もう一度警告します
この作品は少々えちぃですので
18歳未満の方・そういうのが嫌いな方・私の素性を知ってる方は見るのを禁止します(笑)
美汐Days3
もうすぐバレンタインディですね。
チョコレート会社が高度経済成長の時に外国の文化とかこつけて嘘を教えた日とも言いますが。
……そういえば、この前祐一さんと海に行ったような記憶がありますが気のせいでしょうか?
その前にあったお遊戯会……普通、お遊戯会って秋に行われますよね。
作者の都合なんてどうでもいいです。それよりバレンタインディです。
やっぱり手作りの物を差し上げたいのですがチョコレートは作った事がありません。
なので料理の参考書を買いに本屋までやってきました。
お菓子の本はいっぱいあるのでどれにしようか迷ってしまいます。
でも、あまりここで時間を取りたくないんですよね。いえ、急いでるとかそういう訳ではないんですよ。
あの……ここの本屋はすこし狭くて……その……「趣味・料理」のコーナーと……少しエッチなコーナーが隣同士なんですよ……
だから少し目に毒です。
一冊の雑誌の表紙が目に入りました。
……あんなことされて気持ちがいい物なのでしょうか……
もしかして祐一さんにやられてみると案外いい物なのかも……
………………
………………
………………
「美〜汐っ!」
「はにゅわ!」
「どうしたの、美汐。変な声だして……」
真琴ですか、びっくりさせないで下さい。
「なに見てたの?」
真琴が私が見ていた棚を覗き込みます……ってそっちは
「あう……」
やばいです……もしかして、誤解されましたか?
「そういえばもうすぐバレンタインだったね。チョコの本でも探してるの?」
おや、どうやら大丈夫だった様です。
「ええ。そんなところです」
「ふーん。頑張ってねー」
真琴はそう言い残してマンガを抱えてレジへと走っていきました。
なんだったのでしょうか……
最終的に一冊の本に決めた後、レジに向かう途中で見かけた情報誌に、こぞってバレンタインディ特集と銘打ってチョコレートの作り方が載せているのを見つけた時は凹みました……
今日はバレンタインディ当日です。
ちょうど日曜日でしたので相沢さんのお宅まで来ています(設定は1999年のものを使用しています)
チョコレートを「渡しに」ではなく「作りに」ですが……
昨日、作ろうとした時に祐一さんから電話がありましてぜひ目の前で作ってくれとの事でしたので。
でも、祐一さんは準備があるとか言って2階に上がってしまったんですよね。
でもよかったです。ここには本格的なオーブンもある事ですし。
では、始める事にしましょう。
チョコレートとバターを電子レンジで溶かしてと……
卵と砂糖をまぜまぜ……
薄力粉とベーキングパウダーを一緒にした物を少し入れてまぜまぜ……
電子レンジで溶かした物を入れてまぜまぜ……
もう一回薄力粉とベーキングパウダーを混ぜた物を入れてまぜまぜ……
それから……
「美汐〜〜お菓子食べよ〜〜」
なんですか。いい所でしたのに。
でも、すこし疲れましたね。休憩するのもいいかもしれません。
「じゃあ、お茶を準備しますね」
「いいよ〜。真琴がやるから。美汐はお客様なんだから」
……真琴はいつからこんなに気のきく人になったのでしたっけ?
「美汐はこっち座ってまってて」
はぁ、いいですけどね。
お言葉に甘えて待って……
とす
「う、ううん……」
「あ、起きた起きた」
「よう、美汐。気分はどうだ?」
え……真琴と祐一さんの声がします。でも姿が見えないのはどうしてでしょうか。
姿どころか何も見えません。首筋がずきずきします。後ろに回っている両手が動かせません。さらに足も動きません。
くんくん……この匂い、この感触は祐一さんのベッドですか?
「おいおい、縛られてるのになにをにやけてるんだ?」
え? 私、縛られてるんですか?
「やっぱり目隠ししてるのがポイントよね」
目隠し……ですか。どおりで何も見えないはずです。
「なぜ私は、腕を後ろに縛られてなおかつ目隠しをされているのでしょうか」
「なんでって……なぁ」
「美汐、本屋で言ってたじゃない。『あんなことされて気持ちいいのか』って」
はて……何の事でしょう……本屋……はい。たしかに真琴と会いましたね。
でもそんな事、考えただけで言ってはいないはず……
もしかして祐一さんの癖が移ってしまっていたのですか!?
それはゆゆしき一大事です。
その件は今度考える事として……
「とりあえず、これをはずしてくれませんか?」
「はずしても美汐は逃げない?」
「即刻逃げます」
「じゃ駄目〜」
あう……
「騒がれるのもあれだから、さるぐつわでもしとこうか」
「ふがふが」
「でも、さすがは美汐だよね。こんな格好させられても落ち着いてるなんて」
そういえば、暖房を入れてる音が聞こえるとはいえ、妙に肌寒いですね
もしかして、私、何も着てないのですか!?
