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お名前: リプリー
「競走馬の文化史 優駿になれなかった馬たちへ」を読んで、
競馬や乗馬を含めて、馬を愛する人達でも見ないフリをしがちな現実…
競走馬になれなかった馬はどうなるか?
引退した競走馬や乗用馬はどうなるのか?
等について、馬を愛するが故に勇気を持って直視した本でした。
著者の青木さん、ありがとうございましたm(_ _)m
乗用馬は人とより深く関わり合いを持つ事によって、磨かなければ光らなかった能力を
引き出され、人の良きパートナーである事を求められて生きています。
彼らの最後で私達がしている事は、彼らに対する大きな大きな裏切り行為です。
磨かれなければ、愚鈍な家畜の様に何もわからずに済むだろうし、
パートナーにならなければ、急に冷たくなった人間達に愕然とする事はないだろうと思う
からです。
故障したと言って最後を看取る事なく手放し、
年老いたと言って手放し…
故障したら最後を看取って思いっきり泣きたい!
年老いたら余生をゆっくり過ごして欲しい!
私達に何かできる事はないでしょうか?ほんの少しずつでも基金を貯め続けていけば、
いつの日か、有効利用できる時が来るのではないでしょうか?
以前から漠然と考えている事を、何らかの形で、とにかく始めるべきなのだろうか…
このCafeに来てくださった皆さん、どう思いますか(?_?)
[2002/06/02 00:36:52]
お名前: リプリー
ある個人サイトの管理人の方から、こんな内容のメールを頂戴しました。
貴重なご意見をありがとうございましたm(_ _)m
>趣味としている方々が無責任な事を書いてしまうと大問題に繋がってしまうので、
>リプリーさんの「お願いm(_ _)m」の書き込みを削除した。
>リプリーさんの書き込み内容は、一会員の掲示板にとって非常に重い内容であり、
>それにより討論が始まると、荒らしがあったり収集がつかなくなる。
>馬について無責任な事は書けないし、無責任な事を書いてもらいたくない。
ご迷惑をおかけしてしまった様ですね。ごめんなさいm(_ _)m
でも、無責任かどうかは別として、馬に関わる皆さんが、普段口に出して言わなくても、
心の中でどうあって欲しいと願っているのかをお聞きしたいし、
一会員の個人サイトであるからこそできる事ではないかと思うのです。
PS.「お願いm(_ _)m」の書き込み内容は下記のとおりでした。
>こんにちわ。
>○○さんや、このサイトに来ていらっしゃる皆さんに
>お願いがあります。
>故障した乗用馬や、老齢馬の最後について、ご意見をお聞かせ
>願いませんでしょうか?
>ホムペのおしゃべりページの大部屋に、「…どう思いますか(?_?)」
>でカキコしてあります。
>大変ヘビーな話題なので、話しずらいし、話す機会も少ないですが、
>ぜひ、皆さんの貴重なご意見をお聞かせ願いたく思います。
>よろしくお願い致しますm(_ _)m
[2002/06/02 10:04:57]
お名前: ノラ
何をするにも資金が必要だなって思います。
私はク○インの会員なんですが、前にこんな事を考えました。
会員全員にレッスンプログラムを郵送する必要はないのではないか?
乗馬歴の長い会員は、定期的にクラブに通っているので、
クラブに顔を出した時に自己入手できます。
郵便料金は、確か、料金別納で100通以上が65円/1通ですから、
自己入手を希望する会員が100名/1事業所いたとして、
7万8千円/1年になります。
全事業所で実施したとすると、1年でいくらになるのでしょうか?
