バンベルグで、ようやく、馬に乗れました。
30分だけだけれど。
しぶるオーナーを説き伏せ、頼み込み、
周りを巻き込み、とうとうOK。
最初、電話帳で乗馬クラブ探して、ホテルの人に電話してもらったら、
会員しかダメ、不可能です、とつれない返事。
でも、そんなことであきらめるよしこさんではない。
あらためて、見学したい、と電話して、場所聞き出して、車飛ばして行った。
オーナーは、レッスン中。終わるの待って、話をした。
英語全然通じない。とにかくダメの一点張り。
生徒の中から英語の出来そうな人を探して通訳を頼む。
でも、みんなあまり英語できないので、話が行き違う。
レッスンは、予約ですべて埋まっているらしい。
郊外の森の中の乗馬クラブなのに、車がいっぱい止まっている。
平日の午後、乗馬人口があふれている。なぜだ?
オーナーは、ドイツ語かしゃべれないので、レッスン出来ないといっている。
60鞍程度の経験じゃ、だめ?
わざわざ、ネパールからきたのよ。
とにかく、粘り、むこうが根負けしたのか、じゃ来なさい、ということになった。
(やった!)
その代わり、お金かかりますよ。
(でも、提示された金額は、ネパール乗馬のビジター料金より安かった)
すでに7人が馬場にいる。
室内。(ああ、これがネパールであったら、雨季でも乗馬できるのに)
コーナーに大鏡。これで自分の姿をチェックするのね。
なんか、ダンス会場みたい。
地面は、砂と木の細かいチップが混ざってふかふか。
さすが、ドイツ式。
えらく姿勢にうるさい。
みんな、背筋ぴーんと伸ばして。
私、ブーツはないし、借りたヘルメットのサイズ小さいし、乗りにくかったけど、
馬はがっしりして、おとなしい。乗馬用の馬。
命令はちゃんと聞く。
駆歩の速度がうちのサラブレッドとは違ってゆっくり。
速歩とあまり変わらなくて、こわくない。
馬の種類を聞いたけれど、よく通じなくて。
私が乗った白いラヴェラという雄馬は、チェコスロバキア産だということが
かろうじてわかった。
無事終了。
明日は、また、一日列車。
疲れる旅です。
早くネパールへ帰りたいよう。
自分の馬に乗りたい。
よしこ
[2002/08/10 20:26:16]