だって… Vol,166
(白夜さん 作)


そら「11作目〜♪」
2号「11回楽してると」
そら「何を言ってるん。白夜さん以外を数えたらもっといっぱいだぞ」
2号「偉そうに言うな」


「名雪、この学校に体育祭ってないのか?」







「ううん、秋にあるよ」







「秋か……まだ、結構あるな」







「でも、ケガ人が続出するんだよ」







「なんでだ?」







「だって…」







































「藤堂グループ主催の大運動会だから…」






「藤堂グループ? それが何で問題なんだ?」






「……去年のビデオがあるから家に帰ったら見てみる?」






「ああ、ぜひ見せてくれ」






………………






「……これが、体育祭か?」






「そうだよ」






「絶対違うだろっ!」






「だって…」







































「なんで体育祭で爆弾が飛んだり木刀で殴ったりしなきゃいけないんだ!」







「勝つためにはなんでもやる。それがこの学校の体育祭なんだよ。ちなみにこれが去年のプログラム…」







「……………げっ」







「それからケガ人の名簿がこれ…」







「……重軽傷者65人………」







「ちなみに去年は準優勝だったんだよ」







「ああ、最後の勝ち抜き格闘で舞が一人勝ちしていたからだろ」







「それから、この体育祭に参加できるのは男子だけなんだよ」







「……………じゃあ、なんで最後に舞が……。」







「男子がみんな最後前に倒れちゃったからだよ」







「マジか…?」







「ウチの学校は各校連合チームだから。今年はガンバってね、祐一」







fin


(自分の部屋という名の格闘場にて)

そら:あなたは、熱血高校くにお君というのをご存知だろうか?

2号:あれってめちゃくちゃだよね。ボールが火をまとったり、世界一周したり

そら:……ドッジボール部?

追記・白夜さん、ありがとうございました

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