だって… Vol,168
(Yoshikiさん 作)


そら「わ〜い、頂いちゃった〜♪」
2号「1、2、3……4つ!?」
そら「と、いうわけで(?)Yoshikiさんによる『だって…』4連発です。はりきってどうぞ」









「おい真琴 大丈夫か!?」







「・・・・・・・・・あう」







「・・・・・消えちゃ駄目だぞ もうすぐお前の好きな春が来るんだぞ!」







「・・・・・・・・・・・う」







「ふう 間に合ったようね 相沢君 その子を消しちゃ駄目よ!」







「香里? どうしてこんな所に?」







「細かいことは後よ」







「で 消しちゃ駄目って どういうことだ」







「・・・・言葉通りよ」







「だから 分からないから聞いてるんだろ!?」







「まったく仕方ないわね 教えてあげるわ」







「だって…」







































「地球が消滅してしまうんですもの」







「え?」







「ひとつ聞くけどその子の体重は?」







「確か・・・・・46kgだが・・・・・・」







「そう・・・それでね一般的に原子は質量を失うと膨大なエネルギーを出すのよ」







「それがどうかしたのか?」







「あのね 相沢君」







「広島の原子爆弾で1gの原子が質量を失っているのよ」







「?」







「つまりその子が消えるという事は計算上 広島の原爆×46000倍の破壊力を持つことになるわね」







「・・・・・・・・・・・・・・ほんとか?」







「10gって言う説もあるけどそれでも4600倍だしね」







「間違いなく この丘は吹っ飛ぶわね」







「・・・・・・・・・本当ですか?」







「この子はもはや生物兵器と化しているのよ・・・・・」







「・・・・・・・・・・・・・・・あう」







「奇跡ってなんなんだろうな・・・・・・」







fin


(自分の部屋という名の仮想現実にて)

そら:実際に物理学的に証明されていることらしいですよ

2号:ん? じゃあ、真琴がわいて出て来た時って逆の事が起こるのか?

そら:わいて出たって言うな……

追記・爆発の逆ってなに……<いま思った

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