一寸昔にUコンスピードをやっていました。
これらはその当時に作成した機体とデバイスです。
ここでは機体とエンジンそしてフューエルフィードデバイス他を紹介します。
機体正面 プロペラはまだコンベンショナルタイプです、この後からシングルが主流となる。
エアダクトはインテーク用とクーリング用とセパレータで分けて供給していた。
リアスタビライザーはランディング時に設置による破損を避けるように上半角
を付けて取り付けています。
機体側面 スピードパン側面にはCFSのアジャストスクリューが取り付けられている。
機体平面 片翼機の主翼と水平尾翼及び胴体のレイアウト関係がわかります。 機体裏面 機体本体裏側にはベル・クランクがあり、ワイヤは簡単に接続されます。
胴体内部には燃料や潤滑油が浸透しないようにエポキシ塗装しています。
Engine パワー・ユニットとしては当時主流のRossi R15 水戸銀翼会仕様を搭載
吸気系並びに排気系のタイミングをやや高回転域側にセッティングしてある。
吸気系はクランク・ケース・プレッシャで加圧した燃料と飛行中機体に掛かる
遠心力(CentrifugalForse)を利用して飛行中の燃料を増量する。
カウリング上部の穴はニードルバルブセッティング用サービスホールです。
FuelTank クランク・ケース・プレッシャが適切に掛かるよう加圧パイプを配置した。
燃料タンク本体後部にはセミ・チキンホッパー・タンクを設け供給安定を図った。
CFS 飛行速度とかかる遠心力に応じた適切な燃料供給(増量)をする装置です。
Power
&
Fuel
Unitエンジン一次圧(クランクケース圧)をフィッティングからタンクへ加圧する。
この圧力を利用して燃料を加圧して燃料を強制的にエンジンへ供給する。
飛行を始めると遠心力によって燃料加給装置が作用し更に燃料を増量し
飛行速度が高くなるに従い遠心力も高くなりそれに応じた燃料供給をする。
燃料供給調整はニードルバルブとCFSと2系統の調整が必要となる。
Dolly 離陸時に機体を支える役目と、離陸までの車輪として働く装置です。
離陸後は機体から分離して地上に残り、機体だけで飛行を続ける。
1.5〜3.5mmのピアノ線(鋼線)を工に組み合わせて作ります。
Handle 飛行中ウィップが出来ないようハンドルをパイロン(ハンドル固定装置)に
固定する装置が付いている。また、適度の蛇角が得られるようピッチが小さい。