◇-「遊歩俳句大会」作品その1-前川整洋(9/23-19:00)No.86
86 | 「遊歩俳句大会」作品その1 | 前川整洋 E-mail | 9/23-19:00 |
俳誌「俳句界9月増刊号・遊歩俳句大会作品集」から各県ごとの掲載句で、 目に付い数句をシリーズで紹介していきます。その中の2、3句については 一言の句評も書き加えるようにします。途中でギブアップかもしれません が、北海道からはじめて、神奈川県くらいまでは続ける予定です。 それか読売新聞賞社の句の作者名を書き忘れていたので、再度ここに載せま した。失礼いたしました。 夏帽子風と歩いて風になる……..門脇かずお 作者名と引用文献を書いておかないと、著作権侵害になるおそれがありま す。 北海道 先見ゆるごとひたすらに蝸牛……..石坂寿凰 ゆっくとまっすぐ進んでいる。悟りを拓いている雰囲気である。 雪道に人それぞれの過去があり……..鹿又勉 人けはなく、一面真っ白。辛かった道に希望も点滅している。 羊蹄山を誇りに歩み卒業す……..湊元子 羊蹄山を仰ぎながら登校した日々。卒業後も何かにつけて、この山の姿が心 の中に浮かぶことであろう。 散歩道見上げた空に風光る……..吉岡みゆき |