◇-木曽御岳-前川整洋(11/6-21:38)No.294
294 | 木曽御岳 | 前川整洋 | 11/6-21:38 |
平成19年 8月12日〜13日 「木曽のナー 中乗りサン木曽の御岳さんはナンヂャラホーイ」の木曽節で も有名な御岳は、木曽谷を隔てて木曽山脈すなわち中央アルプスと対峙した 位置に座す独立峰です。山頂は幾つはのピークから形づくられていて、最高 峰は剣ヶ峰3067mです。 剣ヶ峰ではガスで展望はなかったものの、王滝頂上小屋の広場からは重畳 する中央アルプスと南アルプスを見ることができました。夕映えに屹立した 連峰が荘厳に一語に尽きました。塩見岳の後ろには、富士山もちょこんと見 えていました。 翌日に登った剣ヶ峰では、山頂小屋からコンクリート階段で、御岳神社奥 社の登るようになっていて、そこで拝礼して外輪壁へと進みました。後日調 べてみると、三角点はこの上にあったようです。王滝役場に電話したとこ ろ、奥社が山頂じゃないんですか、と言われてしまいました。貴重な300 0メートル峰の山頂をコンクリートの屋上のようにしてしまっているとは、 淋しいかぎりです。 雲海に並び聳つ山夕焼ける コース: 木曽福島 = 田の原 〜 王滝頂上小屋(泊) 〜剣ヶ峰 〜 二ノ 池新館 〜 二ノ池本館 〜 飯森高原駅 = 鹿ノ瀬駅 = 木曽福 島 五合目の田の原は、大きな駐車場があり観光客で賑わっていた。鳥居をく ぐり登山道でもある遊歩道を歩く。反対方向から観光客や登山者がどんどん やって来る。遥拝所への横道を過ぎてから、山道の登りとなる。潅木帯を抜 け、砂礫の斜面の登る。田の原が見下ろせ、中央アルプスもうっすらと見え ている。午後2:56、王滝頂上小屋に着く。隣接するように王滝頂上神社 があった。夕食後は小屋裏手の広場から夕焼けの中央アルプスと南アルプ ス、それに富士山とを見ることができた。 翌朝は4時45分に出だす。ガスがかかっている。八丁ダルミの斜面を登 っていると、白装束の行者が岩から岩の飛び移りながら下ってきた。裸足で あった。 朝霧の行者素足で峰下る 頂上山荘前のコンクリート広場の登りつめ、ここからコンクリート階段を 登って御岳神社奥社に着く。ガスがかかっていて分からなかったが、剣ヶ峰 山頂の標柱は別な所にあることが、後から知った。拝礼してから頂上山荘に 戻り、外輪壁に向かおうとしたが道が分からない。また階段を登って社務所 の横を抜けて行くということであった。そこを通り、外輪壁を行く縦走路に 出ることができた。岩礫の稜線を二ノ池へと向かった。 |