濃姫のひざまくら | |||
タイトル | 濃姫のひざまくら | ||
著者 | 富田源太郎 | ||
出版社 | 三九出版(発売元扶桑社) | ||
ISBNコード | 4-59405424-2 | ||
値段 | 1300円 | ||
発行日 | 2007年7月 | ||
メモ | |||
輿入れ〜本能寺直後まで。
ものすごく淡々とした小説でした。 「お濃!お濃!引越しじゃ!!」
と、濃姫様を一人連れ出して、馬に乗せて らぶらぶばんざい。 | |||
入手方法 | |||
絶版です。重版未定ですらないのか・・・orz 古本屋さんかネットで探してみてください。店頭にある本屋さんは、もしかしたらあるかも。 |
信長・曹操殺人事件 | |||
タイトル | 信長・曹操殺人事件 | ||
著者 | 風野真知雄(かぜの まちお) | ||
出版社 | 実業之日本社 | ||
ISBNコード | 978-4-408-55188-3 | ||
値段 | 574円+税 | ||
発行日 | 2014年10月3日 | ||
メモ | |||
お話は現代。 某有名大学の、三十代で教授となったやり手教授が放った、
「織田信長の人生は、三国志の曹操のパクリだった」
という説が、世間を騒がせていました。
それはさておき、唯一、冒頭、 | |||
◆入手方法 | |||
(2015年2月現在)出版社在庫あり。近所の本屋さんで注文してあげてください。 |
信長と久秀、悪名の誉れ | |||
題名 | 信長と久秀、悪名の誉れ | ||
著者 | 小林克巳(こばやし かつみ) | ||
出版社 | 幻冬舎ルネッサンス | ||
ISBNコード | 978-4-7790-0385-1 | ||
値段 | 1800円+税 | ||
発行日 | 2008年10月15日 | ||
メモ | |||
主人公は松永久秀。 話は1520年代、久秀10代の頃から、1577年の信貴山落城まで。 最初3分の1くらいまでで、久秀が三好家で台頭する経過が、 その後、信長公の吉法師時代から桶狭間までが描かれ、美濃攻めはすっ飛ばして、上洛。 久秀が公に降り、つかず離れずの不思議な関係が始まります。 前半、二人の青年時代から名を上げるまでが、対のように書かれているので、いよいよ後半、 その二人の人生が重なった時の楽しさといったらありませんでした。 若い頃の久秀のあまりの清々しさに我が目を疑いましたが、信長公の久秀すき好きっぷりにも耳目を驚かされました(耳て 久秀のこと『爺』とか呼んじゃって、「公の爺は平手だけよ!!」とか管理人が地団駄踏むくらい。可愛い、とか云うし!(焼餅 全体的に信長公がかっこよく書いて頂いていて、というか、むしろ公が主人公なんじゃないかと錯覚するくらい、 公と久秀の勝ち負けがくっきり書かれていて、信長好きにはすこぶる爽快な小説でありました。 (いや、もちろん久秀も素敵に書いてありますとも! タイトルと表紙の割には、意外とがちがちな時代小説ではなかったので、時代小説初心者?の方にも楽しくお読みいただけるかと存じます。 | |||
入手方法 | |||
(2009年1月現在)出版社在庫あり。本屋さんで注文してあげて下さい。 |
信長の女 | |||
タイトル | 信長の女 | ||
著者 | 清水義範(しみず よしのり) | ||
出版社 | 集英社 | ||
ISBNコード | 978-4-08-746670-6 | ||
値段 | 619円 | ||
発行日 | 2011年2月18日 | ||
メモ | |||
お話は、吉法師時代から安土築城まで。 桶狭間以降はだいぶ駆け足ですが、素直に出来事を追って行った本でした。 吉法師時代に出会った、中国出身の梨華という少女と恋をして、 でも、生き方が違うために、尾張と中国で離ればなれになってしまうけれど、 いつか中国に会いに行くんだ、と秘かに思い定めている御屋形様がものすごく可愛かったv 運命の人と思う女がありながら、でも濃姫様を大事にしてるところもツボでした。 ちらちらと佐々と利家が出てくるのも、私のツボをとらえ過ぎてて怖かったです(笑 本能寺まで書かなかったところもニクイですね。 良作でした。ありがとうございます。 | |||
入手方法 | |||
(2015年2月現在)出版社在庫あり。近所の本屋さんで注文してあげてください。 |
信長の肖像 | |||
タイトル | 信長の肖像 | ||
