返信ページです♪ヒヨちゃん日記(^_^) 


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お名前: ノラ   
Part1「出会い」 2002年7月7日(日)

乗馬クラブからの帰り道、ヒヨドリ夫婦の悲鳴が聞こえました。
何事かと思って道ばたを見ると、ヒヨコが1羽ちょろちょろしています。
車の行き交いも多いし、まだ小さすぎて飛んで巣に帰る事もむずかしそうです。
車を止めてそばに行ってみると、黄色いくちばしをヘの字に曲げて、黒い大きな目で凝視してきます。
指先を近づけると大きく体を震わせてエサをねだるので、ヒヨドリ夫婦に大きくなったら戻す事を約束して、
ヒヨドリのヒヨコでヒヨちゃんと名付けたヒヨコ(何となく勘なのですが絶対雌です)は、
しばし我が家の住人となりました。
この日記のエンディングは、元気に親元に帰ったヒヨちゃんの姿で終わりにしたいです(^_^)
[2002/07/08 20:57:07]

お名前: ノラ   
Part2「はじめての晩」 2002年7月7日(日)

家に連れ帰ってしばらく落ち着いてから、小鳥屋さんに勧められた九官鳥のエサを水でふやかして与えてみました。
やっぱり口を開けないし、食べません。仕方がないので、柔らかいくちばしを指で開けてエサを詰め込みました。
自分でエサを食べられる様になるまでは、ヒヨちゃんには昼夜逆転の生活をしてもらわざるを得ないので、
人間が家にいる間は1時間おきにエサ、人間が寝てる時は2時間おきにエサ、人間が出かけている時は夜…という事にしました。
なので、夜は電気をつけっぱなし、昼はカーテンをしめっぱなしです。
夜中、まだ昼夜逆転生活に馴染んでいないヒヨちゃんは、夜中に起こされてエサだと言われても迷惑そうです。
それでも仕方がないので、無理矢理ヒヨちゃんを起こしてエサを口に詰め込みました。
ヒヨちゃんは普段以上に口をヘの字に曲げて、ガンつけて怒るのですが、それがまたかわいくて、
目覚まし→爆睡→目覚まし→爆睡…というはじめての晩は、アッという間に過ぎて行きました(^_^;)
[2002/07/08 21:37:47]

お名前: ノラ   
Part3「はじめてのお留守番」 2002年7月8日(月)

出勤直前に最後のエサを与えて、定時で慌てて帰ってきました。
ヒヨちゃんは、少し鳴いた様で声が多少ダミってましたが、一生懸命に私の姿を追います。
電気をつけて朝にし、早速エサを与えてみますが、やっぱり自分で口を開けません。何とか口を開けて欲しい。
悩んだ末、尊敬するコンラート・ローレンツ博士の行動を思い出しました。
鳥の親になろうとした博士は、鳥の親のマネをしてらしたじゃないか!
そこで、片手のひらを親が巣に戻ってきた姿に見立ててヒヨちゃんの頭上で急に影を作り、反対の手でエサを構えました。
成功!(^O^)v 体を震わせて、大きくかわいいお口を開けるじゃあ〜りませんか〜♪
調子に乗って2度、3度と繰り返しましたが、3度目は絶対に口を開けません…
野生のヒヨドリが巣に持ち帰るエサは少量なのでしょうか、親が一度にそんなに沢山エサをくれると思っていない様です。
1時間近くしてからヒヨちゃんの要求でエサを与えると、やっぱり2口でエサを食べなくなります。
ヒヨちゃんも2口でお腹いっぱいなのかも知れませんね(^_^)
[2002/07/08 21:56:46]

お名前: ノラ   
Part4「ヒヨちゃんが巣から落っこちた理由(ワケ)」 2002年7月8日(月)

エサを要求するだけではなく、私の側に寄ってこようとするヒヨちゃんは、小さな羽をパタパタさせて、鳥かごの出口で番を張ります。
お腹いっぱいになるとストレッチをして大きく羽ばたいたりします。まだくちばしの黄色いヒヨッコのくせに…
そんな理由で、ヒヨちゃんはお転婆だから巣から落っこちちゃったんじゃないかと想像しています。
賢くて、好奇心旺盛で、元気いっぱいの遺伝子を救えた事が、後のヒヨドリ達の進化に影響を与えちゃったりしたら
うれしいですね〜(^_^)
[2002/07/08 22:03:08]

