ウクレレ演奏者のページ
(私が先生からお聞きした内容を中心に仲間からの情報や教本等で作成)
楽譜探し! タブ譜について さあ タブ譜で演奏!! 低音弦 爪 湿気 演奏の形
弦を弾く前にチューニング チューニングについてもう一回! まず 一緒に勉強しながらちょっとひいてみよう!
まず ドレミ〜 ドレミファの卒業 半音と全音 これがコードだ! メジャーとマイナーと7thだけ覚える
リズム伴奏をひいてみよう! ちょっとエクササイズ! ここで、一休みしてウクレレの手入れの仕方について
・・・早い話ですが・・・あんなにかわいいウクレレなのに、非常に奥が深く、ハワイの曲のイメージしかありませんが、以外といろんな曲がひ
けるようです。しかし、どの世界にも他人にはなかなか見えない苦労はつきもので・・ではまず、各部の名称から入りましょう。
各部の名称 (右の写真を見てねー)
ペグ・・・・・・・弦を巻き、チューニングを行う部分、がたつきのないものを選びましょう。
ナット・・・・・・弦と指板とのクリアランスをつくるものです。振動する弦の端の部分になります。
フレット・・・・・このフレットとフレットの間を押さえて音階を決めます。
指板・・・・・・・フレットを打ちこんである部分です。
ホール・・・・・ボディ内で共鳴した音を外に出します。
サドル・・・・・ブリッジの上についているもので、弦から伝わった振動をブリッジに伝える役目をします。振動する
弦の端の部分になります。
ブリッジ ・・・サドルから伝わった振動をボディに伝え、共鳴させます
弦・・・・・・・・ウクレレは一般的にどれが1弦か決まってないので、ここでは構えて下から1,2,3,4弦とします。
チャーリー夫人が結構苦労しているのが、この楽譜探し!! まだ楽譜の見方のままならない私の場合タブ譜面
(フレットのどこを押さえるという楽譜)がないと弾けない状態だが、この譜面がなかなか無く、またLow-G弦(ウクレ
レの購入時は一般的な4本弦ですが、第1弦をクラシックギター用の弦に交換・低音弦項目参照)する ことでソロ
演奏がしやすくなる)を使った楽譜もなかなか無い場合も多いので、大変です!!ウクレレでメロディーを弾くときに、五線譜を見ながら練習するのは慣れていないと結構大変です。そこでもっと簡単
に練習できるようにタブ譜を紹介したいと思います。
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図の上の段はト音記号など省略していますが普通の五線譜です。その下の段がタブ譜という物で、4本の線がウク
レレの4本の弦をあらわしています。上から順に ラ(A)、ミ(E)、ド(C)、ソ(G)の弦です。その線の上に書いてある
数字は押さえるフレットの位置を表しています。何も数字の書いてない弦は弾きません。0と書いてある弦はどこも押
さえずに弾きます。一番右の音は数字が縦に並んでいますね。ここは4本の弦を同時に弾きます。Gのコードが鳴り
ましたか?タブ譜を見ると弾く弦と押さえるフレットが一目で分かるので五線譜を見て練習するよりずっと楽です。五線譜を見な
がら練習していて苦労をされている方は一度タブ譜に書き直して見てはいかがでしょうか? ただ、タブ譜を使うのは
弦とフレットをわかりやすくするのが目的なので音の長さをあらわすには少し工夫が必要です。ウクレレの教本などでは五線譜の音符のように棒や旗をつける方法がよく使われています。
今度はタブ譜で曲を弾いてみましょう。はじめにタブ譜の説明をします。尚、このタブ譜の規則は私が書くのに都合の
いいようにかってに決めてありますので他では通用しません。まず、数字は押さえるフレット番号です。 −
は何も弾かない、 * は前の音を伸ばす、 | はただの区切りです。 数字、 − 、 * が音 の長さの最小単位
です。では下のタブ譜を弾いてみてください。
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どうでしょうか?曲名はおわかりですね? そうそう「海(というタイトルでしたよねー)」これくらい簡単ですね。でも、
せっかく弦が4本もあるのに同時に鳴っているのは1本の弦だけです。これではもったいないし 何よりあまりカッコ
よくありません。そこで次は少し飾り付けをしてみましょう。下のタブ譜を弾いてみてください。
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どうでしょう?少しはカッコよくなりましたでしょうか(むしゃんよかーでしょう)?これはただコードの構成音を少し貼
り付けただけです。これくらいの飾り付けなら簡単にできますので皆さんもやってみてください。いろんな音を試して
自分がよいと思う曲にしてください。自分が楽しむためにやっているのですから音楽理論など細かいことを気にする
必要はありません。適当でいいのです。フィーリングでやっちゃいましょう。
ここではウクレレの音域を広げる方法を説明します。皆さんはウクレレを弾いていて Cより低い音を出したいと思った
ことはありませんか?コードを弾く分には問題はありませんがメロディーを弾こうとするとウクレレの音域の狭さが気に
