タイトル: 大台ヶ原に登りました
投稿者 : 前川整洋<mae_sei@mwb.biglobe.ne.jp>Locked!
URL : 未登録
登録時間:2004年5月8日14時22分
本文:
平成16年 4月28日〜4月30日
大台ヶ原 三重県、奈良県
大台ヶ原は三重県と奈良県の県境を走る台高山脈の南端に位置しています。
大峰山とともに関西の屋根とも称されています。大杉谷を遡行し、大台ヶ原
の最高峰・日出ヶ岳(1695m)に登りました。その谷のスケールに、
次々に現れる滝のスケールの大きさに驚きました。。
日出ヶ岳はハイカーでかなり賑わっていました。その山頂からは大峰山
系、熊野灘の海などが一望できました。
コース:
大杉 〜 宮川発電所 〜 桃ノ木小屋(泊) 〜 堂倉避難小屋 〜 シ
ャクナゲ平 〜 日出ヶ岳 〜 正木ヶ原〜 大台荘
松阪から大杉への直通バスは5月からであったので、三瀬谷で村営バスに乗
り換え大杉に入る。宮川貯水池は船で縦断する予定でいたが、水量不足で半
分までしか行かないとことで、2時間を歩くことにした。
1時間ほど歩いたところで、渓流釣りの人が車に乗せてくれた。林道終点か
ら桃ノ木小屋までは5時間の行程なので、ほっとした。沢を見下ろしながら、
ときおり岸壁のトラバースをしながら進む。巨大な千尋滝は空から水が降り
注いでくるようであった。夕方、桃ノ木小屋に着いた。登りのパーティは私
を含めて4パーティのようであったが、小屋は満員だった。この谷は下る登
山者がほとんどのようだ。
翌日も沢を見下ろしながら、ときおり岸壁のトラバースをしながら進む。
七ツ釜滝、光滝、堂倉滝と通りすぎる。どれもスケールの大きな滝だ。
堂倉滝から日出ヶ岳までは登り一方のきつい行程であった。日出ヶ岳から
は360度のパノラマを楽しみむことができた。
山頂付近の笹原には、立枯れのトウヒが点々としていた。鹿により全滅し
た、と説明書きがあった。自然環境保護の難しさをひしひしと感じさせられ
た。
千尋滝にて
頂きから天からとも滝の水
大杉谷登路
紛れなく春の水澄む大杉谷
日出ヶ岳山頂にて
霞みつつ大峰の山凸凹と
春の海大台ヶ原から一望
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