お名前: ノラ   
Part5「不安」 2002年7月10日(水)

昨日も、今日も、帰宅するとヒヨちゃんはグッタリと死にかけていました。
無事にクリクリした目でお出迎えしてくれたのは、始めてお留守番をした日だけです。
昨日は窓を開けて換気扇を回して出かけただけだったので、熱中症になったのかと思いました。
なので、今日は台風が接近中でもあり、窓を閉めて換気扇を回してクーラーを弱にして出かけました。
でもヒヨちゃんは、昨日以上にグッタリして死にかけていました。
両日共に急いで水を与え、少し落ち着いた頃にエサを与えて、しばらくすると大きな声で鳴いて私を呼びました。
呼ばれてエサを与えるとヤケになった様に元気良く食らい付きます。
お留守番をしている間にエネルギーが完全に切れてしまっている様な感じです。
野生の状態でも夜間はエサは食べていないと思うので、留守の間ぐらいは大丈夫だと思っていましたし、
エサの栄養価が高いので大丈夫だと思っていました。留守中の水分欠乏を考えて、出かける前のエサの水分は多めにしているつもりなのですが…
気温が高いので寒い事はないと思っているのですが、ヒヨちゃんは寒けを感じているのでしょうか?エサの温度が低いのでしょうか?
今夜も明日も、とても心配です。何が原因なのでしょう(T_T)
[2002/07/10 20:37:04]

お名前: ノラ   
Part6「よくわからない…」 2002年7月12日(金)

昨日はリフレッシュ休暇だったので、1日中ヒヨちゃんと一緒にいました。
ヒヨちゃんは昼夜逆転の生活に慣れていて、日中は寝てばかりでした。
たま〜に起こして果物やエサを与えても、ご機嫌斜めで中途半端にしか食べません。
が、夕方になっても昨日の様に死にかけたりはしませんでした。
連続してお留守番させられた事を育児放棄されたと勘違いし、生きる力がなくなってグッタリしてしまったのか?
日中にほんの少し口にした果物やエサが、ヒヨちゃんをグッタリさせなかったのか?
よくわかりません…(-_-;)
心配だったので、今日は16時頃に帰ってきましたが、ヒヨちゃんは真っ黒なお目々をクリクリさせて待っていました。
3、4時間の時間差が、ヒヨちゃんをグッタリさせなかったのか?
ひょっとして何かの感染症で、その感染症から立ち直ったのか?
そういえば、ヒヨちゃんに使う水道水を、いつも私が飲んでいる南部鉄瓶で湧かした湯冷ましに変えたのです。
本当によくわかりません…(-_-;)あぁこんな時〜尊敬するジェーン・グドール博士に相談できたら〜
ヒヨちゃんは、今も元気にピーチクピーチク私を呼び、得意そうにストレッチして見せ、遊んでくれと扉の前で番を張っています(^_^;)
[2002/07/12 21:45:49]

お名前: A   
はじめまして。
ある方からヒヨドリ件について相談されたので書き込みにきました。
どれくらいの成長度なのかは解りませんので一般的な事だけ申しあげます。
もし知っている事ばかりでしたらお役に立てなくてすみません。

・ヒヨドリは草食性
 動物性の餌を与えていると栄養障害をおこしやすいので注意が必要です。
 (栄養障害:ひどい場合などは骨格などに異常がきたします)
 与えている練り餌に小松菜などの植物性のものを多くとり入れるなどする。
 果物などでのビタミンを多くとらせる。
 野生ではヒヨドリはご存知のとうり種子、果物を摂取しているので。
 (場合によっては虫なども)

・ヒヨドリの巣立ち
 ヒヨドリは自分から餌をとるようになるまでかなりの日数がかかります。
 この時期ですと葡萄、りんご、バナナなど比較的手に入りやすいとおもいますので
 それを置いて自分から食べる様になるまで巣立ちは難しいと思います。
 落ちていた場所から家につれ帰ったと書いてありましたが、
 本来は落ちていた場所が生息地域になるのでその場所での放鳥が適所です。
 部屋の中で物にぶつからず自由に飛ぶ事が出来るようになり、(高さや旋回など)
 自分で餌を食べれるようになったら放鳥時期です。

