だって… Vol.115
(副部長“禅院” 作)


(2002年1月5日製作)
※アクエリ第3弾です。
※今回はこの2人がメインです。
※1人はレオの登場で廃れ…
※もう1人はヴァルゴの登場で消えていった人です。
※能力は悪くないと思うのですが…
※むしろ強いと思うのですが…
※幾分、癖が強いのがいけなかったんでしょうね…
※後は、(良くも悪くも)鹿島 栞のせいか…
※…
※副部長はこういった連中を非常に応援しています。








ずず〜






「なぁ、阿部…」






「なに? 瑛礼?」






ずず〜






「私達…出番無いな…」






「そうね…」






ずず〜






「まだ、阿部の方はいいな…私より式神使いの腕が上だから…」






「そんな事無いわよ、あなたの方がいざと言う時に頼りになるわ」






ずず〜






「…」






「…」






ずず〜






「そう言えばこんな話を聞いた事がある」






「なぁに? どんな話?」






「「だって…






























鹿島 栞の方が萌えるし」だそうだ…」






「…」






「どう思う?」






「私は「萌え」というのはよく分からないけど…とにかく腹がたつのは確かね」






「私もそう思う」






ずず〜






「美鈴…頑張っているかなぁ…」






「最近あんまり見ないわね…」






「まさか…美鈴も…?」






「あり得るわね…」






「…」






「…」






ずず〜






「美鈴…」






「負けちゃダメよ…」






ずず〜






その日のお茶は少し涙の味がしたらしい…






おわり


(電算部ラボ内)
副部長(面倒くさいから今後「副」で固定)「第3弾も完成…と」
偽部長(同理由で「偽」で固定)「だな」
副「なんかコメントある?」
偽「なんだそりゃ? そう言うのはお前がするものだろう」
副「まぁね、たまにはいいじゃん?」
偽「そうだな…これからもこいつをよろしく頼む」
副「お願いしま〜す」

副「それにしてもうまくまとめたな」
偽「なんだ? もっとボケてほしかったのか?」
副「ネタになるならね」
偽「じゃあ、ちゃん…ごほごほ」
副「それはマズイって…(汗」


追伸:阿部 薫と呉 瑛礼のデッキでも考えてみようっと…


〜補足説明〜
符術師“呉 瑛礼”(ふじゅつし“ご えいれい”)
阿頼耶識の1人。癖が強いが、かなり(相手にとって)いやらしい能力を持つ。

式神使い“阿部 薫”(しきがみつかい“あべ かおる”)
阿頼耶識の1人。瑛礼よりかはまだ柔軟性がありそうだが、やっぱり癖が強い。


(自分の部屋という名のスケート場にて)

そら:副部長頼み第三弾です

2号:たしかに、この頃は弐式だけで十分だもんね

そら:まぁね

2号:…………二人、可哀相だよな

そら:…………そうだね


追記・副部長が愛の手を差し伸べてくれるらしい

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