古本屋で文庫版を見つけて読み始めたら、止まらなくなってしまいました。
信長のことが好きで好きでたまらない、秀吉と光秀が、わたしはとても気に入っています。
久しぶりに、今までにない信長像。って感じです。
秀吉を操り、光秀を誘惑し、自ら滅びゆこうとする信長。
生身の人間ではなく、天からやってきた、けれど神ではない何者か。
ローマ皇帝ヘリオガバルスとか暗黒の太陽神とか牛頭天王がどうとか、その辺はよく分かりませんでしたが、
官能的な信長小説だと思います。面白く読ませていただきました。
たまに古本屋にもあります。一般の図書館にもあると思います。
（私の近所の小さな図書館にすらありましたから）