題名 AZUCHI―剣の左京
著者 すずきあきら
出版社 朝日ソノラマ
ISBNコード 4-257-77019-8
値段 580円
発行日 2003年9月30日
メモ
本能寺の変が起こらなかった天正十六年。
天下統一を目前にした信長公の十一男、左京亮信次という少年が主人公の青春ラブストーリーです(違うと思う
ちなみに表紙は、主人公と、逆さまになってるのがヒロインで、真中の茶色いのが、あのヤスケです。
・・・・ヤスケったら、何時の間にそんな筋肉だるまになってしまったの!?(涙

主要なところは、左京亮少年の成長物語ですので、いろんな人と出会ったり、恋をしたり、敵と戦ったりして、
本の殆どが終わっていきます。
信長公が出てくるのは最初少しと、最後6分の1。
秀吉による本能寺の変が起こって、助けに来た主人公と、妖術使いの本願寺教如や義昭や仁科五郎と
対決するシーンでご活躍でした。本能寺で、いよいよ進退窮まったところで

「そろそろ死んでやるとするか」

と、ニヤリとお笑いになる信長公が素敵でした。
歴史小説とうより、ライトノベルっぽいです。むしろファンタジーかな?

入手方法
品切れ重版未定。2年越しで古本屋で見つけた時は、管理人、小躍りしました(笑
図書館にはなさそうですので、ネットで探すのが上策かと存じます。












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 いちひめものがたり 姫の初恋 
いちひめものがたり 姫の初恋 (ルルル文庫) タイトル いちひめものがたり〜姫の初恋〜
著者 智凪 桜(ともなぎ さくら)
出版社 小学館
ISBNコード 978-4-09-452181-8
値段 552円+税
発行日 2010年12月30日
メモ
小学館ルルル文庫、というティーンズノベルと云うジャンルの本です。
中高生くらいの学生さん向け。と思ってもらえれば良いかと思います。

主人公はお市の方。お話は対美濃戦前半くらいから、姉川まで。
お市の方を、長政ちゃんと御屋形様が取り合うお話でした(表現に大変な語弊があります
お市は御屋形様の従兄弟の子で、戦で父親が亡くなったので、御屋形様のところに、義妹としてひきとられてきた、
と云う設定でした。
優しい御屋形様にはじめ魅かれるお市の方でしたが、その思いが届かない悲しみに暮れている時に、
小牧山(?だったかな)で出会った青年が実は長政ちゃんで、長政は長政でお市に一目ぼれで、猛アタック。
失恋の悲しみに暮れるお市を慰めているものか、長政にあちこち連れまわされているうちに、お市も長政を好きになっていって、相思相愛に。
めでたしめでたし、
かと思いきや、実は御屋形様もお市の方が好きで、でもさすがに義妹に手出したらまずいよな、
と我慢していたら、鳶に油揚げをさらわれる可の如き展開になり、温かく見守るのかと思ったら、どっこい、市は俺のだ、嫁にはやらん!
と掌を返し、お市の方を監禁。
長政も負けじとお市をさらって小谷に連れて帰り、しばらく平和に暮らしたのもつかの間、朝倉攻めと見せかけて、
御屋形様が小谷からお市を強奪し、それを取り返さんがための、長政の謀叛→金ヶ崎退き口。
という、ものすごい展開でした。
そうきたかー、面白いなー、と思ったのですが、如何せん、御屋形様が男としてサイテー(笑
未遂とは云え、お市押し倒しましたからね。我慢したなら我慢しきれよー、女一人の為に戦すんなよー。
と、後半に行くにつれ、御屋形様の株ががた落ちしていく本でした。
その分、長政ちゃんは良い男!これは惚れる。

◆入手方法
(2015年2月現在)出版社在庫あり。近くの本屋さんで注文してあげてください。












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 伊吹 (単行本 『夏草ヶ原』に収録)
タイトル 夏草ケ原
著者 梓澤要(あずさわ かなめ)
出版社 講談社
ISBNコード 4-06-209613-7
値段 1890円
発行日 1999年7月15日
メモ
4作からなる短編集です。
信長公が登場するのは、そのうちの『伊吹』という話。
森蘭丸の独白で話は進みます。天正九年〜本能寺まで。約60ページ。

簡単に言うと、ある日、信長公に鷹が献上され、その中に、親鳥に捨てられた雛が混じっていて、
それを信長公が一生懸命育てる。という話です。
伊吹と名付けたその雛鳥を、懐に入れて片時も離さず、あまつさえ一緒に寝る、とまで言い出す信長公に、
蘭丸は、信長公が伊吹を御自分と重ねておられるのだと、思い至ります。
親に愛されなかった伊吹、そして、鷹はひどく神経質で臆病な生き物であり、だがそれを押し隠し、
群れを作らず、孤高に生きなければならない鷹に、共感を抱いているのだと。
しかし、ある日、ふとした事故から、伊吹は片方の目を失明してしまいます。
これでは鷹狩りは勿論、野にはなったとて、狩りが出来ずやがて死んでゆくのは必至。
このまま飼っていくことは出来るが、鷹としての本性を失った生き方を、果たして信長公が是となさるか・・・・
心配する蘭丸を共に、信長公は伊吹を連れて狩り場へ出かけます。
信長公は左手に伊吹を据え、その右手には抜き身の脇差が握られていて・・・・

久しぶりに、読んでて泣きそうになりました。良い話だ(涙)
語り部の蘭丸と同調して、ものすごく信長公を守ってあげたくなってしまうこと請け合いです(笑)

入手方法
品切れ重版未定。古本屋では見かけません。ネットになら数点出品されています。












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 英語で読む 織田信長
MP3 CD付 英語で読む織田信長 Oda Nobunaga【日英対訳】 (IBC対訳ライブラリー) タイトル 英語で読む 織田信長
著者 西海コエン(にしうみ こえん)
出版社 IBCパブリッシング
ISBNコード 978-4-7946-0098-1
値段 1600円+税
発行日 2011年9月7日
メモ
分類としては、英語学習教材ですが、本文は織田長益(有楽斎)の独白、という体になっています。
兄弟だからなのか、妙覚寺から脱出してしまった後ろめたさからなのか、上様への評価は優しめ(笑
尾張時代から本能寺まで年表を追う感じです。
左ページに日本語本文、右ページが英語訳文。
ちなみに、時は今〜は The time is now The fifth month When the rain falls
でした。深読みのしようがない(爆
人間五十年〜は 長いので勘弁して下さい(をい
魑魅魍魎がevil spiritsと訳されていて、セリアズは魑魅魍魎じゃなかろうもん!と思いました(閑話
◆入手方法
(2018年5月現在)出版社在庫なしです。












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