・鳥全般
 少し気になったので。
 今現在昼夜が逆転した生活をしているようですがこれはまずいかもしれません。
 擬似的に部屋を改造していても体の中のサイクルは変わらないらしいです。
 長くそれをしていると生殖機能障害や精神障害などさまざまな障害がおこるらしいです。
 出来る限り早めの改善をお勧めします。

では、力になれなかったかもしれませんが、頑張って下さい。
[2002/07/15 07:25:17]

お名前: ノラ   
Part7「自分で食べる」 2002年7月17日(水)

夜になると絶好調のヒヨちゃんは、モリモリ食べてますます元気です。
体が2周り以上大きくなり、貧相だった尻羽も少しずつ伸びてきました。
雀ぐらいのイメージしかなかったのですが、ヒヨドリは結構大きな野鳥です。
ヒヨちゃんは普通サイズの鳥カゴで暮らしているのですが、力強く羽ばたくと狭苦しく、
足も大きいので、普通サイズの止まり木では不安定そうです。
自分で食べる事を覚えれば、野生に帰る日は近いと判断したので、ヒヨちゃんが自分で食べる訓練を始めました。
注射器状の雛用スポイドでエサを与えるのをやめ、コーヒーショップのマドラーにエサをのせて与える様にしました。
この方法だと、マドラーに食い付いてエサをくわえ、自力で飲み込まないといけませんので、
食べると言う重大事への積極性が違うと思うのです。
ただ、少し気を使うのは、エサのサイズが少しでも大きいとヒヨちゃんが食べないんです。
口に入らないし、飲み込めないからでしょうね。
また、水を飲む事を教える為に、水の入ったお猪口も鳥カゴに設置しました(^_^)
[2002/07/17 21:14:29]

お名前: ノラ   
Aさん、ありがとうございました、とても参考になりましたm(_ _)m
ヒヨちゃんは、常食としている九官鳥のエサの他に、バナナ、さくらんぼ、メロンを食べています。
今はまだ自分で食べなくても、訓練の為に、鳥カゴの中にも置いてあげた方がいいですね。
野菜は思いつきませんでした〜(^^;)早速、小松菜とかも買ってこようと思います。
虫等による動物性タンパク質の摂取については、九官鳥のエサに鳥肉が入っていますので大丈夫なのではないでしょうか?
ヒヨちゃんの昼夜逆転生活については私も心配していましたが、日中に世話をできる人がいないものですから…(T_T)どうしましょう…(T_T)
とにかく早く自分でエサを食べられる様になってもらわなくてはいけません。そうなれば昼夜逆転生活も終わりです。
せめて出勤前の数時間でもと思い、お天気の良い早朝は日光浴をしています。
夜間は鳥の鳴き声のCDを2時間程聞いています。ヒヨドリが入っていなさそうなのが残念ですが…(^^;)
掲示板更新のタイミングでレスが一歩遅れて失礼しましたm(_ _)m
Aさんをご紹介くださったSさんも、ありがとうございましたm(_ _)m
ヒヨちゃんは五体満足なので、何としても野生の親元へ帰したいと考えており、がんばります(^_^)v
[2002/07/17 22:04:31]

お名前: ノラ   
Part8「親の知らぬ間に…」 2002年7月20日(土)

自分でエサを食べられない間は、自分で水も飲まないと、幼い頃からお世話になっている小鳥屋さんに言われていたのですが、
ヒヨちゃんが自分で水を飲んでいるのを目撃しました。親の知らぬ間に子は育つものなんですね〜
でも、留守の間に置いてあるエサを食べている様子はありません(^_^;)
エサを与える時に食器をよく見せ、エサを頭上からアプローチして与えるのではなく、
顎下から食器越しにアプローチして与える様にはしているのですが、
まだ自分でエサを食べるまでには成長していない様です。
飛ぶ練習の方も並行して自習しています。鳥カゴの天井にしがみついたまま困った顔をしているヒヨちゃんを何度か助けました(^O^)
[2002/07/20 22:24:39]

