タイトル: 南木曽の恵那山
投稿者 : 前川整洋Locked!
URL : 未登録
登録時間:2007年5月19日20時03分
本文:
平成19年 5月2日〜4日
恵那山(2191m)は中央アルプス、すなわち木曽山脈最南端にある山
で、観光地として有名な馬籠からひときわ大きく見える山です。
予想外に雪が多く、多少よれよれの登山でした。昨年は雪が多く5月連休
に遭難騒動がありましたが、今回以上多いとなると、遭難はあってもおかし
くないような山です。北、中央、南の日本アルプスが見渡せました。北アル
プスは霞んでいてはっきりしませんでしたが、中央、南アルプスはほぼ全山
が見えました。アップダウンも多めで少々きつめの山であったようです。
コース:
中津川駅 = 神坂峠 〜 萬岳荘(泊) 〜 神坂峠 〜 鳥越峠 〜
大判山 〜 分岐 〜 山頂小屋 〜 恵那山 〜 山頂小屋 〜
分岐 〜 大判山 〜 鳥越峠 〜 萬岳荘(泊) 〜 富士見台ロープウ
ェイ = 園原 = 昼神温泉 = 八王子中央道
JR中央本線・中津川駅でタクシーに乗り、神坂(みさか)峠まで乗る。霧
雨のなか林道を約8分歩き萬岳荘に着く。石油ストーブの炊かれた管理人室
で談話してから、足慣らしに富士見台のピークに登る。丘陵のような広々と
している所ではあったが、風が強いだけで展望はなかった。
翌朝は山荘を5時に出だす。神坂峠から山道を登る。緩やか登り小ピーク
に着く。御岳山、中央、南アルプスが見渡せた。下りとなり鳥越峠に着く。
水平な道が続き、猩々袴が咲いている。
ここからはまた登りだす猩々袴
登りとなり、登りが長く続き大判山の着く。比較的近くには御岳山。北、
中央、南の日本アルプスが見渡せる。沼津から車で来たという青年が登って
きて、先に行った。下ってから登り返し、天狗ナギのピークを越える。崖沿
いの稜線伝いを下る。中津川市外が見下ろせる。登りだし、雪が現われる。
ここで軽アイゼンを付ける。
雪に埋もれた山腹斜面を登る。登りはじめた緩斜面の所で、雪がこ凍って
いる所では踏跡がなく、再三コースから逸れるが、枝に赤いリボンがついて
いて何とか進める。急斜面から稜線上の分岐に出る。ここからはほとんど登
らずに進み、少し下ったところに山頂小屋があった。小屋周辺には登山者が
多くいる。最短コースの広河原登山口から登ってきたようだ。
残雪に道を求めて恵那山かな
緩く登って、10時50分、恵那山山頂に着く。木造りの櫓の展望台があ
った。展望台からの眺めは、いくらか木々がかっかていた。
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