◇-歩くテーマの俳句について-前川整洋(10/12-19:13)No.91
91 | 歩くテーマの俳句について | 前川整洋 E-mail | 10/12-19:13 |
YAHOO掲示板・ウォーキング、トレッキング「山好きのための喫茶室の」の beechlofさんから、「遊歩俳句大会」の俳句に次のコメントをいただきまし た。 >夕凪や昭和の匂ふ路地歩く この句好きですね。 三丁目の夕日みたいで(ビックコミックオリジナル参照) 夕凪やでにおいもとどまっているし、時代もとどまったままという感じで、 いいですね。素人ですけどそう感じました 「遊歩俳句大会」作品は、YAHOO掲示板・ウォーキング、トレッキング「山ハ イ」「山好きのための喫茶室の」などにも掲載させて頂います。私の場合 は、俳句入の山の本を書いていることから、俳句とは疎遠の方々の反響に注 目しています。ある山の掲示板では、次のように言われました。 >「俳句」に重きが置かれているように思われます。今後は、ご自身の掲示 板で展開されるようにお願いいたします。 そこで次の回答をしました。 「歩く」ことについて 「遊歩俳句大会」の俳句は、山と登山の俳句が少なすぎたようです。また、 俳句とか詩は苦手という人も多いかもしれません。「歩く」といっても、山 を歩く、野を歩く、街を歩くでは、いろいろ違いがあるといます。先ずは運 動量が違います。それに自然が違う、目的地がはっきりしている、といった 違いがあります。次回は山の、登山の俳句を紹介します。 誰もが普段は散文で会話しているのであって、詩の文型である韻文には慣れ ていないわけです。韻文で「山登り」と離れた内容を展開されたのでは、煩 わしいくなるといえます。「歩くテーマの俳句」なら山の掲示板で関心をも たれるということではなく、少し山登りから視点をずらした、または視点を 広げた掲示板でないと、俳句の押し付けになってしまうようです。私の方と しては、山登りと離れた内容であっても、山登り結びついたコメントが求め られているといえます。 |