お名前: ノラ   
Part9「自分で食べた」 2002年7月23日(火)

もしかしたら今度こそは…と思ったので、昨日もエサを鳥カゴに設置して出かけました。
帰宅したら自分で食べてました〜(^o^)v今日もキレイサッパリ完食!(^_^)v
ご心配いただいていた昼夜逆転生活にも終止符を打つ事ができ、昨夜から私も寝不足生活から脱出です。
ヒヨちゃんも、ちゃんとした夜にグッスリ寝ている様ですが、いつ食べているのでしょうか?寝る前に残っていたエサが朝にはなくなっています…
鳥なのに夜目がきくのでしょうか?
後は飛行訓練だけですね、がんばれヒヨちゃん。
[2002/07/23 23:06:07]

お名前: ノラ   
Part10「飛行訓練」 2002年7月27日(土)

広い所で気兼ねなく自由に飛んでもらおう!と、ヒヨちゃんをフロアーに連れ出してみました。
でも、ヒヨちゃんは何をしたら良いのかわからなかった様です。
ちょっと飛んでみてもドキドキしているみたいで、ちっとも自由に飛べる事を楽しんでいる様子ではありませんでした。
大きく口を開けてジッとしている様子に、口から心臓が飛び出しそうだな〜(^_^;)って思ってしまいました。
仕方がないので、10分程してから室内に戻したところ、うれしげにハミングを始める始末です(-_-;)
まだまだまだ訓練が必要です。
[2002/07/27 11:50:12]

お名前: ノラ   
Part11「水浴び大好き」 2002年8月3日(土)

ヒヨちゃんは水浴びが大好きで、上手に「水浴びしようよ〜♪」とおねだりします。
最初は、蕎麦猪口ぐらいの大きさの水入れにくちばしと胸をつっこんでパタパタさせていたので、
水浴びをしたいのかな?と思って、水浴びと鳥カゴの掃除をかねてザバザバと水かけをしました。
それ以来、水浴びをしたい時ヒヨちゃんは、同じパタパタ行動をしながらジーッと私を見つめてクルクル鳴く様になりました。
それがヒヨちゃんの「水浴びしようよ〜♪」のおねだりです(^_^)
水浴び後、10分程日光浴をして室内に戻すと、大ご機嫌でハミングしながら毛繕いをはじめます。
野生に戻す為に、あまりコミュニケーションが密にならない様に気をつけているのですが、
お利口なヒヨちゃんは、自分から一生懸命話しかけてくるので、うれしいやら困ったやらです(^_^;)
[2002/08/03 10:40:29]

お名前: ノラ   
Part12「ベッカム!」 2002年8月3日(土)

水浴び後、ご機嫌のヒヨちゃんを観察していたら、部分的に羽が抜け換わりはじめていました。
絵本の「みにくいアヒルの子」みたいなダークグレーだったのに、胸や腹が大人のライトグレーに換わっていました。
他にはないかと良く見ると〜ありました〜♪頭蓋骨を前から後ろに一直線に横断するライトグレーの大人の毛〜♪
そんな訳で、ヒヨちゃんは今、ベッカムヘアーなんです(^O^)
[2002/08/03 23:32:42]

お名前: ノラ   
Part13「お引っ越し」 2002年8月6日(火)

ヒヨちゃんが今まで住んでいた鳥カゴが狭くなってきたので、本格的に大きな鳥カゴに引っ越しました。
本格的…と言うのは、今まで住んでいた鳥カゴは、母が何の必要もなくフリーマーケットで買ってしまった鳥カゴで、
こじんまりしたベルサイユ宮殿風の、真っ白でお上品な鳥カゴだったのです(^_^;)
黄色いカナリアが住むにはちょうど良さそうな鳥カゴで、止まり木までオシャレでした。
足の大きなヒヨちゃんには止まり木が細すぎたので、料理用のさえ箸を1対そろえて並べた止まり木で生活していました。
新居は、大きくて、掃除しやすくて、止まり木もしっかりしています。
でも、全てが新しくなってしまうと不安だろうと思ったので、愛用のさえ箸は捨てず新居に設置しました。
愛らしいヒヨちゃんは、夜寝る時は相変わらずさえ箸に止まって寝ています(^_^)
[2002/08/06 21:58:28]

