しばらくぶりに馬に乗りました。
初めて乗る馬でした。
(ふと、数えてみると、このクラブでまだ乗っていない馬は、あと1頭だけになりました)
こわくはなかったのですが、初めての馬なのでカンターに向けて練習しませんでした。
スピードはあるのですが、あまり言うことを聞かない馬だな、と感じたので、トロットをやめて、
指示通りに歩かせる練習をしてみました。とても反抗的です。また、きちんと静止ができません。
手綱を引きつづけないとだめ。「あ、その馬は止まらないんだ」とインストラクター。
この子も、もとインドの競走馬です。乗馬用として中途半端な調教しかできていないようです。
インストラクターたちは、今日は、疲れてやる気がなさそうだったので、私は、せめてこの馬がきちんと止まる練習に一人で専念することにしました。
止まれの指示を出して、止まったら、手綱をゆるめる。すると、すぐ動き出すので、手綱を締める。
それを繰り返しながら、出来たときにすかさずほめてあげる。すると、だんだん手綱をきつくすることが減りました。
それで、最後には、何とか手綱をゆるめた状態でもじっとしていられるようになりました。(こんなので、いいのでしょうか?)
この間、インストラクターたちは、馬場の横の芝生で車座になって会議中(?)
私は、お話に夢中のお母さんたちの横で一人遊びしている公園の子ども状態でありました。(時々、こういうときがあります)
この馬は、引き馬をするときも私より先に行こうとします。鞍を外すとき、足をトン、と抗議するように何度も踏み鳴らします。
インストラクターは、ハエを追っているのだろうと言いますが、私にはそうとは思えません。止まれの練習のときも何度もやりました。
気に入らないことがあると足を踏み鳴らすのがクセになっているのかもしれません。また、この馬はおととい子どもを二人振り落としたらしいです。
そんなに落馬があっては危険ではないでしょうか。
これは、私が訪れる限られた時間内での印象ですが、全体的に馬の運動が足りない。調教が足りない。
毎日鞍をつけて乗ってもらえる馬が数えるほどしかいません。平日の朝は私と夫(さっと乗ってすぐ会社に行く)ぐらい。
夕方来るのは数人でしょう。レーンジングもやっているのをあまり見てないし。
私が乗り終わる朝9時過ぎには、インストラクターたちはもう帰り支度をしています。午後は、3時半から5時すぎまで。
ああ、私がオーナーだったら細かく監督するのに。みんなやれば出来るんですよ。
でも、人間も疲れることはやりたくない。やっぱり、お給料がすくないのかなあ。
といいつつ、私も乗り終わったあと、みんなのおしゃべりに加わっている...。
乗馬再開、スロースタートのご報告です。
ご心配かけました。
よしこ
[2002/06/20 02:29:37]