なってくると思います。そこで音域を広げるためにGの弦を1オクターブ低くしてしまおうというのです。方法は簡単です。楽器屋さんでクラシックギター用の第4弦(Dの弦)を買ってきてウクレレのGの弦と交換して、1オクターブ低くチュー
ニングすれば完了です。エレキ,フォークギター用のスチール弦は使えませんので間違えないようにしてください(ク
ラシックギター用の弦も細い金属線がまいてありますが中身はナイロンです)。ただし、ウクレレによっては太い弦が
物理的につけられないということがあるかもしれません。また、ウクレレが壊れてしまうこともあるようですので、壊れ
ては困るという方はお店の人やウクレレに詳しい人に相談してからにしてください。もし壊れてしまっても責任は持て
ません。フレットは左手で押さえますが、適度に切っておかないと弦を押さえにくいし、弦を弾く右手もメロディー演奏と、伴奏
で指使いが変わるので親指の爪は左側を削り(変な形!!・結婚式の時美容院の人に変な形のため”切りましょうか?
と言われた)、また弾いた後の引っかかり等を防ぐため、ダンナのSAX・リード用のヤスリを使ったりして艶やかに磨
いている。この手入れが結構大変!!
本体はコア材(何かの木)等で出来ているため、湿気に弱く、温度差は大敵です。弦もまた湿気で音程が変わってしま
うため、梅雨時の管理は大変です。
私は現在グループでレッスンしてまして、演奏の形は”アンサンブル”が殆どのため、ソロの演奏に比べて緊張感は感
じにくいですが、例えば自分のミスで調和が壊れた時の自己嫌悪感(ああ−と言う感じ)!ただ、最近先生から”ソロ演奏もやってみなさい”との指導もされはじめ、びびりながらなんとかやってます。
発表の時は、福岡での発表であればレッスンのグループで、熊本であればウクレレグループで出演します。メンバーは
男性2名と女性7人の9名で、名前はJ.フリーズです(イベント紹介)。
チューニングとは弦の張りを変えて音の高さを調節することです。チューニングの方法としてはまず基準となる音を出し
、ウクレレの音をそれに合わせるというのが一般的です。基準の音を出す物は何でもかまいません。ピッチパイプ
(調子笛)や音叉などチューニング専用の物もありますが、お手持ちのピアノでもハーモニカでもたてぶえでも十分です。他にはチューナーという道具を使う方法がありますがこれは目で見て合わせることができるようになっていますので、自
分の耳に自信が無いという方はこれを使うと簡単にチューニングができます。では下のように合わせてみてください。
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何をかいているのか分からないかもしれませんが、これはウクレレの頭を左、胴体を右、表をこちらがわに向けて持った
ときに上から(ラ)、(ミ)、(ド)、(ソ)、に合わせるという意味です。注意していただきたいのは、G(ソ)の音は E(ミ) と
A(ラ)の間の(ソ)だということです。 五線譜で書くとこのようになります。
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ちゃんと合わせられましたでしょうか?合ってるか合ってないか分からないという方もいると思いますが気にすることはあ
りません。大体こんなものかなという感じで結構です。だんだん正確に合わせられるようになってきます。
ウクレレは弦を開放(弦を押さえない状態)で1弦からA、E、C、Gになります。ウクレレ用ピッチピースがあれば、これに合
わせてください。
1.ギターチューナーを使う場合
(1)1弦、2弦、4弦をそれぞれA(ギターの5弦)、E(ギターの1弦)、G(ギターの3弦)の音に合わせます
(2)3弦の2フレットを押さえて、D(ギター4の弦)合わせます。
2.Aの音叉を使う場合
(1)音叉の音と1弦を同じ音にします。
(2)音叉の音と4弦の2フレットを押さえたときと同じ音にします。
(3)4弦の開放と、2弦の3フレットを押さえた音を同じ音にします。
(4)2弦の開放と、4弦の3フレットを押さえた音を同じ音にします。
とりあえず、タブ譜を見ながらであればウクレレ弾けますよって方は結構多いと思います。でも音楽の理論となると
拒絶反応を起こしてしまう人は結構多いのでは? こういう言う時は理論より慣れましょう・・・
チューニングができたら次は音階を弾いてみましょう。下の図を見てください。ウクレレの指板の絵だと思ってください。
一番左の || が指板の一番端のところです。 | は指板に付いている金属の線でフレットといいます。 --- は弦です。
-@- はここを指で押さえるという意味です。
右端の * はこの弦を弾くという意味です。では順番に弾いていってみてください。
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どうですか?ドレミファソラシドと鳴りましたか?右手は親指一本で弾いてください。左手の指は 1フレットは人差し指、
2フレットは中指、3フレットは薬指 で押さえてください。どうしてもやり辛いという方はどの指で押さえてもらっても構い
ません。 さて、これだけでもう曲が弾けますね。「かえるの歌」や「ちょうちょ」のドレミは覚えているでしょう?ここではしませんが、やりたい人は弾いてみてください。