お名前: ノラ   
Part14「ご対面」 2002年8月14日(水)

ヒヨちゃんは新しい物、始めての事をとても警戒して怖がります。仔馬の調教と同じだな〜と感じています。
「小鳥だって遊びが大好き♪」という文句につられて、小鳥用のブランコを買ってきた事があるのですが、
頭上で見知らぬ物がゆらゆら揺れるので、やっぱりヒヨちゃんは声も出せずに怖がって飛び回りましたし、
この時の恐がり方はいつも以上でした。野生の本能でしょうか、頭上で揺れ動く物への警戒心は相当強い様です。
生まれながらカラス等の捕食鳥の恐怖を知っているみたいです。
それでも、ヒヨちゃんを野生に戻した時、食べ物や飲み物を探せるだろうか?どこで寝るのだろうか?と
心配事は数限りないのですが、自分の仲間を捜せるだろうか?という事もその一つです。
そこで、小さな手鏡を設置してみました。やっぱり怖がるだろうかと思ったのですが、違っていました。
ヒヨちゃんは、ヒヨドリ独特の奇声を発しながら、近づいては離れ、離れては近づきを繰り返しています。
好奇心旺盛でいたずら好きのヒヨドリですから、成長するにつれ、敷物のペットシートをめくってみたり、
止まり木をとめてある輪ゴムをつついてみたり、と小さな遊びで時間をつぶしているのですが、
手鏡にうつった自分の姿とおしゃべりするといいな〜と思っています(^_^)
日々、大人の毛に変わっていく自分の姿をながめていれば、野生に戻った時に仲間を認識し易くなるのではないでしょうか?
[2002/08/14 21:33:38]

お名前: ノラ   
Part15「穴の魅力」 2002年8月22日(木)

ヒヨちゃんは、清潔が大好きです。敷物を交換すると大喜びで敷物の上を跳ねて遊びます。
ペットシートを切らしているので、最近は競馬雑誌Gallopを敷物にしていますが、
白黒印刷の活字がお気に入りです。
特に、穴が大好きな様で「O」の中心の穴を一生懸命つついて遊びます。
そんな様子を見ていると、ヒヨドリと言うよりはキツツキ!?って思ってしまいます(^^;)
[2002/08/22 21:33:17]

お名前: ノラ   
Part16「巣立ち失敗」 2002年8月31日(土)

ヒヨちゃんも成長し、飛行訓練でも飛び立ち、飛び降り、旋回し、が上手になってきたので、そろそろ巣立ちの時だと考えました。当分お天気もいい様です。
ただ心配なのは、巣立ってからしばらくは、飲み物や食べ物が見つからなくて困るのではないかという事です。
ヒヨドリには縄張りがなく、ヒヨドリの生息地なら放しても大丈夫…とのご意見もあり、ベランダで鳥カゴの入り口を開け、
そこからヒヨちゃんを巣立ちさせる事にしました。ベランダに帰ってくれば、鳥カゴの中で飲み物や食べ物が手に入る…という訳です。
さて、ベランダに入り口を開けた鳥カゴを置いてみました。しばらくたってもヒヨちゃんが飛び立つ気配がないので、私は室内に戻ってみました。
少ししてベランダをのぞくと、ヒヨちゃんがいません。別れの挨拶もせずに行ってしまった…とちょっと寂しく、しばらくベランダにたたずんでしまいました。
…ん!?お隣との塀の間で、地べたにうずくまっているのはヒヨちゃん!?塀を飛び越そうとしては失敗し、うずくまるの繰り返しです。
あのままでは夜間に猫に食べられてしまう危険性が高いので、今日の巣立ちは諦め、住居侵入でヒヨちゃんをレスキューしました(-_-;)
でも、飛行訓練を続けて、鳥達がご機嫌な早朝に再チャレンジです。
[2002/08/31 18:14:02]

お名前: ノラ   
Part17「番犬ならぬ番鳥!?」 2002年9月17日(火)

