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タイトル: 歩くテーマの俳句について
投稿者 : 前川整洋<maekawa.seiyo@ebara.com>Locked!

URL   : 未登録
登録時間:2003年10月12日19時13分
本文:
YAHOO掲示板・ウォーキング、トレッキング「山好きのための喫茶室の」の
beechlofさんから、「遊歩俳句大会」の俳句に次のコメントをいただきまし
た。
>夕凪や昭和の匂ふ路地歩く
この句好きですね。
三丁目の夕日みたいで(ビックコミックオリジナル参照)
夕凪やでにおいもとどまっているし、時代もとどまったままという感じで、
いいですね。素人ですけどそう感じました

「遊歩俳句大会」作品は、YAHOO掲示板・ウォーキング、トレッキング「山ハ
イ」「山好きのための喫茶室の」などにも掲載させて頂います。私の場合
は、俳句入の山の本を書いていることから、俳句とは疎遠の方々の反響に注
目しています。ある山の掲示板では、次のように言われました。

>「俳句」に重きが置かれているように思われます。今後は、ご自身の掲示
板で展開されるようにお願いいたします。

そこで次の回答をしました。

「歩く」ことについて
「遊歩俳句大会」の俳句は、山と登山の俳句が少なすぎたようです。また、
俳句とか詩は苦手という人も多いかもしれません。「歩く」といっても、山
を歩く、野を歩く、街を歩くでは、いろいろ違いがあるといます。先ずは運
動量が違います。それに自然が違う、目的地がはっきりしている、といった
違いがあります。次回は山の、登山の俳句を紹介します。

誰もが普段は散文で会話しているのであって、詩の文型である韻文には慣れ
ていないわけです。韻文で「山登り」と離れた内容を展開されたのでは、煩
わしいくなるといえます。「歩くテーマの俳句」なら山の掲示板で関心をも
たれるということではなく、少し山登りから視点をずらした、または視点を
広げた掲示板でないと、俳句の押し付けになってしまうようです。私の方と
しては、山登りと離れた内容であっても、山登り結びついたコメントが求め
られているといえます。


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