小学校の音楽の時間に習ったのが、ドレミファソラシドでしたよねー 当然これからも使いますけど、違う言い方表し方
があるってことを覚えましょう。コードなんかでよく出てくるCとかFとかってのがこれなんですけど、AからGのアルファベ
ットを使います。これも、Aがドで、Gがシだとわかりやすいんですが、Cがドで、Dがレ、GがソでAがラってことになりま
す。からだでおぼえましょう!!#とか♭とかっての見た事ありますか?これが出てくる楽譜は難しいと思ってしまいますね。これは間違い無く難しい
でしょう。普通、ドーレーミー・・と続いていくと思っている人が殆どでしょうが、ところが実際はドー、ドー#レー、レー#
となります。ただ全ての音に#があるわけではなく、ピアノの鍵盤を思い出していただくとわかりやすいですが、#の
音は黒色の鍵盤で、かならずしも白い鍵盤の間にあるわけではありません。これも音と体で覚えましょう。ドからドの
間に、白い鍵盤は7つ、黒い鍵盤は5つの音があります。半音で数えれば12個、全音で数えれば6個あるってことで
すね。ウクレレの3弦だけでドーレーミーファー・・・ほら12フレットでドでしょう?
これがコードだ!
指番号は参考程度に見てください。また、同じコードでも押え方は一つではありませんのでここにあるのはほんの一
例です。1 = 人差し指 2 = 中指 3 = 薬指 4 = 小指 ||---|---|-3-|---|---|---- ||---|---|-2-|---|---|---- ||-1-|---|---|---|---|---- C ||---|---|---|---|---|---- Cm ||---|---|-2-|---|---|---- C7 ||---|---|---|---|---|---- ||---|---|---|---|---|---- ||---|---|-2-|---|---|---- ||---|---|---|---|---|---- ||---|---|---|---|---|---- ||---|---|---|---|---|---- ||---|---|---|---|---|---- ||---|---|-1-|---|---|---- ||---|---|---|-4-|---|---- ||---|---|---|-3-|---|---- Cm7 ||---|---|-1-|---|---|---- C# ||-1-|---|---|---|---|---- C#m ||---|---|---|-3-|---|---- ||---|---|-1-|---|---|---- ||-1-|---|---|---|---|---- ||---|---|---|-3-|---|---- ||---|---|-1-|---|---|---- ||-1-|---|---|---|---|---- ||-1-|---|---|---|---|---- ||---|-2-|---|---|---|---- ||---|-3-|---|---|---|---- ||---|---|---|---|---|---- C#7 ||-1-|---|---|---|---|---- C#m7 ||---|---|---|---|---|---- ||---|-2-|---|---|---|---- ||-1-|---|---|---|---|---- ||-2-|---|---|---|---|---- Dm ||---|-2-|---|---|---|---- ||-1-|---|---|---|---|---- ||-2-|---|---|---|---|---- ||---|-2-|---|---|---|---- ||---|---|---|---|---|---- ||---|---|-2-|---|---|---- ||---|---|-3-|---|---|---- Dm ||-1-|---|---|---|---|---- D7 ||---|-1-|---|---|---|---- Dm7 ||-1-|---|---|---|---|---- ||---|-3-|---|---|---|---- ||---|-1-|---|---|---|---- ||---|-2-|---|---|---|---- ||---|-2-|---|---|---|---- ||---|-1-|---|---|---|---- ||---|-2-|---|---|---|---- ||-1-|---|---|---|---|---- ||-1-|---|---|---|---|---- ||-2-|---|---|---|---|---- D# ||---|---|-3-|---|---|---- D#m ||---|-2-|---|---|---|---- D#7 ||---|---|-3-|---|---|---- ||---|---|-2-|---|---|---- ||---|---|-3-|---|---|---- ||-1-|---|---|---|---|---- ||---|---|---|---|---|---- ||---|---|-3-|---|---|---- ||---|---|---|---|---|---- ||---|---|---|-3-|---|---- ||---|-2-|---|---|---|---- ||---|-1-|---|---|---|---- D#m7 ||---|-1-|---|---|---|---- E ||---|---|---|-4-|---|---- Em ||---|---|-2-|---|---|---- ||---|---|-2-|---|---|---- ||---|---|---|-3-|---|---- ||---|---|---|-3-|---|---- ||---|---|-2-|---|---|---- ||-1-|---|---|---|---|---- ||---|---|---|---|---|---- ||---|-3-|---|---|---|---- ||---|-2-|---|---|---|---- ||---|---|---|---|---|---- E7 ||---|---|---|---|---|---- Em7 ||---|---|---|---|---|---- F ||-1-|---|---|---|---|---- ||---|-2-|---|---|---|---- ||---|-1-|---|---|---|---- ||---|---|---|---|---|---- ||-1-|---|---|---|---|---- ||---|---|---|---|---|---- ||---|-2-|---|---|---|---- ||---|---|-4-|---|---|---- ||---|---|-4-|---|---|---- ||---|---|-4-|---|---|---- F7 ||-1-|---|---|---|---|---- Fm7 ||-2-|---|---|---|---|---- Fm ||-2-|---|---|---|---|---- ||---|---|---|---|---|---- ||---|---|-3-|---|---|---- ||---|---|-3-|---|---|---- ||-1-|---|---|---|---|---- ||---|-2-|---|---|---|---- ||-1-|---|---|---|---|---- ||-1-|---|---|---|---|---- ||---|---|---|---|---|---- ||-1-|---|---|---|---|---- F# ||---|-2-|---|---|---|---- F#m ||---|-3-|---|---|---|---- F#7 ||---|-2-|---|---|---|---- ||-1-|---|---|---|---|---- ||-1-|---|---|---|---|---- ||---|---|---|-4-|---|---- ||---|---|-3-|---|---|---- ||---|-2-|---|---|---|---- ||---|---|-3-|---|---|---- ||---|---|---|-4-|---|---- ||---|-2-|---|---|---|---- ||-1-|---|---|---|---|---- F#m7 ||---|-2-|---|---|---|---- G ||---|---|-3-|---|---|---- Gm ||---|---|-3-|---|---|---- ||---|---|---|-3-|---|---- ||---|-1-|---|---|---|---- ||---|-2-|---|---|---|---- ||---|-1-|---|---|---|---- ||---|---|---|---|---|---- ||---|---|---|---|---|---- ||---|-3-|---|---|---|---- ||-1-|---|---|---|---|---- ||---|---|-3-|---|---|---- G7 ||-1-|---|---|---|---|---- Gm7 ||-1-|---|---|---|---|---- G# ||---|---|---|-4-|---|---- ||---|-2-|---|---|---|---- ||---|-2-|---|---|---|---- ||---|---|-2-|---|---|---- ||---|---|---|---|---|---- ||---|---|---|---|---|---- ||-1-|---|---|---|---|---- ||---|-2-|---|---|---|---- ||---|---|-4-|---|---|---- ||---|-2-|---|---|---|---- G#m ||---|---|---|-4-|---|---- G#7 ||---|-2-|---|---|---|---- G#m7 ||---|-2-|---|---|---|---- ||---|---|-3-|---|---|---- ||---|---|-3-|---|---|---- ||---|---|-3-|---|---|---- ||-1-|---|---|---|---|---- ||-1-|---|---|---|---|---- ||-1-|---|---|---|---|---- ||---|---|---|---|---|---- ||---|---|---|---|---|---- ||---|---|---|---|---|---- A ||---|---|---|---|---|---- Am ||---|---|---|---|---|---- A7 ||---|---|---|---|---|---- ||-1-|---|---|---|---|---- ||---|---|---|---|---|---- ||-1-|---|---|---|---|---- ||---|-2-|---|---|---|---- ||---|-2-|---|---|---|---- ||---|---|---|---|---|---- ||---|---|-2-|---|---|---- ||-1-|---|---|---|---|---- ||-1-|---|---|---|---|---- Am7 ||---|---|-2-|---|---|---- A# ||-1-|---|---|---|---|---- A#m ||-1-|---|---|---|---|---- ||---|---|---|-3-|---|---- ||---|-2-|---|---|---|---- ||-1-|---|---|---|---|---- ||---|-1-|---|---|---|---- ||---|---|-3-|---|---|---- ||---|---|-3-|---|---|---- ||-1-|---|---|---|---|---- ||-1-|---|---|---|---|---- ||---|-1-|---|---|---|---- A#7 ||-1-|---|---|---|---|---- A#m7 ||-1-|---|---|---|---|---- B ||---|-1-|---|---|---|---- ||---|-2-|---|---|---|---- ||-1-|---|---|---|---|---- ||---|---|-2-|---|---|---- ||-1-|---|---|---|---|---- ||-1-|---|---|---|---|---- ||---|---|---|-3-|---|---- ||---|-1-|---|---|---|---- ||---|-1-|---|---|---|---- ||---|-1-|---|---|---|---- Bm ||---|-1-|---|---|---|---- B7 ||---|-1-|---|---|---|---- Bm7 ||---|-1-|---|---|---|---- ||---|-1-|---|---|---|---- ||---|---|-2-|---|---|---- ||---|-1-|---|---|---|---- ||---|---|---|-3-|---|---- ||---|-1-|---|---|---|---- ||---|-1-|---|---|---|----ややこしいコードはもう無視して、メジャーとマイナーと7thについて少し・・・例えばCコードですが、この時1弦の3フレット
だけのフォームでなく+ + ● + + + (ド)
+ + ● + + + (ソ)
+ + + ● + + (ミ)
+ + + + ● + (ド)
3
このフォームでひいてみる。出てくる音は3つ、ドはコード名を決定する音で、ミはドから数えて3番目の音、ソは5番目
の音です。メジャーコードは全てこのパターンで構成されています。つぎに、マイナーコードをみてみましょう。マイナーコードはメジャーコードの3番目の音を半音下げた音を含むことで構成
されます。ド、ミ♭、ソがそれにあたります。コードフォームをみると・・
+ + ● + + + (ド)
+ + ● + + + (ソ)
+ + ● + + + (ミ♭)
+ + + + ● + (ド)
3
メージャーコードとマイナーコードの違いを頭に叩き込んでおけば、メジャーコードしかわからなくても、マイナーコードは自
然と出てくるわけです。
次に、7thコードです。これは、メジャーコードとマイナーコードが3和音であるのに対し、7thコードは4和音であるということ
です。ウクレレは4本の弦しかありませんので、各弦で別々の音を出さなければならないということになります。では、7thと
ってなんなんでしょう。ドから数えて7つ目の音を半音下げた音って言ってもわかりにくいでしょうね。では、ドから1全音下が
った音と言ったらわかりやすいでしょうか?C7では、ド、ミ、ソ、シ♭になります。コードフォームは
+ + ● + + + (ド)
+ + ● + + + (ソ)
+ + + ● + + (ミ)
+ + ● + + + (シ♭)
3
これも、メジャーコードとの違いを、しっかり頭に叩き込んでおきましょう。
CとCmとC7のコードのコードはばらばらにみてたものを、こうして関連付けていくと覚えやすいとは思いませんか?
