だって… Vol,224
(白夜さん 作)
そら「白夜さん41作目です」
2号「今日の貴様のネタは?」
そら「………………(遠い目)」
「そういえば、昔こんなことがあった」
「舞が自分の昔の話をするなんてめずらしいね、なにがあったの?」
「昔…麦畑で遊んでいたころ、一人の男の子が来た」
「それで、その男の子がどうしたの?」
「よく、一緒に遊んだ。でも、突然その子は来なくなった…」
「どうして?」
「だって…」
「肥だめに落っこちたから…」
「そんなものがある場所で遊んじゃダメだよ」
「頭まで浸かってた、いっぱい笑った」
「あはは、それで? その男の子は誰なの?」
クイッ
「えっ! 祐一さん…?」
「あの情けなく、そして臭かった姿は絶対忘れない。戻ってきてくれた…私を笑わるために…」
(十年分の笑顔を取り戻すんだ)
(祐一がいれば…いつでも笑ってられる。でも近寄らないで…臭うから……)
fin
(自分の部屋という名の夢の後にて)
そら:祐一、可哀相……
2号:絶対、本気で思ってないだろ
そら:うん
追記・白夜さんありがとうございます〜