また、コピー代、コピー用紙代、封筒代、宛名ラベル代もかかりません。
実施するには、ク○インの協力が必要です。パソコン管理プログラムの
修正が必要になるかも知れませんね。
でも、日本を代表する最大手の乗馬クラブなんですから…
私達が応援しているクラブ所属の日本選手が国外に行った時、
こういうディープな問題について何らかの努力実績を積み重ねていないと、
あまりいい印象を持たれないのではないか?と心配しちゃったりもします。
既に何か行動を起こされているのかも知れませんが、私は知りません。
日本の乗馬ファンも成熟を続けていますし、ク○インも、ク○イン会員も、
始めの一歩を踏み出す時がきたのかも知れません。
[2002/06/02 23:34:35]
お名前: ういすけ
リプリーさんの書き込みを削除された方のご意見は、この問題のまさに本質をついていると思います。
>趣味としている方々が無責任な事を書いてしまうと大問題に繋がってしまう
大問題に繋がってしまうというのは、そこに問題があることが周知の事実だからですよね。
分っていても、解決策が見いだせなくて、だから蓋をしているんだと。
それを、部外者にとやかく言われたくないという事情は理解できます。
でもそれなら、私たち趣味の人間も巻き込んでください。
世の中を動かすのは人の力です。一人の人間に出来ない事も、
多くの人が集まれば道が開けることもあります。そのためにも、まずは、
現状を正しく知る必要があるのです。全てはそこからだと思います。
この話題に蓋をしないで下さい。私たちは知りたいんです。
>馬について無責任な事は書けないし、無責任な事を書いてもらいたくない。
全くその通りだと思います。でも、その無責任な発言を抑える為にも、
現状を明らかにしませんか。他ならぬ馬たちの為に・・。
[2002/06/03 13:29:35]
お名前: リプリー
こんな内容のメールを頂戴しました。貴重なご意見をありがとうございましたm(_ _)m
>世話になった廃馬処分寸前の老齢馬を、皆んなで協力しあって持っている。
>経済的に馬を1頭買う事はかなり大変な事だ。
>どの馬にもいい人生だったと思って欲しいが、個人の力では無理。
>でも、自己満足かも知れないが、せめて自分の近くにいた馬だけでも幸せでいて欲しい。
>1頭だけを救ったからと言って、だからなんだと言われるかもしれないし、
>馬自身が幸せだと思っているかもわからない。
>でも、こんな理由で馬を持つ人間もいるし、こんな馬もいる。
>莫大な資金がなくてもできる事はあるかも知れない。
>私のしている事は、全ての馬に対しては無責任かも知れないが、
>今持っている馬に対してだけは、間違いなく責任をとって、私の元で死なせる。
[2002/06/04 23:06:19]
お名前: ノラ
こんな内容の海外レポートをいただきました(^_^)
先日、日本で公開された映画の「ロードオブザリング」も同地で撮影されたそうですね。
あの映画の人馬達の良さに感動し、他の人達が泣いていないシーンで1人(T_T)(T_T)(T_T)
あの映画は、乗馬王国ニュージーランドが名ばかりではない大証明です。
誰が調教して、誰が乗って、何て名前の馬達なんだろうか…?
次の海外旅行は絶対長期でニュージーランドと決めました(^_^)v
>ニュージーランドでは、個人の家の庭で馬を飼っている所がほとんどなので、
>特別なお金はほとんどかからない。
>餌は庭に生えている草を食べていれば良いし、もちろん自分の庭なので預託料もかからない。
>かかると言えば装丁代くらい。だから、特別年老いた馬のための施設と言うのは聞いた事がない。
>歳をとっても、普通に今まで通り庭で楽しく暮らしている(庭と言っても、とても広い草原)。
>故障馬に関しては、完治するのがとても難しい馬は、やはり日本と同じように安楽死だと思う。
>生きている方が痛く苦しい思いをさせる為。
>ニュージーランドでの馬にかかる治療費は分からないが、決して安くはない。
>が、日本のように高すぎることもないと思う。
>ニュージーランドで思ったことは、馬の寿命がもの凄く長いという事。
>日本では、17.8歳、また20歳を越えていたら凄く長生きという状況だが、
>ニュージーランドでは30歳を越えている馬もたくさんいる。
>もちろん、現役と言うわけではないが、時々人間を乗せてのんびり外乗に行ったり、
>後は他の馬たちと楽しく草を食べて、寝て遊んだりしている。
>本当にニュージーランドの馬達は幸せだと感じている。
>日本とニュージーランドでは、馬にかかる値段が全然違う。
>日本では、馬を乗っていれば「お金持ち」と言うイメージだが、ニュージーランドでは、
>子供達が普通に乗馬を習っており、生まれたときから庭には馬がいて、
>馬に乗る事が当たり前のように育っている家庭が多い。