リズム伴奏についてちょっと・・・ コードを押さえる指使いは比較的簡単です。下のとおりのコードをひくだけであれ
ば、集中してやれば10分程度でひけるでしょう(多分) ところで、ウクレレと言う楽器は、非常に良くチューニングが
狂います。たえずチューニングしましょう。ドライバーと音叉は持っていたほうがいいですね。
ちょっとここいらで一曲!「ハッピーバースディ」を紹介します。尚、コードは知り合いのウクレレテクニシャンから聞いた
ものですので他の本などとは違っているかと思いますが、気に入ったら弾いてみてください。また、色々なコードを試し
て貴方色の「ハッピーバースディ」にしてください。
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F ハッピーバースデイ トゥー C7 ユー C7 ハッピーバースデイ トゥー F ユー F ハッピー
F7 バースデイ ディア B♭ 〜ちゃん B♭ ハッピー F バースデイ C7 トゥー F ユー
この曲は3拍子です。
ローGと呼ばれるチューニングを用いている 主に親指によるピッキングを用いているコードを弾きながらメロディやアドリ
ブをたくみに絡ませて演奏するジャズやボサノバ系の音楽を演奏する方法も最近ではあるようです。
ここで、一休みしてウクレレの手入れの仕方について
大事なウクレレはちゃんと手入れしてあげて,永く使いたいですよね。まず,弾いた後ですが,手垢や汗などをまず拭き取らないといけません。
拭き取り用のクロスか,なければきれいな柔らかい布で拭けばよろしい。こだわる人は,楽器用のクロスはシリコン
がつくので使わない,という人もいるようです(そんなに気にすることはないと思いますが)。メガネ用のクロス(東レ
のトレシーなど)が最適だという人もいます。それから,ギターなどは弦を緩めないといかんという人もいますが,ウ
クレレの場合,緩めなくてもいいようです。また、レモンオイルなるものが楽器屋さんで売っています(1000円くら
いです)これをきれいなやわらかい布につけて,ボディ全体を拭いてやると,よごれなどがとれてきれいになります。
さらに,弦を緩めて指板やヘッドも拭いてあげましょう。これによって,汚れを取ると同時に指板に適度な油分を補う
ことができます。
ただし,テナーウクレレで異様にテンション(弦を張る力)が強い場合や,6弦や8弦や10弦の場合は緩めた方がいいと思います。ウクレレを弾いた後は(ちゃんと布で拭いたとしても)汗などによって(ほんの少しでしょうが)湿気
をおびているものです。それをそのままハードケースにいれちゃうと,湿気が木の奥まで染み込んで...なんかえ
らいことになっちまいそうな気がするので,とりあえず2,3時間は風通しのよいところに置いておくのがよいでしょう。
弦がびびる場合・・
ウクレレやギターなど,弦をはじいて音を出す楽器は,弦が振動してそれがボディを介して空気を振動させ,音となって耳に伝わるわけです。この弦が振動したときに,楽器のどこか一部(たいていは,フレットの針金,たまに,ナット
やブリッジや指板やその他ボディのどこか)に触れてしまうと,本来の楽器の音ではなくびりびりという不快な音が
出てしまいます(ときどき,弦をつまんでひっぱって,ばちんと離したりしてわざとそういう音を出す場合もあるけどね)。
これが「びびり」といわれる状態です。原因として一番多いのが,「弦高が低すぎる」ことです。ふつう,弦高が低い方
が弾きやすかったり,音程も良くなるので,自分で調子にノッてサドルやナットをけずりすぎるとこうなってしまいます。
また,それ以外の要因として,ネックがそったり,フレットの針金(フレットワイヤー)が浮いたり,ということもあります。
ナットやサドルにバリがあったり,割れてたりしてもびびる場合があります。
修理するためには,これらの原因を取り除けばよいわけで,弦高を高くしたり,ネックのそりをなおしたり(どうやって?),フレットワイヤーをしっかり打ち込んだり削ったりします。どうしても,自分で直らない場合は楽器やさんに相談してみ
ましょう。
音程が悪い・・・?
