建築士の独り言 |
blogと同じ感覚で書いてみたりして。 |
2011.01.01 日本のいえ考 まちで見かける最近の「いえ」の形状はスクエアのものを多く見かける。 屋根の材料は?とふと思う事が多い。 風雨を防ぎ、耐久性の高い材料をと考えるが。瓦、金属材、etc 先人の知恵を受け継ぐいえが少なくなりつつあるのか? |
2010.05.21 確認申請に付いての緩和?講習会が行われている。 法を考える側の敗北か?どこからかの圧力か?めんどくさいと言いながらも慣れた感のある申請業務 今何を変えるのか?文言だけの世界は要らないようだ。無駄な法文(官が責任を取らない様に仕向けた法文)をいくら考えても その上を考える方はいる。 本来の基準法第一条の目的をつぶしたのは官かも? |
2009.08.06 やはり、確認申請の制度は? 申請側と審査側の能力の問題? 建築確認がおりればよいとの申請者側の態度に問題あり。 17年の建築基準法の改正により、審査の厳格(幻覚)化が行われているが、審査側が誘導するような申請は?かも。 法律の内容も、行政側に責任が行かないような制度となり、常識(非常識)の範囲での法適合が異常な範囲での法適合となっている。 設計者側も確認での指摘を減らそうと、代書や業務と成り下がる。これでよいのか日本の設計界 |
2008.0514 最近街で見かける車の顔(フロントマスク)みんな怒っているような顔に見えるのは何故? 一昔前のフロントマスクと現代のフロントマスクの違いが一目で分かる。 人間の顔で言うと目がつり上がっている様な状態。デザイナーの怒りなのか人間性なのか? 4/25に既存建物に対する増築の制限の緩和が発表されたが、お題目だけの様な感じ。 運用する側は、法律通りの解釈。設計側は砂糖をもらった感じでの受け取り形。 でも実際には運用する側に軍配が上がり、法規の通りにしかならない感じ。 |
2007.12.22 先日、とある行政機関でみた光景 確認申請の補正(以前は訂正と言っていたが法の改正でこの言葉に)の打合の来ていた申請の代理人(建築士だと思われる方) と建築主事とのやりとり。 防火線(延焼の恐れのある部分)の記入の方法を議論・・・おもむろに法令集を開き意見の交換? 防火区画・避難経路etc・・・もっと法規を確認して設計したらと思う一瞬・・自分の立場も似たり寄ったりかも・・・反省の一瞬 端から見ていると、建築主事のお疲れの様子が見て取れる。今回の法改正での被害者は我々設計者側だけだと感じていたが 審査側も被害者なのだと感じた一瞬でした。 法を造る側の現場を知らない事を感じた今日この頃。勝手に変えるなと叫びたいのですが・・・ 今後予定される、士法の改正は直接建築士の業務に支障を与える改正になる事は明白。 お偉い方は机上の空論で法を作っているとみた。 庶民である我々は従うだけ・・・・? 確認申請プログラムverUP この半年間、申請書式をwordで作成してきた。使い慣れた申プロの書式の対応ができないため。 記入漏れとか印刷できない悩みとかetcこれで解放される。喜びつつ中身を見てみると新書式に変更されただけ。 何故こんなに簡単?な事に半年もかかるの?設計者と監理者の欄を追加するだけなのに???? しかし、この半年間に作成した申請書のミスは半減されると喜びも隠せない。 プログラムに頼っていると中身に何が書かれているのか確認しない癖もある。 見直しが必ず必要と感じる今日この頃です。 |
2007.11.21 ICBAも息切れ・・・・? 構造関係基準に関する質疑の項で更新日の変更を忘れている。 表題19.10.19修正・・・中身19.11.14最終更新日 度重なる更新で担当者もお疲れ気味・・・・ 責任をもって建築基準法の中身の再検討をお願いします。 Q&Aの乱発では世の中間違った方向へ進みそうです。 |
2007.11.18 適判を行う方に一言 この制度自体は良い事だと思います。 でも審査側にたった途端、権力をふるうようなまねを行う方は適判機関から即刻退場願いたい。 審査がよりよく行われるために。 |
2007.10.14 法改正の影響?? 一方通行型の情報発信も先が見てきたような気がする。(建築行政情報センター) 見なければ、業務に支障が起きるが、勝手に中身を更新し、そこを見てください。という説明が通用するご時世がおかしいのでは。 内容の修正も一方的、10年前の発想は古いと思うが、法の解釈が二転三転は、立法府として??? 仮に、国の出先機関であれば、修正も可能との甘い考え方に誤りがあるのでは。 |