「あ、真っ赤になった」
当たり前です! それに、その……足も開かれた状態で縛られてますので……
「ふ〜ん。女の子のここってこんなになってるんだ」
「おいおい、真琴も女だろ」
「だって、自分のはこんなにまじまじとは見ないもん」
も、もしかして真琴に凝視されてるのですか?
うう……恥ずかしいです。
「祐一。ここってそんなに美味しいの?」
真琴、なんて事を言い出すのですか!?
「だって、祐一の持ってるマンガにはそう書いてあったし」
「見たのか……」
見えなくても、祐一さんが苦笑いしてるのが分かります。
「ひゃ!」
「うーん、よく分からない」
もしかして、真琴に舐められたんですか?
あ、そんな、いや……
「あ、なにか出てきた」
そんな事、わざわざ口に出して言わないで下さい……
ああ、しかもそれを舐めないで下さい!
「むごもが!」
「そっか、気持ちいいのか美汐」
うう……伝わりません。伝わっていたとしても無視するのでしょうけど。
「なんか、変な味」
真琴が率直な意見を言ってきます。
……少しショックです。
「そうだ。ちょっと待ってて」
ドアが開く音と共に足音が遠ざかって行きます。
中途半端で止められた為、足を動かしてどうにか快感を得ようとしてみますがどうにもなりません。
「あ〜あ。美汐もこんなにもらしちゃって。真琴のはそんなに気持ちよかったか?」
そういって祐一さんは猿ぐつわと目隠しを取って下さいました。
蛍光燈の光が目に眩みましたが、それどころではありません。
「祐一さん、その、私……」
「どうした?」
にやにやして私を見つめてます。恥ずかしい言葉を言わせたいのでしょう。
「あの……」
「お待たせー」
言いかけた所で真琴が帰ってきました。
手には私が作りかけてたチョコレートを持っています。
「それ、何に使うんだ?」
「へへ〜。見てて」
ひゃう!
真琴は私のあそこにチョコレートを塗り付けてきました。
まだ、あまり時間が経ってないのか生暖かいです。
「こうすれば美味しいでしょ?」
「いいな。俺もしようかな」
そういって、祐一さんは胸の方に塗ってきました。
ぴちゃぴちゃぴちゃ
わざと音を出して舐めているようにも聞こえます。ですが、手足を縛られている以上、私には何も出来ません。
私の荒い息と祐一さんと真琴が私を舐める音だけが聞こえてきます。
「美味しいぞ。美汐」
「そんなこと、うあ、言われても、はん……」
祐一さんは優しくキスをしてくれました。
やっぱりチョコの味しかしませんけど……
「なぁ、いれていいか?」
「あ、はい……」
「あうー。真琴は無視?」
「そうだな……美汐に舐めてもらっておけよ」
そう言われた真琴は可愛らしい狐柄のパンティーを脱いで、私の顔をまたがってきました。
真琴の秘所が目の前にきて、独特の匂いがします。
「いいか、美汐……いくぞ……」
「はう! あん……あ!」
「美汐、ちゃんと真琴のも舐めてよ」
「は、はい……」
三人のみだらな宴は何時間もつづきました。
それから……
「っていうのはどうかな?」
「どうかなって……自分達をモデルにするのはちょっと……」
真琴の部屋で今度書く同人本のミーティングをしてたのですが、真琴が急にエッチなのを書きたいっていう物ですから……
「いくらなんでも嫌です。しかも、なんで私が総受けなんですか?」
「いいかなって思ったのに……」
よくないです。
「第一、人間はそんなに簡単には気絶なんてしません。いいですか……」
とす
ばたん
「祐一、美汐は気絶した?」
「おう。ばっちしだぞ。首の弱い所を狙えば簡単だからな」
「ふふ〜。これで美汐をいろいろ出来るんだね」
「しかし、お前も悪どいなぁ」
「何言ってるのよ。この計画に乗ってきたのは祐一でしょ?」
「まぁな。じゃ、さっそく脱がすか」
「あ、真琴がやるー」
fin
あとがき
そら:もう書かない! 誰になんといわれようとも絶対書かないからなー!!
2号:荒れてるなー。
美汐:叫びたいのはこっちですよ……
2号:しかし、駄目駄目だな。最後は逃げちゃってるし。
美汐:全くです。
そら:だってよー……
2号:うわ、いきなり復活するな!
そら:なんかずるずると終りそうになかったんだもん……終わりが見えなくなってきたから切ったという訳。
美汐:…………
2号:根性なしが。
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