U 植物
(1) 種別・特徴
●種子植物
○被子植物 胚珠が子房に包まれている。
・双子葉植物
*合弁花
*離弁花
・単子葉植物
○裸子植物 胚珠がむき出しである。
●胞子植物
○菌類
○シダ植物
○コケ植物
○ソウ類
●(細菌類)
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双子葉植物 |
単子葉植物 |
子葉 |
2 |
1 |
葉脈 |
網状脈 |
平行脈 |
花びら |
4〜5 倍数 |
2〜3 倍数 |
根 |
主根・側根 |
ひげ根 |
<被子植物>
@花
●がく・花弁(花びら)・おしべ・めしべ すべてある。=完全花
●何かが欠けている。=不完全花
○めしべ・おしべが 1つの花に両方ある。=両性花
○め花・お花の区別がある。=単性花
1 花被
がく=花弁がひらく前の保護。花弁の開閉。
花弁=めしべ・おしべの保護。昆虫の注意をひく。
2 おしべ
花糸の先に、やく(花粉ぶくろ)があり、花が咲くとやぶけて、とびちる。
3 めしべ
受粉すると、子房が実になる。胚珠は種になる。
A
受粉
おしべの花粉がめしべの柱頭につく。 e.g.虫媒花、風媒花、鳥媒花、水媒花
B種子(たね)
●種皮
●胚
○子葉→ふた葉
○幼芽→本葉
○胚軸→茎
○幼根→根
●(胚乳)
*
* 被子植物は、精核が中央細胞(極核)と卵細胞とに分かれて受精する重複受精を行い、極核と受精した精核が胚乳を形成し、有胚乳種子となる。
有胚乳種子では、胚乳に、
無胚乳種子では、子葉に、それぞれ、発芽するときの養分がたくわえられている。
発芽の条件=水分・適温・酸素
(2) 植物のからだのつくり
@根
・双子葉=主根・側根、単子葉=ひげ根
・根のはたらき
養分の取り入れ、たくわえ、呼吸、支持(からだをささえる)
・根毛=呼吸。
成長点=新しい細胞をつくる。
根冠=成長点を保護する。
A葉
蒸散・呼吸・
光合成(水+二酸化炭素 −日光→ でんぷん+酸素)
B茎
・道管 形成層をはさんで内側。根から水や水にとけた無機養分を、茎や葉へ。木部。
・師管 形成層をはさんで外側。葉でできた養分(でんぷん)を茎・根へ。師部
・形成層 新しい細胞を作る。
* 単子葉植物では、形成層のない維管束が不規則にならぶ。