タイトル: 東北の八甲田山
投稿者 : 前川整洋Locked!
URL : 未登録
登録時間:2007年8月25日20時51分
本文:
平成19年 7月18日〜19日
八甲田山は本州の最も北に位置する山群で、八つの峰と多くの湿原にこの
山名は由来している、といわれています。山の数は実際には16座ありま
す。最高峰は大岳で1584mです。午前中に岩木山に登り、その日のうち
に麓の酸ヶ湯温泉に入りました。酸ヶ湯温泉は昭和29年に国民保養温泉の
第一号に指定された有名な温泉です。千人風呂と名づけられた大浴場は、混
浴としても知られています。
八甲田山の最高峰・大岳山頂からは青森湾が一望でき、岩木山は比較的近
くに見えていて、彼方には岩手山まで見渡せました。海を見下ろす解放感も
なんともいえませんでした。
夏草の稜線越しに青森湾
コース:
青森駅 = 酸ヶ湯温泉(泊) 〜 仙人岱 〜大岳 〜 大岳避難小
屋 〜 上毛無岱 〜 下毛無岱 〜 酸ヶ湯温泉 = 青森駅
夜明け前の寝静まった酸ヶ湯温泉旅館を出だし、温泉の裏手から登山道に
入る。高木の岳樺とブナの森を登る。地獄湯ノ谷の登りからは、岩木山が見
えていた。仙人岱の湿原に登りつめる。金黄花などが咲いている。ここから
大岳へは一気の登りで、草原を登り大岳山頂に着く。青森湾が一望にでき、
岩手山まで見渡せる。
上毛無岱 、下毛無岱の湿原を見下ろしながら大岳避難小屋の鞍部に下
り、さらにお花畑を下って上毛無岱(かみけなしたい)の湿原に着く。四葉
塩竈や金黄花が咲いていたが、湿原というより草原である。長い木製階段を
下って下毛無岱の湿原に出る。見渡す限りといえるような金黄花の群落であ
る。山々に囲まれたメルヘンティックのなかを歩いてから下りとなる。ブナ
と大白檜曽の森を下り、酸ヶ湯温泉旅館の横に出た。次の登山の月山に向か
う。
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