◇-ゴッホ展に行ってきました-前川整洋(4/9-17:30)No.183
183 | ゴッホ展に行ってきました | 前川整洋 E-mail | 4/9-17:30 |
4月8日、休暇をとって、国立近代美術館で開催されているゴッホ展に行っ てきました。平日にもかかわらず、凄い人でしたが、それでも20分くらい 並んだだけで入場でき、ほっとしました。 近代絵画の最高峰はゴッホだと思っている人が、最も多いと思われます。 よく知られていることですが、天才・ゴッホは、最後には精神が破綻して、 自殺してしまいます。しかし、精神が狂った晩年の作品には、狂気の様相は なく、明るいタッチで力強く描かれている、とされています。むしろ、フラ ンスに移り住む前のオランダ時代の絵は、薄暗い調子で、狂気の気配が感じ られるようです。 ゴッホの代表作が、これだけ一挙に見れる、とは驚きました。あの流れの あるタッチから、自然と人との一体感や、生命の躍動が伝わってきました。 人それぞれに、いろいろな感想があるわけですが、一般に言われる芸術美と いう言葉では表現できない深遠なものがありました。 |