著者 | 志野靖史(しの やすし) | ||
出版社 | 朝日新聞出版 | (文庫) | |
ISBNコード | 978-4-02-251336-6 | (文庫) | |
値段 | 1400円+税 | (文庫) | |
発行日 | 2015年12月7日 | (文庫) | |
メモ | |||
主人公は、狩野一門に名を連ねる絵師、小次郎。 幼いころに雪舟流の似せ絵(似顔絵)の技を習い、後に狩野家の門をたたく。 上洛直後、信長に召しだされた永徳の供をした小次郎は、 ひょんなことから、信長の前で似せ絵の腕を披露することに。 その技に感心した信長から、その後、度々絵の依頼を受ける。 信玄を描きに甲斐まで出向くこともあれば、お市を描きに小谷へも行き、 安土へ呼ばれて少女を描くこともあったが、当の信長自身を描く依頼は、一向に無かった。 しかし、ある日、ついにその機会を得る。 ローマへ送るのだという信長を写し取ったその画は、思いもかけず慈愛にみちたものとなった。 これは目的に叶うのか、どのように完成させるべきだろうか、悩む小次郎だったが、 しかし、 翌日、小次郎は本能寺の変の報を聞くことになる。
とりあえず、 | |||
入手方法 | |||
出版社在庫あり(2016年3月現在)本屋さんで注文してあげて下さい。 |
信長の二十四時間 | |||
タイトル | 信長の二十四時間 | ||
著者 | 富樫倫太郎(とがし りんたろう) | ||
出版社 | NHK出版 | (文庫) | |
ISBNコード | 978-4-14-005633-2 | (文庫) | |
値段 | 1600円+税 | (文庫) | |
発行日 | 2013年2月26日 | (文庫) | |
メモ | |||
いきなりネタバレですが、 『本能寺六夜物語』並みの、ショボーン(´・ω・`)な 上様の末路でウケた(最期じゃなくて、末路なのがミソ・・・笑
並みというか、オチ一緒じゃないのか?と、思ったのはさておき、
当の上様は、清々しいくらい多方面から嫌われてて、でも、 | |||
◆入手方法 | |||
出版社在庫あり(2015年2月現在)本屋さんで注文してあげて下さい。 |
信長の棺 | |||
タイトル | 信長の棺 | ||
著者 | 加藤廣(かとう ひろし) | ||
出版社 | 日本経済新聞社 | (文庫)文藝春秋 | |
ISBNコード | 4-532-17067-2 | (文庫)(上)978-4-16-775401-3 (下)978-4-16-775402-0 | |
値段 | 1900円+税 | (文庫)(上)510円+税 (下)550円+税 | |
発行日 | 2005年5月25日 | (文庫)2008年9月3日 | |
メモ | |||
主人公、太田牛一が『信長公記』を完成させるため、そして、本能寺から消えてしまった信長公の遺骸を捜すため、 文筆家の意地と、己の半生をかけて東奔西走する・・・・・という話でした。 本能寺の変を安土の地で聞いた牛一は、変直前に信長公から預かった木箱を守るべく、安土を脱出。 生家の寺にそれを隠し、柴田勝家の援軍を求めるために、越前に向かいます。しかし、その途中、何者かに捕らえられ、 1年近い幽閉生活を余儀なくされ、助け出された時には、すでに世は秀吉のものとなっていたのでした・・・・。 秀吉に雇われて十数年。 隠居の身となり、長年書き溜めておいた日記を元に『信長記』の執筆にとりかかる牛一。 『大かうさまくんきのうち』などという秀吉礼賛の伝記を書かされ、いやが上にも闘志が湧きます。 ようやく、『信長記』を書き上げた牛一のもとへ、秀吉から正式に『信長記』執筆の依頼が来ます。 しかし、秀吉が求めたのは、自分の残虐非道を隠すため、信長公の残酷な面を暴き立てた伝記でした。 秀吉は内容に逐一口を出し、牛一の書いた元の姿はどんどん歪められていきます。 打ちひしがれる牛一でしたが、彼にはやらねばならない最後の仕事がありました。 信長公の御遺骸を探すこと。 牛一は立ち上がります。秀吉の出自の秘密、本能寺と阿弥陀寺の隠された関係、 変の直前、光秀の後ろに見え隠れする公家の影。 信長公の遺骸は何故本能寺から消えたのか?そして、 牛一に託された木箱の中身と、その真意とは・・・・
ちらちらと不完全燃焼な箇所はありましたが、かなり面白かったです。 | |||
◆入手方法 | |||
(2015年2月現在)出版社在庫あり。文庫版なら書店の店頭にあるかもしれません。 |