コロコロコミック87年春休み増刊号 |
お墓のそばの家に引っ越してきたヤスオくんの家には幽霊が・・・・・。でも
怖がるどころか、そんな幽霊の「お六つさん」にヤスオくんは興味津々。
読みきり作品の中でも、かなり大好きな作品で、全力プロダクションさんから
発刊された「短編集 1」に収録されました。お六つさんの時代と、ヤスオくん
との時代のギャップも、お六つさんをよりキュートに魅せている気がします。
(02/10/01)
ヤスオ君の引越し先の家の裏は墓地、そしてその家には幽霊が。
全然怖がってもらえない幽霊「お六つさん」。そして最後には・・・・。
ホントにオーソドックスなストーリーなんですけどホッとする作品です。
コロコロコミック85年夏休み増刊号
コロコロコミック86年新年増刊号 |
ある山奥の小学校にあたらしく小川先生が赴任されました。でも、先生は知り
ませんでした。そこがかわいい妖怪の小学校だということを・・・。
この作品が掲載された85年ころはファミコンの全盛期、実際コロコロ増刊号
も巻頭の「ファミコンロッキー」をはじめ200ページ以上はファミコンゲームの
まんが作品でした。でも今になっても、色褪せず、マンガの輝きを放ち続けて
いるのがこの「山奥妖怪小学校」です。
小川先生以外はみんな妖怪(の血を引いている)なのですが、水木ワールド
とも藤子ワールドとも違った、Mooワールドのかわいい妖怪たち。
3話以降の構想もあったようです。(短編集 1 参照) やっぱり、読んで
みたいなぁ〜。 (02/10/01)
新任の小川先生が見たものは・・・・!?
小川先生が赴任した学校というかその村の住人はすべて妖怪です。
第二話では、小川先生の妹も登場します。
人気が高く、連載もと思われていたのですが、諸事情でこの二回のみ
となっています。続きが読みたい!!
赤旗日曜版 99年4月〜01年5月
’00年新春号より |
物語はリストラで職を失ってしまったビンちゃん、廃車スクラップ直前だった車
のタックが宅配便の仕事をはじめます。もちろん、預かった荷物を届けることが
ふたりのお仕事なのですが、贈られるその荷物には贈る人のこころ、想いが込
られているのです。そのこころ、想いもビンちゃん、タックのふたりは届けてくれる
のです。
男吾以降、学年誌や読みきり作品を中心に作品創りをされていたMoo先生で
したが、もちろん児童マンガ家としての力を生かしつつ、より多くの、しかも幅広い
読者に向けて「宅配ビンちゃん」が発表されました。大人も子供も楽しめるハート
フルな、そんな作品です。
一話が6ページという非常に限られた中で、その一コマ一コマを大切に、丁寧に
創り上げられた「宅配ビンちゃん」。読者への贈り物です。 (02/10/01)
ビンちゃんとタックくん。届けるものは荷物だけではないのですよ。
男吾終盤以降作品は掲載誌や変わっていたような気がしていたのですが、
なんとなく85、6年頃の読みきり作品に感じる、読み終わった後に「いい話だった」
って優しい気持ちになれる作品なんです。毎週6ページなのですが、とても6ページ
とは思えません。私は、Moo.作品の中でも名作のひとつであると思っています!
がぁ〜〜〜っ、単行本化してほしぃぃぃぃ!!
宅配ビンちゃん ついに単行本化決定!! (02/10/01)
リイド社さんから10月23日ころにMoo.念平先生の大傑作「宅配ビンちゃん」が
1冊の本となって発売されることになりました。これは一生モノだよ!