2007.09.10朝 06.20の建築基準法改正の影響 cadによる作図を行うようになって早18年。IT化とかいわれて、新しい物好きでcadを導入。 作図時間の短縮には一役買っているが、紙の消費量の増えた事は著しい。 そして今回の法改正。申請書類の差し替えは御法度。もちろん間違えた内容の書類の提出はいけない事だがPCの画面で 確認は難しい。紙ベースでのチェックも行っているがそれでも記載ミスは起こり得る。(思いこみでの見逃しetc) 今回の改正により添付する書類に大臣認定を受けた製品の認定書が必要。 また、認定書等の書類の山。これも紙の消費に一役買っている。大臣が認定しているのに何故??。 認定を受けた製造者が認定を受けた内容を守っていないから、現場で製品を確認するという事か??? 図面の記載内容も、法規内容を詳細に記入するように改正された。もはや設計図と呼ばれるものではなく、書類そのもの。 現場で使い物にならない図面になっているかも。 建物を造るために作成するはずの設計図が法規の確認書類になってしまうのは何故。 法を守る事の重要さは理解できても、法を作成する側の人間性は??? 運用する立場の方々も苦労が多いでしょうね。 |
2007.03.03 早朝の街の中で、生コン車(ミキサー車)の隊列。 こんなに並んで、製品の品質は大丈夫? 1車当たり20〜30分の打ち込み時間と換算して5台目ならば150分ほどかかる事になる。 工場の出荷から現場での打ち込みまで長くて90分、フレッシュコンクリートと時間が経過した生コンでは ポンプからの出方が違う。構造計算で安全性を確認しても材料の品質が劣れば安全性の確保なんて空絵毎になってしまう。 どこの現場か知らないけれど。施主さんはこんな事は知らないでしょうね。 プラントさんも品質管理を徹底しては。きっとISOをとっているような会社でしょうから。 |
2007.02.28 首都散策 著名建築家の作品を見学。 有名ブランドショップ、美術館、ショッピングモールetc 有名ブランドショップのデザインの奇抜さが目を引くが内部空間は? 美術館の巨大な空間。オブジェ的なコンクリート。TVで案内された感動的な動線は実感できなかった。 商業建築は、時代と共に変化しやがて滅びる。人通りの多い街並みは活気があふれているようだが、 衣類、小物etcの人の感性も移り変わり、店も衰退しそう。その後の街並みは??? 果たして後世に残る空間は?。 超高層の住宅も海辺に立って見渡す部分では、否定はできないが、高層ビル群の建ち並ぶ都心ではいかがか? 夜景はキレイだと思うが、昼間の生活は?日の当たらない道、日陰の住宅群。人間性を否定している様に感じるのは何故? 新興住宅街の交通の要の場所は人の往来は多いが、活力感がない。 電車の窓から見る、その街はジオラマ見たいに並んでいる。人がそこで生活している感じが読みとれない。 何故???自分の感性が鈍くなっているからか? |
2007.01.29 又出た耐震偽装疑惑?? 構造設計は、すべて仮定の条件で構造計算を行う。もちろん材料の強度も建築基準法で規定されているが。 如何に構造部材を小さくするかが宿命みたいに思って、構造計算を行ったか? この結果が「偽装or偽造」 設計は、施主の財産を創るもの。何故にそこまでギリギリの構造設計を行うのか疑問? 安くて良いものをはどんなしょうばいの世界でも当たり前。でも自分の財産・資産となれば永く使えるものをと願うのでは? まして構造(骨組み)の部分は後世でも安心して使えて当たり前との考えにはならないのか。発注者(施主)は 少ない資金で最大の金儲けにしようという魂胆ならば、少しでも安くと言う考え方になるかも。見た目が豪華でも所詮は張りぼて建築 仕上げの豪華さよりも本来の建物に要求される、風雨をしのぎ地震対しても安全な建物、火災時に避難のできる建物を考えて見ては と思うが如何に???? |
2007.01.21 10数年前から使用しているCADがある。MSdosからwinへと進化しwinタイプcadのverも7へと そのcadのメーカーが20周年を記念して、コマンドの無料配布を企画している。 今までに有料で購入したコマンドも含まれている。チョッピリ悔しいが世間に広めるための販促としては有効か?? 逆に、今まで使っていたユーザー離れを引き起こさないか?? ソフト会社の経営も厳しいだろうと思うが、このソフトを仕事に使っているものとしてはソフト会社が無くなるのは非常に困る。 他のcadに乗り換えも検討が必要かも知れないが、手の一部、頭の一部で使っているものをおいそれとは変えられない。 頑張れ構造システム |
2006.11.25 四季考その1 日本らしさを肌で感じるのは季節の移り変わり。 最近のTVの情報番組では、和服を着た女性アナウンサー、リポーターが古都の紅葉を伝えてくれる。 和服で日本の文化を伝えようとしているようだ。 最近の住宅事情では難しいかも知れないが、四季を感じる住宅と言うのも日本の文化ではないだろうか。 小さくても庭を持てば、季節の移り変わりを感じられる。窓の無い住宅、壁で覆われた住宅でも内部に坪庭的な空間を持つことで 自然を感じ心にゆとりのもてる住宅が現れるかも知れない。 |
