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◇-飯豊山に登りました-前川整洋(8/30-19:58)No.147


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147飯豊山に登りました前川整洋 8/30-19:58

いろいろ忙しくて報告が遅れてしまいましたが。
平成16年 7月25日〜7月28日
飯豊山  福島県、山形県
飯豊山は東北のアルプスともいわれています。スケールの大きさとともに、
高山植物や雪渓の豊富さからも言葉通りの山、と言うことができました。そ
れから、山小屋はどこも素泊まりですが、切合小屋は米3合を持参すれば、
カレーライス程度の食事をだしてもらえる、とのことです。米3合持つなら
と自炊することにしました。
コース:
山都 = 飯豊鉱泉(泊) 〜 剣ヶ峰〜  切合小屋(泊) 〜 飯豊山
 〜  大日岳 〜  飯豊山 〜  切合小屋(泊) 〜 剣ヶ峰〜 飯
豊鉱泉 = 山都
午前5時少し過ぎ、飯豊鉱泉の軽トラックで登山口のキャンプ場まで送って
もらう。10分ほど林道を歩いてから、樹林帯の急登にかかる。自炊道具と
シラフの入った大型ザックは約18キロあり、急勾配の上に段差の多い苦しい
登りが続く。長坂尾根という名の通り長い登りである。とりわけ登りはじめ
傾斜がきつい。ほぼ登りきってからゆるく登り、水場に着く。ひとの登りで
稜線に出て、剣ヶ峰の岩場に差しかかる。ザックが重いだけにふらついた。
ここを過ぎまもなくで、三国岳に着く。稜線伝いのアップダウンをくり返
し、松虫草の群生地から午後1時5分に切合小屋に着いた。
 翌朝は快晴のもと5時に出発する。松虫草の群落の中を通る。草履塚まで
登ってから一気の下りである。登り返しといると、鎖場があった。谷を隔て
て大日岳の稜線が近くに連なっている。神々しいほど端正でピラミダルな山
容である。7時18分、急な登りが続き、本山小屋に着く。すぐ近くに飯豊
神社があったので、参拝した。
 平坦な所を歩き、飯豊山に着く。飯豊連峰を見渡すことができた。淡い緑
色の尖りかげんの北股岳の山容が印象的である
 高山植物の乱れ咲くプロムナード的な所を歩き御西小屋に着く。アップダ
ウンをくり返してから、一気の登りにかかり、10時21分、大日岳に着い
た。ガスで展望はなかった。

切合小屋付近にて
   稜線に眠気を誘う松虫草

切合小屋からの飯豊山の登路にて
   稜線の先炎天の飯豊山
   夏空に浄土を描く大日岳


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