正確に言うと「音程」というのはふたつの音の差のことをいうので,「ピッチが悪い」というのが正しいようです。さて,弦楽器というのは弦をはじいたり,たたいたり,こすったりすることによって振動して音を出す楽器です。ただ単に張
った弦をはじいているだけではいろいろな高さの音を出して音楽をつくることができません。ピアノやハープなどはも
のすごくたくさんの弦を用意して,いろいろな音を出しますが,それではすごくでかくて重たい楽器になってしまいま
す。そこで,ギターやウクレレやバイオリンや三味線などでは,数本程度の弦をはって,その長さを変えることによっ
て,いろいろな高さの音を出そうとします。弦の長さが短くなれば振動数が高くなり,音の高さが高くなることを利用
するのです。三味線やバイオリンにはフレットがなく,まったいらな指盤があるだけです。そのため,微妙な音の高さ
が調節できますが,初心者には非常にむずかしいという難点があります。いっぽう,ギターやウクレレには指盤に弦
の方向とは直角にフレットワイヤーとよばれる針金を固定することによって,その針金と針金の間を指でおさえるだけ
で,だれがおさえても,同じ弦の長さで振動させることができるわけです。
さて,では,どうしてピッチが悪くなるか。本来,物理的な計算によって,正しいフレット(ワイヤー)の間隔を求めること
が可能で、第1の理由として、このフレットの間隔が不正確だったり,ブリッジ(ナット)の位置が不正確な場合はピッ
チが悪くなります。ところが,音の高さは弦の長さだけできまるものではありません。
第2の理由,弦の太さや材質,また張りの強さによっても音の高さは変わります。もし弦の品質が悪く太さや材質が
一定でないとピッチは不正確になります。
また,第3の理由でフレットと張られている弦の間には隙間(弦高といいます)が絶対にあるので(ないとびびっちゃう),
解放で弾いたときは関係ないのですが,フレットを押さえたときには弦と垂直方向に力が働きます。しかも,低いフレッ
トを押さえたときと,高いフレットを押さえたときでは弦の長さが違うために,結果的に押さえる場所によって張力に差
がでます。
さて,もうひとつ。話がちょっとむずかしくなりますが,物理的に,弦の長さと振動数の関係は太さが理想的にゼロとし
て計算されますが,実際に弦が太くなると誤差がでてくるようです。実際にはウクレレの4本の弦の太さは異なります。
このようないろいろな理由で,ピッチが悪くなります。とくにウクレレの場合は弦の長さが非常に短いので,わずかな
差で音の高さは大きな違いが出るために,どうしてもピッチが悪くなりがちです。もうひとつ,ギターなど大部分の弦
楽器では一番細い1弦から順番に太くなっているので,サドルを斜めにつけることによって弦の太さの違いによるピッ
チの狂いを調整することができます。3弦はいちばん太いためにこの小技が使えないのも弱点のようです。
では,ウクレレのピッチが悪い場合,どうすればよいか?ですが,上にずらずらと書いた問題点を解消してやればいいでしょう。まず,いちばん簡単で,効果がある場合はテキメンなのが,弦を高品質なものに交換することです。でも,そ
の前に,いっぺん,弦をはずして,ヘッド側とブリッジ側を入替えて張ってみてください。それだけでうそのようにピッチ
がよくなる場合があります。つぎに,簡単なのが,弦高が高い場合にサドルとナットをけずって低くすることです。サドル
が一直線でなく,段差がついているウクレレもあります。また,ものさしをもってきて,ナット−12フレット間距離と12フレ
ット−サドル間の距離しらべてください。何ミリもちがうようだとそのウクレレのつくりが悪いということになります。クレー
ムつけれるようだったら,つけてみてださい。
これ以上の調整は素人ではむずかしくなります。ブリッジをつけなおしたり,フレットをつけなおしたりする必要がありま
す。とうぜん,費用もばかになりませんから,それだけの価値がある楽器かどうかも含めて楽器屋さんやレッスンの先
生と相談してみてください。
というわけで,ウクレレは,その構造上,どうしてもピッチは悪くなっていまうという宿命があります。これを解決するには,必然的に高価な楽器を買うか,高い修理代を出す必要があります。しかし,ピッチメータでぴったりにあわせること
はなかなかできないようです。前に書いたように太い弦(スタンダードのウクレレなら3弦)はピッチが悪くなりがちです。
でも,3弦のハイポジションでの正確なピッチが要求されることって...実際にはあまりないように思います。ソロ弾くと
きは2弦のまん中あたりのポジション使う方が多いですから。あとは,妥協点を見い出すことですね。あと,足りない分
はビブラートなどのテクニックで補うことも(ある程度)可能です。
演奏にそこそこ自信も出て、周りから結婚式やパーティー等で「演奏をお願い」と言われて、何を弾こうかなーなんて贅
沢な悩みの方!参考にして下さい。