相変わらず飛行訓練の成果はあがりません。ちょっと訓練すると喘息みたいにヒューヒューゼーゼーしてしまうヒヨちゃんです(^_^;)
でも、ヒヨちゃんは番鳥です(^_^)何か不審な気配を察すると、ヒヨドリ独特の叫び声で知らせてくれます。
明け方3時頃、ヒヨちゃんの叫び声に起こされて玄関先をチェックしに行った時は、確かに扉の向こうに不審な気配が漂っており、ギョッとしました。
今日も、ヒヨちゃんが叫ぶのでチェックしたところ、玄関の鍵をかけ忘れていました。チェックが終わるとヒヨちゃんも鳴き止みます。
ありがとう、ヒヨちゃん(^_^)気長に飛行訓練しようね。
[2002/09/17 22:50:29]

お名前: ノラ   
Part18「ハゲちゃった…(T_T)」 2002年10月5日(土)

早いもので、ヒヨちゃんが我が家にきてから3ヶ月がたちました。
何とか野生にかえって欲しいと願い、必死の飛行訓練を続けてきましたが、それがヒヨちゃんにはストレスになっていた様です。
何と、頭部の毛が抜けて、ハゲてしまったのです…体にはふさふさとした毛が豊かにはえているので、まるでハゲタカの様です。
飛行訓練の度に迷惑そうにし、ちょっと飛んでは地面をペタペタと走りまわって逃げ、お母さん何でこんな事するのと哀れな顔をしました。
そこで、思い切って飛行訓練を中止してみました。そしたら、毛がはえてきたんです(*^_^*)
鳥の毛は、筒状のものに包まれてはえてきて、それがとれたら中から毛がふわふわと出てきます。
なので、今、ヒヨちゃんはハゲタカからハリネズミに変わりました。
[2002/10/05 16:09:43]

お名前: ノラ   
Part19「しゃべった!?」 2002年11月5日(火)

今日、ヒヨちゃんは2回目の引っ越しをしました。平面積は変わらないものの、高さが倍になりました。
新居が気に入ったのか、ヒヨちゃんは今までにないご機嫌な様子で、鳴き声にも食欲にも拍車がかかっています。
幼い頃から多くの小鳥を飼ってきました。十姉妹、文鳥、セキセイインコ、きんかちょう、ボタンインコ、九官鳥、etc…
思い返すと、鳥の笑顔をはっきりと認識したのは初めての様な気がします。
ヒヨちゃんの笑顔につられて、いつもの様に「ヒヨちゃん♪」と話しかけていたら(@_@)!返事をしました!「ヒヨちゃん♪」と!?
ヒヨドリは九官鳥の仲間だから九官鳥のエサを食べさせて、と古馴染みの小鳥屋さんに言われましたが、まさか九官鳥の様にしゃべるとは思いませんでした。
まだ発音が不明瞭ですし、これからもっと上手になるかどうかはわかりませんが、せめて自分の名前だけでもしゃべれたら素敵です。
飛行レッスンの次は日会話レッスンです。がんばろうね♪ヒヨちゃん(^_^)v
[2002/11/05 21:15:31]

お名前: ノラ   
Part20「いつでも帰ってきてよね、ヒヨちゃん」 2003年6月11日(水)

先日、人鳥共により快適な生活を求めて引っ越しをしました。
ヒヨちゃんが独占する広いベランダには、時折、外の鳥達も遊びにきました。
でも、彼らとお話しをして何か思う事があったのでしょうか、
ヒヨちゃんは、飛んで行きたいと強くアピールする様になったのです。
狭い鳥籠の中で大きな音で大きく羽ばたいて、鳥籠の四方をキックして回る。
心ここにあらずといった感じで、私がそばに寄っても避けるばかり…
それでも、毎朝日課の野鳥のCDを聞けば落ち着いていたのですが、
今朝は日が昇ってからず〜っと羽ばたき続けて、CDを聞こうともしません。
旅立ちの日を決めていた様子です。死ぬ確率が高い事はわかっていましたが、
もう私にはヒヨちゃんを止める事はできませんでした。
今朝5時前、ヒヨちゃんは飛び立って行きました。ごめんね、ありがとう、ヒヨちゃん。
[2003/06/12 00:46:10]

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