>もちろん全部の家庭が馬を飼っているわけではないが、少し郊外に行けば、
>庭で飼われている馬をたくさん目にする。
>庭で馬を飼っていて、自分で調教をして試合などに自分の家の馬運車で連れて行く人もいる。
>こんな環境が、本当にごく自然に見られるため、乗馬天国ニュージーランドと言われている
>のではないか。馬がとても身近な存在なんだと思う。
>日本では、土地の問題もあるためニュージーランドのようには行かないが、
>少しでも近づけたらいいなと思う。
[2002/06/27 00:28:40]
お名前: ほたか
こんにちは。
この話題のときはいつも同じことを言うのですが
今、自分が当然、やれることをやることが一番じゃないかと思います。
たとえば、僕は厩務員で、馬の持主は馬主さんです。
馬をどうするのかを決めるのは馬主さんの自由なわけでして
僕が出来るのは、担当馬を出来るだけ長く活躍させることのみ。
冷たく言ってしまえば、後のことは馬主さんの考えしだいということです。
馬は、少なくとも日本では、ペットというよりは経済動物なわけですから
寿命を全うすることが出来ない馬が多いという現実はまあ、当然かと。
そりゃあ、すべての馬に安楽な余生を送ってもらいたいとは思う気持ちは分かるのですけど。
ということで、僕としては、今、担当馬に何が出来るかを考える方が先かなあと思うのです。
[2002/06/30 16:22:44]
お名前: リプリー
ほたかさん、貴重なご意見をありがとうございましたm(_ _)m
確かに全ての馬に安楽な余生を送ってもらいたいと思いますが、それはあまりに非現実的だと考えています。
せめて、競馬で生き残り、幸いにも乗馬に転向できた馬達の中で、人の良きパートナーとして快く尽くしてくれた馬達にだけでも
何かをしてあげる準備ができたらと考えています。
大変極端な話しですが、競馬は経済動物、乗馬はペットというのが単純でわかりやすい分類ではないでしょうか?
[2002/07/02 23:09:56]
お名前: Mahochi
URL
乗れなくなった馬を何故処分するのか、というと経費の問題だけでなく、養っておく場所
が無いというハード面の問題があると思います。普段は昼夜放牧で、悪天候のときはしの
げる場所がある、というのが理想的ですが、ぎりぎりの敷地であれば難しいでしょう。ま
た、馬房にいれば乗れない馬でも手入れをして、運動させ、馬房掃除をしなければなりま
せん。しかも、クラブは新しい馬を入れるために馬房を空けたい、となると処分するほうに考えが行ってしまうのだと思います。
アメリカでは、ドッグレースに使われるグレーハウンドが毎年大量に処分されています。
ボランティア団体が、レース後の余生を暮らせる家庭を募っていますが、ぜんぜん追いつ
かない状態で、シェルター(保護施設)もつねに満員状態です。そこで、ボランティア団
体は、ドッグレースそのものの廃止を訴え、事実廃止された州もあるようです。
競馬も、赤字の地方競馬は廃止して、税金の無駄、余剰な馬の生産を抑えていくことが、
根本的な解決になるのではないかと考えています。日本で乗馬といえば、大多数は競馬上
がりのサラブレットですから、効果は期待できると思います。競馬場跡地は乗馬施設に
し、障害者乗馬の実施や、安価な乗馬の提供、乗馬の競技会場などにして、地域振興に役
立てて欲しいと思います。
[2002/07/03 09:40:07]
お名前: リプリー
こんな内容のメールを頂戴しました。貴重なご意見をありがとうございましたm(_ _)m
>馬に幸せな老後を過ごして欲しいという思いを持っている人は増えている。
>養老院牧場もある。
>自分が通うクラブは競走馬として見切りをつけられた馬が多い。
>出来る限り一頭でも多くの馬を生かしてあげたいと、
>スタッフの皆さんはがんばっている。
>自分にできる事は、もっと時間を作ってクラブに行って馬達に乗る事だ。
[2002/07/06 14:09:44]
お名前: ノラ
ク○イン恵那の公式サイトを発見し、こんなページを見つけました(^_^)
『わたくしたちにとって馬は仕事のパートナー。
長年人々を楽しませてくれ感動を与えてくれたパートナーとして仕事を終えた馬たちが
のんびりと余生を送っています。
ク○イン恵那ではそんな活動にも取り組んでいます。』
こんな活動をしてたんですね。申し訳ありませんm(_ _)m、知りませんでした。
さて、ク○イン恵那で余生を楽しむ馬達の日常生活をご存知の方がいらっしゃいましたら、レス願えませんでしょうか?
この話題は、真剣なだけに何かと暗くていけません。ほのぼの♪と、の〜んびり♪とした報告をお待ちしております(^_^)
[2002/09/03 22:21:54]
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