2006.11.21 耐震診断考その1 私が住んでいる街でも、「市」が行う「木造住宅無料耐震診断」が行われている。 診断報告書の判定数値が「1.5」を倒壊しない、「1.0以上」ならば一応倒壊しない、「0.7未満」では 倒壊の可能性がある。との判断を行っている。純粋に在来木造(軸組構造)の建物ならばある程度の 目安となるが、一部増築、一部異種構造(鉄骨造、RC造等)の混構造となると適切な対応ができなくなる。 短時間の現場調査で、詳細な部分までの把握は不可能であり、図面の無い場合は木組の確認もできない場合が多い。 鉄板等の外壁材ならばめくる事も可能だが、無料診断では「非破壊検査」を原則としている以上推測の域を出ないだろう。 一応の目安として「無料診断」を受け、その後設計事務所等に詳細な調査を依頼し再度耐震診断を行うことが良いと思われる。 何でも耐震補強と言うのは無意味。必要な箇所のみで最大の補強を行うことが最善策。 構造計算と同じで、数字の追っかけこに終始しては無駄な補強を行うことになる。 耐震診断の目的は、震災において建物被害の減災であり、死傷者の数を減らす事が目的でしょう。 |
2006.10.20 協会考 その1 建築士の所属する協会は自分の知り得る範疇で、個人資格の建築士会・建築家協会、事務所単位の建築士事務所協会がある。建築士であれば個人の資格の建築士会、事業者であれば建築士事務所協会(設計事務所協会)に所属ができる。建築士会は、個人の建築士の資格で加入し、技術力、想像力、知性の向上を目指す。建築家協会は建築家の品位の向上を目指し、事務所協会は、事業所単位で同様に技術力、想像力、知性の向上を目指している。それぞれの協会とも目指すところは同じ、姿勢も同じと感じる。でも個別の事務局を構え、それぞれの活動を行っている。皆さんが目指す会運営を目指して |
2006.09.17 オークション考 その2 商品が競り落とされずに、又同じ商品が出品されている。 以前に見た商品も又出ている様な。 オークションの中で巡回しているのかな? この品物が欲しくて競り落としているのでは無いのかな?なんて素朴な疑問が浮かんでくる。 |
2006.09.16 一般の方々は、鉄筋コンクリート造の建物は地震に対して安全との認識は以前根強い様に感じた。 でも、その建物の施工精度は?施工中の品質管理は?・・・・職人さんと監督と生コンプラントとミキサーの運転手さん 皆が品質管理を徹底して施工精度を上げれば良い建物が完成すると思いますがいかがでしょうか。 そして、全てクリアできれば安全な建物でしょうね。 古くても、地震で壊れない建物もあるでしょう。 設計はある程度の条件で構造計算を行っているので、完成後の周囲の地盤の条件、建物に積載する荷重etcによって変化してくると思います。使い手、住まい手もどんな条件なのかを知っておく必要も在るでしょうね。 |
2006.9.15 確認申請を民間確認機関へ提出した。 確認と言う行為自体が、建築基準法に適合しているか否かの審査であるはず。 ただ、色々な関連法規が規制の対象となるが、適否の条件は建築基準法の内容の審査しかないと感じるのだが。 審査機関によっては許可と勘違いをしているところもあるかも?? |
2006.09.13 市内を走っていて感じたこと。 マンション(高層の共同住宅)の工事現場が目立っている。 昨日まで、駐車場だったところが、仮囲いに覆われ杭打ちが始まっている。 完成すると連接するマンションは確実に日の当たりが悪くなるだろうなーなんて感じながら。 完成後3年くらいだろうか、ベランダの手摺の打ち継ぎ部分から白華している建物も見受けられる。 買うときは完成直後だから見えないだろうが、10年もすぎるとすさまじい結果になっているだろうと想像できる。 商品と考えればある程度の経年劣化はしかたが無いが、施工精度の悪さでの劣化はいかがかな? |
2006.09.04 インターネットのオークションを見てみた。 締め切り時間間際に高額な入札。 娘の一言・・オークションは最後の5分で決まるんだよって・・ この商品が欲しい人がたくさんいるんだな・・(素直な感想) |
2006.0723 初めに。 昨年末から、振り回された偽装問題。 当事者本人が最も悪いが、仕事の出方にも問題あり。 資本主義の社会ならではの、商品感覚で売る。商品感覚で家を買う。 日本の風土に根付く(誰が考えたのか?)、建て売りの家又は売り建ての家。 (分譲住宅、分譲マンションetc) 確かに、土地を買い、設計者を選んで、家を建てるなんて事は一生もの。 手軽に、あるものを買うという感覚はすごくわかりやすいが、おいそれとは買い換えのきかない商品(買う場合は)。 |